セルのとりつけ

 

私だから必要な特殊装備です。
何がって疲れてくるとエンジンがかけられないので。
基本的にXR400のエンジンに変更が必要な部品を
つけます。

XR400のセル化に必要なものリスト
注)たまに番号を間違えて注文時に訂正されたものがあります。ひょっとしたら番号が違っているかも。
部品番号 部品名 単価 個数 備考
13000-MBV-730 クランクシャフトCOMP 38,600 1  
91001-KF0-018 ベアリングラジアルボール 2,210 1 XR400用
31200-MBV-731 モーターAssyスターティング 24,700 1  
95801-06025-00 ボルトフランジ6X25 40 2 セル取り付け
11340-MBV-730 カバーCOMP Lクランクケース 8,000 1  
11370-MBV-730 カバーCOMP スターター 2,000 1  
11395-KCY-671 ガスケット Lカバー 600 1  
11377-HN1-000 ガスケット スターターカバー 115 1  
90006-GHB-680 ボルトフランジ6X28 95 1 Lカバー
90006-GHB-700 ボルトフランジ6X35 95 1 Lカバー
90006-GHB-710 ボルトフランジ6X40 95 3 Lカバー
90006-GHB-730 ボルトフランジ6X50 95 2 Lカバー
90006-GHB-740 ボルトフランジ6X55 95 1 Lカバー
90006-GHB-750 ボルトフランジ6X60 105 4 Lカバー
90006-GHB-760 ボルトフランジ6X65 105 2 Lカバー
90463-ML7-000 ワッシャーシーリング6.5mm 95 1  
94301-10200 ノックピン10X20 70 2 Lカバー
94301-08140 ノックピン8X14 70 2 スターターカバー
31220-MBV-731 ステーターCOMP 19,900 1 3相の発電機(注1)
31110-MBV-731 フライホイールCOMP 23,700 1 追加工必要(注2)
13111-KN6-930 ピンピストン 630 1  
13111-ZE0-000 ピンピストン 340 1  
28110-HN1-000 ギヤーCOMP スタータードリブン(72t) 7,450 1  
28125-HN1-003 アウターCOMPスターティングクラッチ 8,100 1  
28131-HN1-000 ギヤースターターリダクション(16t/47t) 2,260 1  
28141-HN1-000 ギヤースターターアイドル(45t) 1,530 1  
28143-HN1-000 カラースターターアイドルカラー 180 1  
90421-KAS-900 カラー30mm 370 1  
90422-HN1-000 カラー29mm 190 1  
91061-KL8-711 ベアリングニードル30X35X26zw 680 1  
96700-08016-10 ボルトソケット8X16 50 6 フライホイール
   バッテリー    1 SuperXRと同じサイズ
60MBV00 CB400SSサービスマニュアル 2,700 1  

基本的にセル化に必要な部品のみです。クランクケースまで完全にバラバラにしないとセルはつきませんので
ガスケット類は注文が必要です。
このほかSuperXRのバッテリーBOX、バッテリー、セルモーターのスイッチ、リレーはヤフオクで落札しました。
バッテリーはSuperXRのやつは4Ahだそうですが時代は進んだようで同じ大きさで6Ahの物があります。
無駄な買い物としてはSuperXRのサブフレームを注文しました。が、微妙に大きさが違いまして付かないことは
無いのですが、がんばんないとダメなのでXR400のフレームを加工しました。

(注1)電装をXRのジェネレーターを使ってする方は必要ありません。でもセルを回す分の電力まで発電している
   のかは知りません。各自でお試しあれ。   
(注2)追加工の必要/不必要は電装の作り方によります。CB400SSとかXR400モタードのCDIを使えば追加工の
   必要はありません。(たぶん)

 

必要な作業

@分解
  いわずと知れたエンジンの分解です。分解する前に降ろす必要がありますが…
  ためらわずに全部バラバラにしました。ただし、ミッションの部分はバラバラにすると後が
  大変なのでそのままキープで保管。OHの場合はここも分解してみたほうがいいんでしょう
  けど今回は新車なのでそのままです。とここまではフツーの分解ですが、さらに分解が必要です。
  それはクランクの引き抜き。これは、プレスを持っていないのでバイク屋さんにお願いしました。

A加工
  1.セルを取り付けるネジを加工
   ホームセンターでM6のタップを買ってきます。
   穴を開ける場所ですが、セルモーターを止める穴のうち片方は最初からあいています。
   左カバーを仮止めしてセルモーターを片側の穴だけで止めます。
   そのままケガキ線を入れてその場所にした穴(φ5)を開けます。そこにタップを切って
   出来上がりです。くれぐれもケースの中まで貫通させませんよう(^_^;)

  2.フライホイール
   XR400とCB400SSのフライホイールとではピックアップするところの形状が違います。
   多分、CB400SSでは難しいことをやっているんでしょうね。電装を単純にするために
   XR400と同じような制御方法で点火しているCDIを使いました。でフライホイールの
   センサで感知する部分の形状をそろえてやる必要があります。最初はハンドグラインダーで
   加工しようと思いましたがそれはあんまりなんでちゃんとした加工業者にお願いしました。.
   ちなみにCB400SSのフライホイールよりもXR400モタードのフライホイールのほうが軽いそうです。
   誰か試してみませんか?

