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火山と氷河とフイヨルドの国
アイスランド

'14/6.27〜7.4

日頃日本が中心の世界地図を見ているから、アイスランドはほとんど目に入らない
そこに人が住み国があると想像してなかった
しかも直訳そのまま南極みたいに氷だけがあるところかと思っていた。いえいえとんでもなかった。

3〜4年前に火山が噴火してヨ−ロッパ中の飛行機が欠航を余儀無くされたニュースはまだ耳新しい
氷で出来てる島で火山が爆発!俄然興味が湧いてしまった。

↑急峻な谷あいをぬうノルウエイのフイヨルドを訪れたことのある人たちには物足りないらしい
やさしく穏やかなアイスランドのフィヨルドは島の上半分(北部)に幾つも連なっている

↓南東部の小さな漁港から船でパペエ島に半日のエクスカーション
アザラシが寝そべり、フルマカモメとウミガラスが押し合いへし合いで垂直な崖の狭い棚で子育てをし
崖上の草地と岩の境目ではパフィンもコロニーをつくる。

↑ パフィンとそっくりな同じウミスズメ科のエトピリカを、霧多布でちらっと見えた1羽に大喜びしたのは随分前のこと
エトピリカは日本ではいまや絶滅危惧種。パフィンはアイスランド全体では何百万羽といるらしい。

↓日本の三分の一ほどの国土の11%に氷河が被いかぶさる国、1番大きい氷河はひょっとして関東平野ぐらい?
他に4〜5コの大きい氷河。(小さいのも数えたら幾つになるんだか)山と山の間の谷になったところへ舌のように押し出される氷河

氷河の際はどうなっているんだろう?
宿の前の風景に、朝食前に散歩を試みたが30分歩いても距離はたいして縮まなかった。残念

↓際は見られなかったが、氷河が溶けて氷塊が流れだした氷河湖
この氷河の大きな欠片がどんぶらこ、時にくるんくるんと回転する様は見物だった。

↓内陸部は荒涼とした荒れ地で、雪の残る山々と氷河を遠景に未舗装の道路をえんえんと走る。
真ん中の平たい山の両脇に低い雲のように見えるのは舌状に下りてきた氷河の末端で
温暖化の影響(らしいとのこと)で後退して左側は湖から離れてしまい、右側の末端も巾の半分ぐらい湖から後退しているようだ。

そのうちあの湖の傍を通るのだろうか、今度こそ氷河の際を見られるだろうかと
揺れる車の窓から山々をながなが見つめてるうちに通り過ぎ、 またもや氷河の際を見られなかった。残念
オフロードを走れる車でアイスランド中をドライブしたいなぁ。

↓日本も火山国なのでこのような景色は珍しくないけど、日本とアイスランドの火山の成り立ちが違うらしい
どういう風にと聞かれても難しくてよく分からないから説明できないけど
アイスランドはユーラシアプレートと北アメリカのプレートの境目が盛り上がっていて
両側に引っ張られ裂けてマグマが噴出するらしい。

↓例の2010年のヨーロッパの空を火山灰で被い、飛行機の欠航が相次いだ火山が
この牧草地の左手にあるのだけど、際立ってそびえてるでもなし現在は浅間山みたいに煙りを吐いてるわけでもなし
指差されても特徴があるわけでなしで、眺めも面白くなかったから写真はボツ。
噴火した山はエイヤフィヤトラヨークトル山、アイスランド語の固有名詞は覚えられない、口もまわらない。

アイスランド南部の海岸沿いにデルタ地帯のように砂原(火山灰?)がえんえんと広がり
氷河の底の火山が噴火して氷河を溶かし大洪水をおこし沢山の人が犠牲になった歴史もあるそうだ。

↑草木もはえない砂漠のような荒涼な高原以外の平地は緑の牧草地で、馬に牛に羊たちが草をはむ風景がひろがる。
日本の国土の三分の一と狭いけど、人口は32万人。家畜も広い牧場に全く見えないか、点々としかいない

↑↓黄色い花はキンポウゲ科で、キツネノボタンやウマノアシガタみたいなものかナ
野草は小さくて丈の低い花が色とりどりに咲いてはいたけれど
見渡すかぎり海か山か氷河か草地(牧草地)か荒地か滝か・・・
大自然が展開しているのだけど、所々木はあるのだけど、とにかく森がない。どうしてだろう?
7〜8世紀頃ヒトが入るまでは30〜40%の森林に被われていたそうだが。

こんな風景に眠るのもいいかな。

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