俊樹の部屋(?)

俊樹の部屋(第7回)


(96.11.25アップデイト)

5月30日、歴史は始まりました。ついに布川俊樹のホームページがスタートしたのです。このページを立ち上げた4、5月はギターを弾くよりとにかくこのホームページ製作に追われる日々、日夜Macに向かっておりました。この「俊樹の部屋」は毎回僕がたわいもないことをエッセイ的に書き連ねたり、「徹子の部屋」みたいにゲストを呼んで対談をする、みたいなコーナーであります。

「生徒総会事件」はあまりの馬鹿馬鹿しさゆえ、何通かの反響の手紙を頂きまし た。さて今回はまたゲストの登場です。自らのバンド、 トリニティを 率いる期待の若手キーボード奏者、 新澤健一郎さん です。 彼は様々なジャズ関係のセッションだけでなく Beat Girlというポップスのバンドのメンバーでもあります。 またコンピューター関係には早くから手を染め、まさにDTMの達人と言えましょう。

布川:
新澤君は僕の大学の後輩なんだけどコンピューターでは 師匠なんですよね。
新澤:
いやいやとんでもないです。師匠というよりはカスタマーサポートと いうのが相応しいですね。
布川:
いやこの間は本当に助かりました。
新澤:
あれは大変でしたね。ハードディスクお亡くなりになる寸前、って感 じで。ノートンで修復中に中止してしまうとは、布川さん、豪快です(^^; それでMOドライブ持参で駆けつけたんですよね!
布川:
もういきなりハードディスクの使用してる容量が意味不明に減り始め るんだもん。それで新澤先生に夜中に来てもらって朝までかかってフォーマットし直 したりしたんだよね。僕ってこういう性格だからバックアップとかちゃんと取ってな いしさあ、MOとかも持ってないじゃん。まったく新澤先生のおかげですよ。パソ通始 めたときも来てもらったよね。新澤って、なんでそんなにコンピューターのこと強いの?
新澤:
僕の周りはもっと強い人がいっぱいいるんで、あんまり意識したこと はないんですけど、気が付いたらミュージシャンのサポート係みたいな感じになって ますよね(笑)。やっぱり大学時代に unix とかやってたのが効いていると思います。
布川:
そういえば新澤って 東工大の 大学院まで 行ってるんだよね。
新澤:
布川さんと同じ6類ですよ!。
布川:
ひゃあー、ローカル(笑)、そんなこと言っても誰もわかんないよ。大 学の学部はともかく、院まで行ってバンドマンやっているやつも珍しいよな。さぞか しお母さまはお嘆きでしょう。
新澤:
「バンドマンになる!」って宣言した時はやはりいろいろありましたね。 ほんと、周りを見渡してもかたぎな大学院を卒業してからバンドマンになってる人、 まだ会ったことないですねぇ。あ、そうそう、クラシックでは伊藤乾っていう作曲家の 人が東大の低温センターのドクター行きながらって人がいて、私が院生のころメールの やりとりをしてて盛り上がっていました。今はどうしてるかなぁ、、、
布川:
ぼくなんかさぁ、一応28までに喰えなかったら辞める、って宣言し たんだよね。「エンジニアだったら柴田くらいにしかなれないけど、ミュージシャン だったら王になれるかもしれない」とかいい加減なこと言ってさあ(笑)。野球とか だとわかりやすいじゃん。
新澤:
あ、それ、僕も考えました。宣言もしたし。「3年やって箸にも棒 にもかからなかったら…」みたいな。自分でもガッコの勉強とは全然無関係な仕事を 始めちゃったなぁ〜とか思ってましたけど、今考えると学校行ってるときに経験した ことがかなり役に立ってます(笑)。パソコンとか MIDI とかインターネットとか、、、。 大学院時代にはC言語でコーディングするバイトとかしてて、これがもうかなりハー ドな仕事で、最後の頃はしゃべるようにCのソースを書いていたりとか、それで研究 室行けなくなっちゃって先生に怒られたりとか、ありましたねぇ。
布川:
すげえ、Cのソースってレモン入りソースじゃないよな(笑)。1月 100万くらい稼いだんでしょ。
新澤:
あ、そんなにではないですけど。でもそのお金でシンセを買いまくっ た。実は今の仕事のベーシックなところはこのバイトしてたお陰なんですよ(笑)。
布川:
