103.ありがとう(第4部)<カレー屋シリーズ>
毎週木曜日よる8:00〜 TBS系で放送(1974〜1975)

3シリーズ続いた水前寺清子&山岡久乃の親子コンビから一新。第4部は佐良直美&京塚昌子のコンビとなった。舞台はカレー屋。
京塚〜の弟親子と共に暮らしている。脇役勢はこれまでのシリーズとほぼ同じ面々。隣の「なかよしパン」には京塚〜の幼馴染として、
山岡久乃、その夫役に佐野浅夫、息子には、大和田伸也と岡本信人が扮し、大和田〜はやはり佐良〜の幼馴染の設定だ。
大和田〜は小学校の教師をしており、教頭に藤岡琢也、その妻に(教え子だった)長山藍子。また、この家では「下宿屋」を営んでお
り、同じ小学校教師の石坂浩二(合格先生)、音無美紀子、「なかよしパン」で働く研ナオコ、沢田雅美、そして奇妙な外国人役としてひ
きめりょう・・・らが暮らしていた。
ドラマは、佐良〜と石坂〜の一進一退の恋の行方に佐良〜と幼なじみの大和田〜が複雑に絡んでいく様子が中心。沢田雅美の「生み
の親」役である奈良岡朋子がドラマ中盤に登場し、クライマックスの1つとなる。また、岡本〜が年上の子連れ女性(上村香子)と結婚し
たい・・・と言い出し、山岡〜が大反対する部分もドラマの柱であった。
京塚〜は、「肝っ玉かあさん」以来久びさのTBS木曜8時ドラマ復帰となった。歌手として大ヒットを出す前の研ナオコは、当時の典型的「
現代っ子」としてコミカルな演技を熱演。藤岡〜と長山の恒例の夫婦喧嘩シーンも楽しかった。
しかし、時代は前年(昭和48年)暮れのオイルショック後ということで確実に変化しており、ドラマが時代のニーズと合わなくなって来たた
めか、視聴率は低迷。「怪物ドラマ」と言われた「ありがとう」は5年、4シリーズをもって「終幕」となったのだった。