社会保険料計算と現物給与


事業主から、通勤定期券、食事の提供、住宅の提供、衣服(勤務服でないもの)の提供等を受けている場合は、現金として支給されていなくても、標準報酬月額の計算に算入する必要があります。


従って、この場合、社会保険料の計算に影響を与えます。


通勤定期券、食事の提供(給食・食券など)、住宅の提供(社宅・寮など)、その他被服や自社製品などを現物で支給する場合、それが労働の対償として支払われるものである限り、報酬となります。


食事や住宅などの現物については、地方社会保険事務局長が標準価額を定め、この標準価額に基づき金銭に換算します。


1.通勤定期券

通勤定期券や回数券で支給した場合は、現物給与として取り扱われ、その全額が報酬として算入されます。

なお、3ヶ月または6ヶ月単位の通勤定期券は、1ヶ月当たりの額を計算し、報酬に算入します。


2.食事の提供

事業主が社員食堂などで食事を提供している場合などは、地方社会保険事務局長が定める標準価額で金銭に換算して、報酬に算入します。

また、その一部を被保険者が負担している場合は、標準価額から負担分を差し引いた金額を報酬に算入します。

ただし、標準価額の2/3以上を負担する場合は、現物給与の支給はないものとします。

(大阪府の標準価額)

・1日当たりの食事代 実施日:平成24年4月1日〜

 朝:150円  昼:210円  夜:240円  3食:600円

・1月当りの食事代  実施日:平成24年4月1日〜

 朝:4500円  昼:6300円  夜:7200円  朝昼夜:18000円


3.住宅の提供

事業主が社宅や寮を提供している場合は、地方社会保険事務局長が定める標準価額で金銭に換算して、報酬に算入します。

また、その一部を被保険者が負担している場合は、標準価額から負担分を差し引いた金額を報酬に算入します。

(大阪府の標準価額)

 1畳、1月当たりの住居費 実施日:平成24年4月1日〜  1480円


4.被服の提供

勤務服としての制服や作業衣は、業務に使用する用具の性質を持つもので、労働の対償とは見做されないため、報酬には算入されません。勤務服以外の衣服の提供は、報酬に算入します。

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