ところで新澤さんはもうデスクトップミュージックとかインターネッ ト関係のミュージッシャンでは先駆者的存在ですが、どんなことを実際やられている のでしょうか?
新澤:
なんか凄い前振りっすね(笑)。まぁでも有り体に言ってしまえばゲー ムとかカラオケ、SMFデータ集 みたいな打ち込みの仕事とか、そうそう、趣味がこうじて 女の子のホームページ本とかを 書いちゃったりしたこともあります。要するにオタク体質なんです(笑)。
布川:
え? なに?女の子の本って?
新澤:
元々趣味で個人的に女の子のホームページの URL を集めていたんで すが(十分オタク)、それがきっかけでワニブックスの「インターネットガールズ  見て」という単行本を書くことになったんですよ。いや、でもさすがに200人近く の女の子の個人ページを見て記事にするのは私でも疲れました(笑)。そうそう、それ がきっかけで文通とかしてる 女の子もいたりして…
布川:
まさに趣味と実益ですな。ゲームも任天堂64の「最強羽生将棋」の 音楽とか作ったとか。
新澤:
あ、布川さんって大の将棋好きなんですよね。遊びに行くといつもA I将棋ばっかりやってますよ、皆さん(笑)。羽生将棋の音楽は割と好きにやらせても らえましたね。なんでも64なものでオープニングで将棋のコマが立体の「ポリゴン」 で飛びまくるらしいです。
布川:
将棋は深いぜよ。羽生さんはパット・メセニーより凄い(笑)。
新澤:
私は畠田理恵の方がいいです(笑)。阿川泰子よりいい(笑)。音楽の打 ち合わせの時、「畠田のテーマ」も作ろうって言ったんですけど完全に無視されてま した(苦笑)。
布川:
ちょっと音楽の話しをしましょうか(笑)。
新澤:
そう言えば布川さんとはバーチャルな環境でセッションとかしました よね。
布川:
去年、パチンコ協会の音楽作ったときに新澤君にパソコン通信でソロ を入れてもらった。
新澤:
あれは最初にオケ(伴奏)のデータだけがドドっと送られてきて、そ こに MIDI でソロを入れたんですけど、ああやってメール使って曲を作ったのには布 川さんは興奮してましたね。まさにバーチャなセッションでした。
布川:
いやあ、サイバーパンクのSFとか好きだったからさぁ、ああいうの って現実になっちゃったんだなあって感じで結構インパクトありましたよ。僕がコン ピュータ始めたのは去年だから遅い方だもんねぇ。
新澤:
ああいうのを、知らない人どおしでやる企画とかもぼちぼちあります 。梅一本とか結構有名です けどね。あと、私が参加しているのではNTT の人達とかが中心でやっている「The Virtual Brothers」っていう、そのま んまの名前なんですけど(笑)、ネットジャムを企画しているホームページとかもある ので、布川さんもここはバーチャなギタリストとして参加して下さいよ〜。GRとか もあるし。
布川:
それは是非に。でも自分のソロとかデータで見られちゃうとヤじゃな い?自分のソロをクオンタイズとかされたらたまんないよね。
新澤:
おぉ、クオンタイズはやれるもんならやってみろ!って感じですが( 笑)。 いやでもほんとにデータになってしまうとはっきり言って裸にされているようなもん です。 ギターの場合はタブ譜まではバレないからまだいいですね(笑)。
布川:
まぁでも結局今はデジタル.レコーディングとかだと生の場合でもヨ レているところとかは直せるから同じか。こういうのって、一般の音楽ファンは、知 らないんだろうなぁーーー。
新澤:
音程とか、いくらでも直せますからね。音痴なやつはきっと「味」な んでしょうね(笑)。
布川:
でもだからプロデューサー的能力とか、判断のセンスとかが大事なん だよね。 −−−とか言ったらまとめ過ぎか(笑)。


今回の対談いかが でしたか。何かオタクっぽいやつでしょ(笑)。でも前書きにも書きましたが、彼は もちろん打ち込みだけでなくケニー.カークランド.ライクな素晴らしい熱いピアニス トです。是非一聴をお薦めします。下にバックナンバーも用意しているので見逃した方は是非、読んでみてください(左写真は新澤健一郎氏)。




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