102.ありがとう(第3部)<魚屋シリーズ>
毎週木曜日よる8:00〜 TBS系で放送(1973〜1974)

視聴率50%以上を記録し1973年1月まで続いた前作の後、「ゆびきり」(※1)という「つなぎのドラマ」を経て73年4月からスタートした
のがこの魚屋篇。東京山の手の商店街に「魚平」として水前寺清子・山岡久乃親子が引越しして来るところから始まる。

商店街の面々を紹介する。●肉屋・・・佐野浅夫、奈良岡朋子の夫婦に波乃九里子、沢田雅美の娘、●八百屋・・・葦原邦子(未亡人)と
石坂浩二、井上順の息子、●酒屋・・・園佳也子(逃げた夫がドラマ中盤で復帰)、岡本信人の親子、●あらもの屋・・・野村昭子(母親役
だが、洋服店に勤めている)と、長山藍子、音無美紀子の娘、●焼き鳥や三三九・・・児玉清、新克利、佐良直美の3兄弟妹、●電気屋・・
・小鹿ミキ、●化粧品屋・・・草笛光子 ・・・といった具合だ。
ドラマは例によって、「魚平」水前寺〜と向かいの八百屋「八百一」の長男石坂〜との一進一隊の愛の行方を中心に進むが、今篇では
母親役の山岡〜に見合い話が持ちあがり、その相手役に久米明、その娘役に大空真弓が登場する。水前寺〜と大空〜は、はじめ折り合
いが悪く、喧嘩するシーンも見物。また草笛〜の息子役に子役時代の可愛らしい坂上忍が出演し、ドラマをなごませる。

前2作の「ありがとう」では、娘を厳しくしつけるしっかりした母親像を演じた山岡〜が、この作品では一転、ちょっとおっちょこちょいで、悪気
は無いがつい口がすべってしまう部分を、しっかり者の娘(水前寺)がカバーしていくという設定になっているのも面白い。

水前寺〜はこの魚屋篇では「愛」という役名だったので、みんなから「ラブちゃん」と呼ばれていた。

※1・・・「ゆびきり」については、後日紹介する予定です。