home

憧れのピレネー山脈
'18/5/29〜6/8

ピレネー山脈はフランスとスペインの国境に横たわって440キロ。すごいなぁ。
北アルプスと南アルプスを繋げたくらいの長さ、ほぼ東京と京都間の距離を山々が連なっているということ。
今回のピレネー山脈への花旅の楽しみの、もう一つは山間の集落のロマネスク様式の教会がある風景を見られることだった。

下の写真3枚はスペイン側カタロニアのボイ渓谷にあるサン・ホアン教会
内部のフレスコ画の本物は保存のため、バロセロナにあるカタロニア美術館へ、この地域にある世界遺産9つの教会のフレスコ画は全部レプリカ。
鐘楼の最上階の鐘の向うにピレネー山脈前衛の山の緑、カウベルが響く。

※京都や奈良の飛鳥時代とか平安時代建立の古刹の伽藍の御堂や仏像や襖絵、壁画など、 信仰心あるや無しや関係無く
長い時を経たゆえの美しさに感動する。このままではいずれ消え去ってしまうから、修復に臨む寺や神社がある。
当時そのままの色彩豊かで華やかな壁画や襖絵などレプリカで再現し、本物は博物館という場の違和感はどう解釈したらいいのだろう。
飛鳥びとや平安朝時代の人の心になってみると、きっと美以上の何かを感じるに違いない。

ピレネー山脈

東西に連なるピレネー山脈の真ん中辺りに3千メートル級の高山が多く、背中合わせで両国の国立公園が広がる。

上の写真は、フランス側のピレネー国立公園のガヴァルニー圏谷(カール)

↓麓のガヴァルニー村から高山帯の花々、牛や馬や羊の牧草地、雪解けの水がとどろくような音を立てて流れる深く切れ込んだ谷川を見ながら
高さ422メートルのヨーロッパ1のガヴァルニー滝までハイキングのはずが、この冬は雪が多く、手前のヒュッテまで、往復3〜4時間ぐらいかな。
※日本で一番高い滝は富山県の”称みょうの滝”で4段構えで350メートル
華厳の滝は97メートル、 遠目では華厳の滝ぐらいに見えたのに!ぜんぜんスケールが違った。

ガヴァルニー圏谷の反対側↓スペイン側のオルデサ・イ・モンテ・ペルディド国立公園
左/麓の村のロマネスクの教会と石造の旧市街のある小さな村、トルラ。

右/ピレネー山脈で3番目に高いペルディト山は3400メートル、なんでこんな断崖絶壁状に?
周辺の山々はこんな風に屏風のように立ち上がり山と山の間に、深い渓谷

ヨーロッパ大陸と今のイベリア半島にあたる大陸がぶつかり、海底が盛り上がり山脈になって
次の時代に氷河が覆ってその氷河が消滅する際に削り取られたとか。何十万年、何千万年、何億年の流れ。

フランスとスペインにまたがるピレネー山脈は自然と文化を合わせ”世界復号遺産”を指定されている。(ちなみに富士山は文化遺産のみ)

←トルラ村
オルデサ国立公園の登山、トレッキングの拠点のトルラの村の街角。短いメインストリートの端のお土産さんで、ローカルなパッケージデザインのチョコレートを買う。味もローカルでいい感じ。 ↓それから山羊のチーズも。

サン・ベルトラン・ド・コマンジュ村の大聖堂

フランスの”最も美しい村”の一つピレネー山脈の麓のサン・ベルトラン・ド・コマンジュ村の小さな丘の上にある大聖堂
周りには小さい集落がある。バスで乗りつけたので、この美しい風景に溶け込む時間がなかったのが残念。

この村の歴史を紐解けば紀元前から始まるが、この大聖堂は11世紀頃から16世紀にかけて徐々に立派に大きくなったらしい。
↑左/11世紀の正面、中/内部はルネッサンス。右/後方の外観はゴシック

↑右/大きく窓をとった12世紀の側廊からの緑と、牛たちの姿は見えねどカウベルの音、12世紀の石柱の素朴な彫刻。
左/聖堂内部は一転ゴージャスなイタリアルネッサンスの絵画、木彫、パイプオルガンなどの装飾で飾られる礼拝堂

home