YEARマンダラとMONTHマンダラ

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YEARマンダラとMONTHマンダラ

このサイトではiMandalArtの操作は解説していません。具体的な操作については、以下のページからPDF版のマニュアルをダウンロードしてください。

「生活の中のマンダラート」の基本は「今日一日のマンダラ=DAYマンダラ」だけど、DAYマンダラに慣れてきたら、同じように「今年のマンダラ(YEARマンダラ)」と「今月のマンダラ(MONTHマンダラ)」も作ってみよう。

iMandalArtでのYEARマンダラもMONTHマンダラも、基本的な開き方はDAYマンダラと同じだ。WEEK/DAYマンダラと同様に、Manda画面の該当セルをタップし、さらに目的の年/月をタップする。以下はYEARマンダラの例。
manda.pngYEARをタツプすると…
year.png8年分のセルが並んでいるうちの「2013」をタップする。
2013empty.png2013年のYEARマンダラ。
ここに「この一年にやること」をそれぞれ8つずつ書けばいい。8つに限定するというところも、必要に応じてセルを展開することで無限の情報を入れ込めることも、考え方はDAYマンダラと同じ。MONTHマンダラであれば、Manda画面の「MONTH」セルから同様に開いていけばいい。

ただ、DAYマンダラと少し違うのは、当然ながら時間のスケールが違うこと。DAYマンダラでさえ「やること」をただ書いていけば8つに収まらないのが普通なのに、MONTHやましてYEARとなったらとても書ききれない。それに今の時代、ひと月も経てば状況がぜんぜん変わってる方が普通だ。

だから単純に「今年やること」「今月やること」をTo-Doリスト的に書いていくとあんまりうまくいかない。むしろより抽象的に考えた方がいい(少なくともぼくはそうだ)。

中心セル

YEARマンダラやMONTHマンダラも、DAYマンダラと同じようにまず中心セルに入る言葉を決める。そして中心セルを成立させる言葉を周辺の8つのセルに入れていく。

iMandalArtのYEARやMONTHでは、中心セルに自動的に年や月が入るので、別にわざわざ言葉を入れる必要もない。でも中心セルと周辺セルとの関係がマンダラートの命なので、ここはマスト(そうでなければ、単に記入欄の少ないタスク管理アプリになってしまう)。

中心セルに入れるテーマの例として、DAYマンダラのところではマンダラートの開発者である今泉さん直伝(?)の「今日も美味しいお酒が飲めるように」を紹介したけど、MONTHやYEARだったらもう少し長期スパンな感じの言葉になるかもしれない。

経験的にはMONTHとYEARの中心セルは、同じ言葉にするとしっくりくるようだ。つまりYEARマンダラとMONTHマンダラを、中心セルを軸として連動させるわけですね。

YEARマンダラ

まずYEARマンダラから考えよう。

個人的な例を出してしまうと、今年のYEARマンダラの中心セルに入る言葉として選んだのは「Clear」という言葉。

日本語的に「クリア」っていうと「目標や課題をクリアする」という意味に取られるみたいだけど、自分の中ではどっちかというと「明快」「はっきり」というニュアンスの言葉。

このClearという言葉を中心に8つの言葉が並ぶ。どんな言葉かは個人情報だから内緒。のはずだったんだけど、今年は年賀状のデザインに困って世間さまに公開してしまったので、まあいいか。

2013.pngTak.の2013年YEARマンダラ

Clearを中心に並ぶ言葉はMind、Love、Relation、Stuff、Body、Work、Time、Food。つまり、今年はこの8つの物ごとをClearにしていきたい、という意味になる。

ご覧のようにかなり抽象的だけど、経験的に長期スパンのマンダラは、無理に具体的にするよりも、いろんな解釈を許す抽象的な言葉を使った方が、状況の変化にも自分の気持ちの変化にも対応できてうまくいく。

この点からして、measurable(測定可能)であることを重視する「目標管理」の考え方からは逸脱している。まさにTo-DoではなくTo-Beリスト。

MONTHマンダラ

じゃあどうやって実行につなげていくのかというと、月々のMONTHマンダラをつくるときに、各セルをYEARマンダラのセルに対応させて、今月は具体的に何をしようか考えるのだ。

自分の例の続きでいうと、たとえばYEARマンダラにあるStuff(モノ)。つまりモノをClear=明快にするということだから、「必要なモノはちゃんとあって不要なモノは一切ない」という状態をつくるという意味になる。

そのために今月具体的にやることを、YEARマンダラでの「Stuff」に対応するセルに書く。1月でいえばそこには「本棚をClearにする」と書いた。

month.pngYEARの「Stuff」に対応する位置に「本棚をクリアにする」を入れた。

今度は行動として充分具体的だから、ここではセルを展開する。

clear_hondana.png「本棚をクリアにする」を展開する。

ブックエンドを買う、新しいファイルボックスを買う、不要な紙ファイルを捨てる、読まない本は本棚から出す、不要な本は処分する、とっておく本はボックスに、本棚の上のガラクタを捨てる、本棚全体を水拭きする、以上8つ。

全部終われば「本棚をクリアにする」は完了したことになる。

こんな具合に、YEARマンダラに対応してそれそれ1セルずつ、合計8つ、今月具体的にやることを書き、必要に応じてセルを展開していけばMONTHマンダラが完成する。

展開したセルの内容は、そのままDAYマンダラに移してもいいくらいにブレークダウンされているから、あとはどこかの日に実行するだけだ。

無理にDAYマンダラに落とさない

とはいえ、毎日のDAYマンダラにYEAR/MONTHマンダラに関連する内容を必ず入れる、なんて無茶は言わない(だって無理だもん)。

どの日にやるかは無理に決めず、週末の朝にMONTHマンダラを眺めて、その日の気分に合うものに手をつける、くらいがちょうどいい(このあたりはレオ・バボータの影響が大きい)。

そんなゆるーい感じで、去年の実績でいうとMONTHマンダラの8つのセルのうち、だいたい4つくらいが月内に終わっていた。それを「半分しかできなかった」と見るのは自由。イシキタカイ人は「ぬるい」と思うかもしれない。

それでも、毎月4つ何かが前に進むというのは、決して悪いペースじゃない。そのくらいのペースでも、1年が終わった時点では物ごとは驚くほど前に進んでいる。少なくとも事前に全部目標を決めて挫折するよりは、はるかに。

使い方はひとつではない

何度も言うけど、ここで紹介するやり方はマンダラートを使う際の決まりじゃなく、一例にすぎない。

例えばYEARはもっと具体的な、たとえば「今年やりたい8つのプロジェクト」みたいな感じが合う人もいるかもしれない。

その場合はYEARの段階から「セルの展開」を駆使して8つのセルをそれぞれブレークダウンして進行管理をするというような、トラディショナルな(?)プロジェクト管理っぽい使い方もできる。