牧師 朝岡 勝

朝岡 勝(あさおかまさる)
1968年、茨城県土浦市に牧師家庭の次男として生まれる。
東京基督教短期大学、神戸改革派神学校卒業。
岡山、神戸をへて、2000年秋に当教会牧師に就任。
今日に至る。
家族は妻と二男 一女。

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8月2日 牧師室だより1034 『西川重則さんを偲んで』

  去る7月23日、戦後のキリスト者平和運動の牽引役のお一人であった西川重則さん(改革派東京教会長老)が92歳で主の許に召されました。その知らせに戦後75年の夏に大切な器を主はお取りになったと思わされたことです。国会傍聴に何度かご一緒しましたが、傍聴席から鋭い眼差しを向けて審議をノートする姿は圧巻でした。また同盟教団の8.15集会にお迎えした際、会場前に右翼街宣車がやって来て大音量で集会を妨害され、応対に出て何とかお引き取り願い、集会後にお詫びすると「そういえば何やら騒々しいと思いました」と笑顔で応じてくださったのも忘れ難い思い出です。「自分のあらゆる活動の源は主日礼拝と祈祷会出席」といつも公言され、膨大な資料の入った鞄を肩に歩かれる後ろ姿を思い起こし、大事なバトンを受け取らなければと思い至っています。

7月26日 牧師室だより1033 『絶望から希望へ』

  国家安全法の制定により民主主義的価値観が脅かされている香港で、「香港牧師・神学教師ネットワーク」が「深淵から呼び求める七日間の祈り」という祈りを公開しており、深く心に響く祈りがささげられ続けています。信仰の自由を求めて祈り、発言している彼の地のキリスト者たちに連帯し心合わせて祈りたいと思い、第五日目の「絶望から希望へ」という祈りの一節をご紹介します。
 「主イエスよ、私たちはあなたの十字架と復活の出来事を忘れることはありません。たとえ暗闇が依然として支配しており、私たちが将来を悲観したり絶望したりしたとしても、十字架と復活は、苦しみを担われた主であるあなたが、復活の命によって私たちを絶望させることはないことを思い起こさせます。・・・主よ、私たちの霊性を鍛えて忍耐強くし、目に見えないものを待ち望めるようにしてください。それこそが、目の前の悲観的な現実に左右されることのない真の希望であり、また個人的な願望の成就ではなく、主であるあなたのあらゆる可能性に対して開かれている希望です・・・」。この、特殊な状況のための祈りにとどまらない普遍的な祈りをともに祈りましょう。

7月19日 牧師室だより1032 『教えと実践』

  5月から、お茶の水聖書学院で『神学する喜び 教会のための神学入門』という講義を担当しています。新型コロナの影響でオンライン講義になったため、毎週木曜日の夜6時半から8時まで牧師室からネットで授業を行い、10数名の方々が北海道や大阪からも参加して学びを続けておられます。「そもそも神学とは何か」を学ぼうということで、この数回は「神学諸科解題」ということで、いわゆる「神学」という学問を形づくっている主な四つの部門、「聖書学部門」、「組織神学部門」、「歴史神学部門」、「実践神学部門」について考え、さらに最近は「教えと実践」を巡っての事柄を考えました。ちょうどローマ書12章に入ったことも意識してのことです。世間でも実学優先、大学でも人文系の学問領域が狭められていく傾向の中で、神学の領域でも「聖書学」や「組織神学」と「実践神学」とが「理論」と「実践」として分離し、そればかりか両者が優劣関係に置かれて対立的になる傾向がります。しかし教えと実践は密接不可分なものです。理論なき実践は無節操に陥りやすく実践なき理論は抽象化しやすい。健全な理論と実践の統合の必要を考えさせられています。

7月12日 牧師室だより1031 『この岩の上に』

  6月28日の起工式をもって新会堂建築工事が始まり、三週目に入ります。現在は基礎工事、外構工事が進んでいますが、建物が完成した後では見ることのできない土台作り、基礎作りの様子をよく見ておきたいと思い、毎日工事現場に行っては写真と記録を取り続けています。
 聖書には「建物」を比喩にした大切な教えが幾つも出てきます。主イエスは山上の説教で「岩の上に土台を据えた賢い建築家」のたとえを語られました。私の祖父はこの御言葉で救われて、以来「磐上建家」を号としていました。また主イエスは「あなたはキリスト」と信仰を告白したペテロに「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」と言われ、パウロは一コリント書3章で「土台はイエス・キリスト」と記します。しっかりした土台は、上に建つ建物を強固にし、安定させ、大いに生かすものです。私たちも主イエスを基礎、土台として固い岩の上に建て上げられましょう。

7月5日 牧師室だより1030 『すみやかに、かつ心を込めて』

  先週の朝拝説教で、宗教改革者カルヴァンのモットーの言葉をご紹介しました。「私の心をあなたにお献げします。主よ。すみやかに、かつ、心をこめて」(Cor meum tibi offero domine, prompte et syncere )という言葉です。「心」を意味するラテン語「Cor」は「自分のすべて」という意味を含みます。「すみやかに」の「prompte」は「迅速な、機敏な」という意味があり、「syncere」は「誠実に、心から」という相手への敬意を踏まえた表現です。「心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くしてあなたの神、主を愛しなさい」(申命記6章5節)を思い起こさせる言葉です。
 「すみやかに」と言う言葉が心に留まります。やるべきことが目の前にあるとついつい主の御声を聞くのを後回しにしがちです。「急がず慌てず、落ち着いて」という姿勢も大切ですが、しかし神さまのことを後回しにしない。いたずらに躊躇しない。主の呼ぶ声が聞こえたなら、「はい、ここにおります」とお答えする姿勢を大事にしたいと願うのです。





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