  3.チェンジペダル
   カバーが横に張り出す分チェンジペダルが干渉します。400モタードのでもいいと思いますが
   可倒式では無いのでいまいちかなと。どうしたかといいますと、もともとのチェンジペダルを万力に
   はさんで思いっきり叩きました。以上です。
   欠点としては二度と同じものを作れない…

B組み立て
  クランクまで引き抜いたって事は今度は圧入が必要なわけです。
  特殊工具も発売されているようですが、注文するとバックオーダー。入荷は2ヶ月待ちなどと
  言われてしまいました。そんなに待てないので作りました。1000円ほどあれば出来るのでは。
  必要な材料は太いパイプ、クランクのネジに合うボルト、ワッシャーなどです。
  このレベルの冶具では2人で作業する必要がありました。ちなみにクランクはCB400SSのを使いますが
  クランクベアリングはXR400のやつです。CB400は市販化に伴いベアリングが大きくなっていますが
  ケース自体はXR400なのでCB400SSのベアリングでは大きすぎました。
  組み立て自体は特殊なことはありません。フツーに組めばOKです。セルの部分もほぼボルトオンで
  つきますので材料さえそろっていれば1日あれば組めそうです。

Cバイクのほうの改造はというと
  大きな変更はバッテリーの取り付けです。
  ある程度の大きさのものが乗れば良いのですが、1番スマートに収まりそうなSuperXRの
  バッテリーケースを取り付けました。タイヤもあたらなそうだし、取り付け箇所を4箇所ほど
  溶接すればOKだしセルのリレーとヒューズBOXも付くので一番楽チンかなと。
  といっても今回、溶接はすべて友人にやってもらいました。私では大穴を開けそうです。

D電装のこと
  正直言って私にゃよく分かりません。自分でするつもりでしたが大改造が必要になったと分かった時点で
  バイク屋さんにお願いしましたので。
  ハッキリいえることはXR400のCDIでは動きません。XR400のCDIはケッチン防止のためある程度まで
  回転数が上がらないと火が飛ばない仕組みになっているようです。セルが元気に回っていても火はとんで
  いませんでした。ちなみにSuperXRのCDIも火が飛びませんでした。私のバイクのはDCのCDIを使いまし

  た。
  よって配線はすべてDC化。3相で発電してSuperXRのレギュレートレクチファイアでDCを作ってそこから

  バッテリーへ持っていっています。電装系はすべてバッテリーから引いているはずです。
  で、ここから先がよく分からんとこですが。私がやったことといえば、XRの配線をすべてバラバラにしたこと

  くらいです。多分ハーネスの8割は作り変えられているのではないでしょうか?
  CB400SSのハーネスを移植してもOKだと思いますし(その場合フライホイールの加工はいりません)

  XR400モタードの配線も使えると思います。ただしカギつき、イモビライザー付きになっちゃいますが。
  ちなみにアメリカ?のバギーのCDIって使えないのかな?と思う今日この頃です。誰か試してくださいよ。
  (機種の記号がHN1というやつです。ちなみにXR400はKCY、パーツ番号の真ん中の桁です)

E各部の干渉について
  基本的に干渉で悩んだところはありません。XR250みたいにキャブとセルモーターが干渉するということも
  ありませんでした。ポン付けでいけます。ただし左側のカバーが張り出してきます。今回は大きな

  アンダーガードをつけるのでカバーされていますが、ノーマルのアンダーガードだったら運が悪ければ

  カチ割ってしまうかもしれません。

F見たほうが良いところ
  XR400系のエンジンのCDIを使った場合は何の問題も無いと思われますが、違うバイクのCDIを使った場合
  進角を見たほうが良いそうです。エンジンの回転数が上がってくると点火タイミングが早くなるアレです。
  懐中電灯みたいなチカチカするやつ(タイミングライトと言うそうです)でアイドリングと回転をあげたときの
  点火タイミングは変わらないかを確認したほうが良いとの事。
  (特にモンゴルに持っていくバイクは燃料のオクタン価が日本とはちょっと違います。ガス欠でもして

  オクタン価が低いやつを入れないといけなくなったばあいノッキングの可能性もあるかも)
  で、点火タイミングが遅い分にはパワーダウンするだけで大きな害は無いと思います。
  逆に早くなるとオクタン価が低すぎるものを入れるとノッキングを起こすかも知れません。
  ちなみに私のやつはアイドリング時と高回転時の点火タイミングは同じですが、進角するタイミングが

  違うそうです。(自分で計ったわけではないです)
  このくらいなら問題ないだろうということでOKということにしました。

と長々と書きましたが多分私以外にする人はいないですよね。
私もセルをつける!という方がいましたら直接聞いてください。
分かる範囲でお答えします。
ただし電装系の質問はご勘弁を。苦手というより拒否反応を起こすかも。

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