25.「ミッシング・ユー」(ジョン・ウェイト)と「見つめていたい」(ポリス)

久びさに洋楽同士の比較。「ミッシング・ユー」はベイビーズのリードシンガーだったジョン・ウェイトが、1984年
に放った全米No.1ヒット。その前年に同じくNo.1となった(年間チャートでもNo.1)ポリス最大のヒット「見つ
めていたい」によく似ていたので驚いたものです。この曲を収録したアルバム「シンクロニシティー」も売れに売れ
ましたが、それまで「レゲエ」を基調とした彼らの作風とは違う「つくり」だったため、もとからのファンからは賛否
両論あったようです。(クイーンの「愛という名の欲望」なんかもその類ですよね。)
ジョン・ウェイトは、のちにバッド・イングリッシュのリードシンガーとなり、「ホエン・アイ・シー・ユア・スマイル」で
再び全米No.1を獲得しました。(1989年)


24.「セシル」(クリスタルキング)と「アメリカン・モーニング」(ランディ・バンウォーマー)

「セシル」といっても、「グリコ・セシルチョコレート」とは何の関係もないっす。最近、缶コーヒーのCMで再び脚光
をあびているクリスタルキングが、そのアーチスト・パワーが衰えかけた頃に出した曲です。よく似た「アメリカン・
モーニング」は1979年全米最高4位のヒットで、当時流行っていたAORサウンドを代表する曲のひとつになって
いるほか、「原題に無関係な邦題」系の曲としても有名です。(原題:JUST WHEN I NEED YOU MOST)
話を戻しますが、最近の若い子は、缶コーヒーCMの「♪あ〜あぁ〜〜ぁ・・・」の後にどんな歌詞が続くのか知ら
ない!とゆーのを、テレビでやってました。あんな大ヒットなのに・・・。恐ろしく時間が過ぎているのですねぇ・・・。


23.「エプロンねえさん」(キャンディーズ)と「愛するデューク」(スティービー・ワンダー)

長谷川町子作の「エプロンおばさん」なら知ってるけど、「エプロンねえさん」だなんて・・・という貴方。この曲は、
全盛期のキャンディーズのアルバムに収録されていた曲です。でもイントロ聴いたら、あら不思議。スティービー・
ワンダーの全米No.1ヒット「愛するデューク」のまんまじゃありませんか。以前にも紹介したアルバム「キー・オ
ブ・ライフ」からのシングル・カットです。2曲も真似されちゃうとは、それだけアルバムの楽曲のクオリティが高い
証拠。大ヒットするはずです。是非、オリジナル(!)のアルバムを聴いてみてください。


22.「日曜日はストレンジャー」(石野真子)と「イッツ・ザ・セイム・オールド・ソング」(フォー・トップス)

1978年、「スター誕生」からデビューした石野真子は、80年代アイドル新時代への重要な「橋渡し役」を果たし
た気がします。つまり、78年から79年にかけてはニューミュージック系の曲がチャート上位を占め、女性アイドル
受難の時期
だったからです。4曲目にあたるこの曲は、はじめての筒美京平作曲による軽快なポップナンバーで
、個人的にも彼女の曲の中では1番好きです。当時話題となりましたが、前奏がモータウンの人気グループだっ
た、フォー・トップスの「イッツ・ザ・セイム・オールド・ソング」とほぼ同じ。フォー・トップスは60年代なかばの短期
間にヒットを連発。2曲の全米No.1ヒットを放ちました。
ところで、石野真子と榊原郁恵、大場久美子の3人を、日本テレビが作為的に「3人娘」と呼んでいたことがあり
ますが、ほとんど浸透しなかったことを覚えていますか。


21.「青い麦」(伊丹幸雄)と「ママの真珠」(ジャクソン5)

「新御三家」というと、五郎、ひろみ、秀樹というのが、当時のファンはもちろん若い世代にも「常識」となっていま
すが、はじめの頃は、西城秀樹のかわりに伊丹幸雄を含めて呼んでいました。(西城秀樹の人気が定着するに
は、以外にも時間を要したのです。紅白初出場も3人の中で最も後発!) 最近では「懐かしのあの人はいま・・
・」的番組にはよく出ている彼ですが、当時はバリバリのアイドル。このデビュー曲は、全米で大人気をはくして
いたアイドルグループ、ジャクソン5の「ママの真珠」によ〜く似ています。