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泥んこ道の果てに巨大な花

マレーシア '09/11/5〜9



巨大な花ラフレシアを見るツアーに参加した。
場所はマレーシアのリゾ−ト地キャメロンハイランドの近くの熱帯雨林

とにかくすごかった。
何がって、泥んこ道!パワ−全開の四輪駆動もギブアップの雨期のジャングル。

もう走れないからと早々に車から下ろされ、つるつる泥んこの赤土の道を、万全の雨対応のいでたちとストックを握りしめ歩き出す。ストックの用意がない人は、道端の太い竹で急ごしらえの杖をつくってもらう。

一行10人にガイドを含む6人の助っ人、時には手とり足とり支えられながら、幾つもの沢を渡り、急な斜面を這い上がり、携帯食の飴をなめなめ水を飲みのみ3時間半!

↑ジャングルの大地に、ポッカリと浮かぶ直径70cmはあろうかラフレシア・ケリーの花が!
5〜6日の命だという。花弁がすでに外側に垂れているから、そろそろ終わり加減?

世界一大きい花と言われるラフレシア・アーノルディと同じラフレシア科、ラフレシア属で姿、形、大きさは引けをとらないらしい
スマトラの熱帯雨林のブドウ科の植物に寄生し蔓上や地表面の根っこに、いきなり葉っぱも茎もなく咲く。

←派生した根に沿って大小の蕾が点々とある。
1年かそれ以上もの後に大輪が開き虫を誘き寄せ受粉するのだという。

やがて土に還るラフレシア→

先住民族の生活の場であるジャングルの奥深く、ラフレシアの花の開花時期と場所の情報は彼等によってもたらされる
昼食なしで往復7時間 !泥だらけの私達は、彼等の集落でホースの水を浴びて泥を落とし帰りの車に乗りこんだ。

←ラフレシア科ラフレシア属の別の種の
ラフレシア・カントレー

キャメロン高原から下りて高速道路を南下、途中の町で昼食のバナナやビスケット、パンを用意し、郊外の野趣あるリゾートも通り過ぎ、広大な油椰子やゴムの木のプランテーションも抜け平地のジャングルに向かう。

先住民族(キャメロン高原とたぶん違う部族の)の集落で、腹ごしらえとジャングルに入る身支度と心の準備!

天気は良かった。平地に下りて来ただけに、蒸し蒸ししていた
当然ヒルの攻撃にあうだろうから、白っぽい服装、帽子、ヒル除けソックス、スパッツ、虫よけスプレーをふんだんに浴びて身構える。

平たんな道を含めて往復3時間ぐらい
だがっ!滑らないようストックに身をあずけながら、濡れて湿った土を踏みしめて登りはじめた矢先き
すこし余裕ができて足元を見つめたら、通りかかる獲物を逃すまいとワラワラとヒルが落葉の上で踊っているではないか!

白いパンツに3匹スパッツに4匹ついていた!お腹や背中を血だらけにした人もいた。特に害はないそうだけど。
世界一の花を見る。やわな私にはなんと過激な花見旅であったことよ。一生忘れない。

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