111.クイズダービー
◆「はらたいらさんに2000点!」 ◆「せぇの、ドン!」
毎週土曜日よる7:30〜TBS系で放送(1976〜1992)

5人のテレビ・タレントのうち誰が正答するか、一般参加者が得点を賭けるという、それまでに無い形式のクイズ番組。人気番組「巨泉
のお笑い頭の体操」
の後を受けて始まった。司会はお馴染み大橋巨泉。4人のレギュラー解答者と1人のゲスト回答者で構成され、
巨泉がそれぞれに相応しい「倍率」を与える。(正答した場合、視聴者の得点*倍率が得点となる。スタート時の持ち点は3000点(円)
だ。)黒鉄ヒロシ、萩尾みどり、ガッツ石松らが初代解答者ではなかったか。その後、五月みどり、篠沢教授、はらたいら、竹下
景子、長山藍子、北野大、井守美幸・・・
といったユニークな回答者が次々登場した。
クイズを作成するスタッフの関心事は、はらたいらが答えられない問題を作ること。毎日、新聞を数誌読みあさるというだけあって、
雑学の知識はビカイチ。「どうしてこんな事知ってるの?」という程、どんな難問も答えてしまう。倍率も2倍程度と低めに抑えられていた。
彼の苦手は「3択問題」。ここで威力を発揮するのが竹下景子だ。彼女はこの種の正答率が高く、「3択の女王」と呼ばれていた。
視聴者参加者も、3択問題になるとよく彼女を「指名」していたようだ。
最終問題では、倍率が2倍となり(「さらに倍!」)、10万点に達した場合、超えた部分の金額は「カンガルー募金」に寄付される仕組
みであった。時々、一般視聴者に代わってタレントが登場する回も。
番組の平均視聴率が30%以上という人気で、この番組の後に続く「8時だヨ!全員集合」〜「Gメン’75」と、70年代後半から80年代
初めにかけて、「土曜夜のTBS黄金時代」を築いた。
90年春に、司会が大橋巨泉から徳光和夫にバトン・タッチ。しかしその2年後、16年の歴史に幕を閉じることとなった。
提供は、これもお馴染みロート製薬。「ロート、ロート、ロートっ!・・・」(笑)