過去の鳩の足跡 2003/01〜03

最新の鳩の足跡

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2003/03/19 メール

先日、このサイトを参考にしてくださったという方からメールを頂きました。サイトを作り始めて一番嬉しかったことです。それで、公開している縦書きサンプルをより利用しやすいものにしようと、昨日サンプル4に多少説明を加えてみました。サンプルのページのソースを開いてご覧になってみてください。

それから、その方の縦書きページを逆にこちらが参考にさせていただいて、このサイトのナビゲーションを少し変えてみました。ページ間の移動が楽になったような気がしているのですがどうでしょうか。こんなことを言うのはかなり気恥ずかしいのですが、一通のメールの力ってとても大きなことがあるんですね。本当にありがとうございました。

2003/03/17 acronym

今日、新コンテンツ「青空文庫を縦書きで読む」を追加したのですが、そのページを作っていて気付いたことを。IE6.0で縦書きレイアウトにした場合だけなのかもしれませんが、acronym要素を使うと、そこにマウスのカーソルをあてたときに出てくるポップアップの表示が点滅してしまいます。こんな感じです。

青空文庫のXHTMLファイル

この例では「XHTML」にacronym要素を使っているのですが、マウスカーソルを「XHTML」の上に持っていったとき、みなさんの環境ではポップアップがどのように表示されるでしょうか?とりあえず点滅が鬱陶しいので、「青空文庫を…」のページでは使用しませんでした。

2003/03/02 縦書きスクリプト

縦書きスクリプトを更新しました。といっても機能充実ではなく、機能の削除です。これまでは、h2要素にする文字列とその上下の配置を入力・指定できるようにしてありましたが、ただしそのh2要素はh1要素の直後に入ってしまい、h1要素とそのh2要素の間に段落などを入れるなどの柔軟な指定がスクリプトの入力フォーム上ではできませんでした。h1要素が本文の冒頭にくるよう固定されているのはまだ我慢するとしても、その直後に強制的にh2要素がくるのはやはりおかしい、そもそもh2要素が一つとは限らない、ということでこのh2要素に関する部分を削除しました。h2要素その他なんでも加えたければ本文の欄で自由に加えられますし、縦書きページが生成された後でそのソースを開いて編集してもいいわけですから……。そう考えると、実際には縦書きページのテンプレートさえあればいいのであって、この「縦書き生成スクリプト」なぞ存在価値ゼロと言ってもいいのですが、そもそもがネット上の横書き小説を手っ取り早く縦書きにして読むことを目的としたものなので、その辺はどうぞご理解のほどを。

2003/02/23 アクセスカウンタが…

以前からこのサイトを訪問してくださっていた方は多分怪しまれていることと思いますが、アクセスカウンタがこのサイトとしては異常な数字になっています。これは決して壊れたわけでも、あまりのアクセス数の少なさにカウンタ値を調整したわけでもありません。実は2月18日にこのサイトがYahoo! Japanのディレクトリに登録されたのに続いて、21日にはなんと同サイト「新着情報」の「今日のオススメ」に掲載されたからでして…。身に余る光栄に恐れ入ると同時に、これをきっかけに一つでもスタイルシートを使った縦書きのサイトが増えたらなどと夢想したりもして、心中穏やかじゃありません。また、あまりのアクセス状況の変化にかなり緊張しているのも事実です。もしも間違ったことを書いていたらどなたでもメールで指摘してくださると有り難いです。「今日のオススメ」は一日限りですから(現在はバックナンバーで見られます)、アクセスもすでに落ち着いてきましたが、それにしてもYahoo!って凄いです。

2003/02/20 左記

ある横書きのページで「左記」という表現を見つけました。文中に別のページへのリンクがあり、そのすぐ後で「左記ページでは…」と使われていました。私は「左記」という言葉は、縦書きの文の中でそれより左にある部分、つまりこれから述べることがらを指すのだとばかり思っていたのですが、横書きで使うと全く逆の意味になってしまいます。念のため手持ちのコンピュータに入っている Microsoft/Shogakukan Bookshelf Basic の『国語大辞典(新装版)©小学館 1988』を見てみると、

