1号機コレクション


初の本格的家庭用ビデオデッキ。
Uローディングのベータマックス。


SONY SL-6300
1975
ベータマックスビデオデッキ
SONY SL−6300
(¥229,800)
※初代β方式ビデオデッキ


タイトルで「本格的・・・」と挙げたのは、それ以前に「Uマチック
方式」というビデオカセットシステムが存在したからだ。しかし、
Uマチックのカセットは大型で扱いにくく、もっと家庭でも手軽に
使える家庭用ビデオデッキの登場が待ち望まれていたのであ
る。SONYのベータマックス初代機は標準モードβTのみで
登場。ポケットサイズの1/2インチタイプのβカセットテープに
は、1時間の録画が可能であった。ただし、録画タイマーは別
売、そしてなんとTVチューナーも別売で、20万を超えるこの
価格。当時の物価を考えると、まさに「高嶺の花」であり、お医
者さんの家など「お金持ち」か余程の「マニア」でなければ、そ
う簡単に手が出るシロモノでは無かった。
しかし、四半世紀経った今日、ビデオデッキは「ひとり1台」の
時代になり、僕たちのテレビ・ライフを大きく変える「大型家電
商品」に成長した。「隔世の感」がある。
ところで「ベータ」の名前の由来だが、(ちょっと専門的になる
が)従来のビデオトラック間の干渉をなくすために用いられて
いたガードバンドというものを取り除き、ベタに記録するので「
ベタ方式」と呼ばれたことが語源となっているそうだ。