歩くよろこび

歩くよろこび

著者:
Leo Babauta
原文:
原文公開:
2010-3-25
日本語訳:
日本語訳公開:
2010-03-26
日本語訳更新:

今日家を出て、私は歩いた。

目的地は特になかったが、書き物をするための静かな場所を見つける前に、少し歩きたかった。だから私は歩いた。町を出て、南国の白い砂浜沿いに、隣の町まで歩いた。

人々が自動車という殻に閉じ込もっている間、私は歩き続け、吐息以外の何も排出しなかった。

人々が昼食に脂肪たっぷりのハンバーガーやぎとぎとのフライドポテトやチーズたっぷりの山盛りのなんとかを詰め込んでいる間、私は歩き続け、カロリーを燃焼した。

人々が忙しく走り回り、ストレスを受けている間、私は歩き続け、自分の時間を過ごした。

人々がコンピューターの前に座っている間、私は歩き続け、血液は私の身体を勢いよく巡った。

人々が打ち合わせをし、契約をまとめている間、私は歩き続け、考え続けた。

人々が生産的な時間を過ごし、タスクを片付けている間、私は歩き続け、何も達成しなかったが、頭はクリアになった。

人々が空調の効いた室内で過ごしている間、私は歩き続け、うっすらと汗をかき、そして風に吹かれた。

穏やかな湾に白いカモメがゆったりと浮かんでいる間、私は歩き続け、それを眺め、そして愛した。

一時間ほど歩いてから、私は書き物をし、本を読み、そしてまた一時間歩いて帰った。疲れたけれども幸福だった。

毎日これだけ歩くことはできないが、それでもできるかぎり歩くようにしている。なぜなら歩くために必要なものは何もないからだ。何も使わないし、何も減らないし、何も排出しない。

それでいて、すべてがあなたのもとにある。

この記事は、Leo Babauta(レオ・バボータ) さんがUncopyrighted(コピーライトなし)として公開されている記事の日本語訳です。原文同様、この日本語訳もUncopyrighted(コピーライトなし)とします。当サイトの翻訳文書に関するその他の注意事項については、翻訳文書についてをごらんください。

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