さき【左記】
右から縦書きにした書類・掲示・通知などの、あとの方に書いてあること。文章の左方に書いてある文句。「左記の要領で」

とあります。説明の前半は極めて明快であり、これが本来の語義だからまず先に書いてあるのでしょう。しかし後半のわざと曖昧にしたような説明からすると、冒頭で述べたような横書きでの使用も割とよくあるのでしょうか。

この問題と関連しますが、このサイトを作り始めてからずっと気にしていることがあります。このサイトは縦書きを前提に作っていますが、NetscapeなどIE(5.5以降)以外のブラウザで見ると横書きで表示されますから、それを考えると「右に述べた」という表現がどうしても使えず「先に述べた」と言い換えていました。これなら縦横どちらのレイアウトでも大丈夫です。縦書きで読まれるのか横書きで読まれるのかわからないということから受ける制約というのもあるんですね。

この話、前に書いた矢印の向きの話とよく似ています。

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最後にうれしい報告を。このサイトが Yahoo! JAPAN のディレクトリに登録されました。カスケーディングスタイルシートのカテゴリです。

2003/02/13 xyzzy

最近ネット上でxyzzyというフリーのエディタソフトのhtml+-modeを使うとHTML文書を非常に快適に書けるという話を目にしました。実はxyzzyは半年ほど前にUTF-8で書かれたファイルを編集するためにダウンロードしてあったのですが、このソフトにはマニュアルが付いていないので使い方がさっぱりわからず、ほとんど使用していませんでした。しかしなんでもこれを使うと幸せになれるということなので、そんなにいいものならばとネット上でxyzzyの使い方を調べてみました。するとxyzzyの使い方を解説するサイトが結構見つかったんですが、ここで大きな壁に突き当たることに。意味がまったく理解できないんです。解説を書いている人は読み手がすでにある程度の知識を持っていることを前提に書いているのですが、そのレベルが初心者の私には高すぎるようです。

そこではっと思い当たりました。私が書いている縦書きマニュアルも同じ状況になっているに違いないと。以後少しだけ気をつけます。

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それで私のxyzzyですが、一つの解説を何度も読み返しいろんなサイトの記述を読み比べた結果、一応html+-modeをインストールして使えるまでにはなりました。まだほとんどの機能は使えていないのですが、自動インデントに自動のタグ閉じ……幸せです。なにせ今までメモ帳しか使ったことがなかったんで。

2003/02/10 矢印の向き

すでにちょっと前の話になるんですが、01/27の更新時にこのサイトの各ページをヘッダ部(ページ上部の余白部分)とボディ部に分ける構成に変更しました。一応メリット、デメリットを考えた上での変更だったので、それをマニュアルのページの新しい項目に書いておきました。

それを書いていて気付いたこと。上向きの矢印のつもりで「↑」と書くと、IEの縦書きレイアウトでは右向きの矢印になってしまう……。矢印って、たとえば文中での「前後」の語句を指すなど相対的な順序の関係を示す場合では縦書きと横書きでちゃんと向きが変わってくれないと困るけれど、上・下・左・右という絶対的な向きを示したいという場合もあるんですよね。結局マニュアルのページでは「上下の矢印キー」などと言って逃げました。

確か向きが変化しない記号もあったはずなので、各記号の向きがどうなるかということをいずれマニュアルのページにまとめておきたいと思っています。

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↑ここまで書いてようやく気付いた!まさにこういうときにwriting-modeを使えばいいんですよね。たとえば右向きの矢印を縦書きでも横書きでも右向きで表示させたい場合にはその矢印にwriting-mode:lr-tbと指定してやればいい。「」(←これは右向き矢印)という具合に。あ、でも行の中心軸からは少しずれてしまいますねえ。line-heightに2emもとってるからでしょうか。

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それにしてもマニュアルのページが長くなりました。これはこれで巻き物っぽくて嫌いではないし、個人的には何度も「次のページ」をクリックさせられるよりも多少重くても1回のクリックで全ての情報が閲覧できるサイトの方が好きなのですが(←これは、いまだにダイヤルアップ接続なので、ページをじっくり読むのは接続を切ってからというのが習慣になっているせい)、やはりちょっと考えてみます。

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2003/02/04 Operaを入れて…

数日前Opera7の正式版が出たという話を耳にして、それではとダウンロードし始めたのですが、半分ほどダウンロードしたところで自分がダウンロードしているのが6.05であることに気付く。とほほ。しかしすでに数メガバイトもダウンロードした後だったので、もったいないのでそのまま最後まで。

で、ダウンロードしたばかりのOpera6.05でさっそくこのサイトを見てみると……。だいたいはNetscape同様に横書きでごく普通に表示されるのですが、しかし段組にしてあった「はじめに」のページ(3段)と「サンプル」のページ(2段)はかなり表示が崩れてました。

この二つのページは日本語の書籍や雑誌などの段組をイメージしてレイアウトしてあったのですが、このようなレイアウトは「ページ」単位の表示をしないWebブラウザには馴染(なじ)まないことは前々から感じていたことでした。そもそもこの二つのページでは文章を適当な分量ずつ<div>で区切っただけでしたし。というわけで、この二つのページの段組レイアウトをやめることに。

ついでだったので、「主な更新履歴」と表紙のページにあった「このサイトについて」を「はじめに」のページに移動・統合しました。サイト構造の変更がよくないことは頭ではわかっているのですが、このサイトのしかも「主な更新履歴」にリンクをはっている人など絶対にいないだろうから…(と言い訳)。

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2003/01/27 ネットスケープだと何も表示されない?

マニュアルのページでは以前、垂直スクロールバーを消す方法としてdiv要素のheight属性に100%より少し小さい値を指定するとしたうえで、さらに次のように書いていました。

垂直スクロールバーは消えましたが、しかしスクロールバーを表示するためのスペースがまだ残っています。これを消すにはbody要素にoverflow:autoと指定する方法があります。

サンプルを表示

これで見栄え上はすっきりしますが、しかしこの方法はお勧めできません。このように指定されたファイルをNetscape 7.0で開こうとすると(これも理由はわかりませんが)縦書きにならないどころか何も表示されなくなってしまうからです。

試行錯誤の結果これよりよい方法が見つかったので、マニュアルの方は現在の表記に落ち着きましたが、このNetscapeではなにも表示されなくなる(正確にはdiv要素の部分が表示されなくなる)というのは、縦書きにするためにスタイルシートでwriting-mode:tb-rlと指定した場合に限ったものではなく、通常の横書きレイアウトでも起こるようです。IEとNetscapeの両方を持っている方は次のサンプルを二つのブラウザで見比べてみてください。

サンプルを表示

どうやら、body要素にoverflow:autoと指定しただけでheight属性値を指定せず、その下のdiv要素のheight属性値をパーセントで指定した場合に、div要素の部分が全く表示されない現象がNetscapeでは起きるようです。div要素のheight属性値をemやpxなどで指定した場合や、body要素のheight属性値が指定されている場合にはちゃんと表示されます。

考えてみると、高さをパーセントで指定するということは、その親ブロックの高さに対してどれくらいの割合かと言っているわけだから、その親ブロックの高さが指定されていないこのようなケースでは、何も表示しないNetscapeの挙動もあながちおかしいとも言い切れないような…。たぶんW3Cの仕様をよく読めばわかりそうな気がするけれど、すみません、今はそこまでする余裕が無くて。でもだからといって何も表示しないというのはなんだかなあ…。

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