俊樹の部屋(?)

俊樹の部屋(第29回)


(03.4.23アップデイト)

1996年5月30日、歴史は始まりました。ついに布川俊樹のホームページがスタートしたのです。このページを立ち上げた4、5月はギターを弾くよりとにかくこのホームページ製作に追われる日々、日夜Macに向かっておりました。この「俊樹の部屋」は毎回僕がたわいもないことをエッセイ的に書き連ねたり、「徹子の部屋」みたいにゲストを呼んで対談をする、みたいなコーナーであります。

さて21世紀最初の「俊樹の部屋アップデイト」。前回は前世紀ということで、何と2年4ヶ月ぶりのアップデイトになってしまいました。だってこのページ、一番アップデイト大変なんだもん(ネタ探しも含めて。布川今回もテープ起こししてます)。布川、世紀を跨いでたぶん人間的にもひとまわりは成長したことと思います(ひとまわりして戻ってたりして)。今回はVALISメンバー全員へのインタビュー。ラストツアーの真っ最中、小岩はeM7の演奏前の楽屋にて行われました。インタビュアーは、小岩eM7の総帥、コンテンポラリー・フュージョン・バンド、TKBを率いる梶川朋希氏です。これが全然大したことしゃべってないんだけど(苦笑)、まあたかがホームページのインタビューなんでいいっすよね。楽屋の雰囲気は伝わるかなあとも思います。無茶苦茶自画自賛になってる箇所は勘弁してくだされ。そのまま収録してますんで‥。

梶川:
今回、VALIS18年間の活動にピリオドを打つということで、布川さんの言葉はホームページや「ザ・ラスト・ギフト」のCDの中にありましたが、メンバーの皆さん、何か、「終わる」ということで感慨深いというか一言をお願いします。
古川:
まあ18年長いっちゃあ長いし、あっという間だったとも言えるし‥、僕にとっては東京に出てきてから初めてのバンドというかまとまったサウンドを出すバンドで、そこに加えてもらったというのは非常に‥
布川:
柔らかく行きましょうよ(皆笑)。別にラジオ放送じゃないんだから(皆笑)。このホームページにちょっと載せるくらいなんだからさ。もうちょっと雑談めいた方が楽しいんじゃないかとワタシは思いますねえ(万作笑)。
古川:
ちょっと緊張してますねえ。
布川:
VALIS結成の構想は、初つぁんと下北沢の餃子屋で語り合ったんです。
梶川:
はい。それでゴックサウンドでデモテープ録ったとか。
布川:
そうですね。
木村:
ゴックだったんだ。国分寺の?
古川:
国分寺、そうそう。
布川:
その当時から、今回のアルバムに入ってる「Green Mist」とかやってるんですよね、先輩!(ちなみに「Jungle Love」、「Under Construction」を含めた3曲のデモ録音を行った。たぶん1986年だと思う。)
古川:
やりました。
菅野:
あと10分で始まっちゃう(ライブ開演予定時刻が)んだけど。
布川:
始まんないでしょ。20分押し!
全員:
イヒヒ(笑)。
菅野:
何かいい匂いするね。
木村:
うん?ハンバーガー。
布川:
お、マツコじゃないか(元ローディ小松君楽屋に登場。メンバー皆知っている)!お前、インタビューに参加しろ。
菅野:
何かもう酔っ払ってんじゃないの(笑)?
布川:
酔っ払ってないすよ。


梶川:
やっぱり解散寂しいですか?
古川:
寂しいっていうか、でもまた12年後にやるんですよね、還暦ライブ(笑)?
布川:
ツアー中に、そのとき全員生きてたらいいな、って話をしてたんですよ。
梶川:
今回結構盛り上がってますよね。
布川:
ツアー面白いですよね、カルロスさん。
菅野:
面白いですねえ。終わるとなると面白くなるっていう、これは何なんだ(笑)?
梶川:
ピンクレディなみに‥(笑)。
菅野:
だって、こんなに回数やったの初めてだもんね。
梶川:
こうなってくると、もったいないなとか思いません?
菅野:
たしかにここまでいい感じになってくるともったいないじゃん。
古川:
まあ、そこで終わっとくというのがまた‥。
菅野:
いいとこですよね。
梶川:
寸止めの美学ですね。小池さん、いかがでしょうか?
小池:
ま、僕は入って6年めなんですけど。面白かったですよ。未だに何故解散するかよく知らない(笑)。
菅野:
僕もよくわからない。
小池:
よくわからないですが、諸先輩にしたがって‥(笑)。
木村:
俺達みんなわかってない(皆笑)。
菅野:
わかってるのは布川だけ(笑)。
小池:
まあ、VALISって名前はなくてもやるでしょ。このメンツで‥。日本人そういうの好きですから。仲良し再会とか‥(笑)。

梶川:
かなりお仕事上、かぶってやることは多いと思うんですけど、やっぱりVALISっていうグループでやるのは違いますか?
小池:
それはそうですね。全然違います。まずVALISじゃないと、今回の曲はやりませんからね。
菅野:
そうそう。基本的に布川の世界を具現化する場所ですからね。
布川:
いや、ありがとうございます。
小池:
このメンバーが集まってこのサウンドは(要するにVALISサウンド)布川さんの曲じゃないと出ないから‥。布川さんの曲がいいし‥、ほんとに素晴らしいです。
梶川:
結局、VALISっていうのは、ほぼ布川さんが仕切を含めて‥、カルロスさんがプロデュースされたことも‥、
菅野:
いやいや。
木村:
布川ですね。
菅野:
そう。
木村:
VALIS=布川ってことで大丈夫だと思いますよ。
菅野:
すべて布川。
梶川:
そういう意味で皆さんお付き合いされてきて、実のところどうなんでしょうか?
全員:
爆笑。
木村:
もう最悪の奴でね(皆爆笑)。
菅野:
いや、正直言って初めて会ったときは変な奴だと思いました(笑)。
梶川:
やっぱりそうですか(笑)。
菅野:
でもね、付き合って行くとすごくいいなあと思いました。
木村:
ハッハッハ。
布川:
万作さんにはさあ、「気を使う方向が変だ」って言われました。実は気を使ってるんだけど全然そう見られない(笑)。
木村:
あ、そうかもしれない。天才だからね。
布川:
いやいや。

梶川:
納さん、どうですか?
納:
僕は一番若い。最近珍しいんですけど‥。諸先輩方に遠慮がちな‥。
菅野:
何が遠慮がちだ(笑)。
納:
僕が入った89年‥、やったかなあ?ちょうどアメリカから帰って来た年で、全然仕事がなかったもんで。それをこういうメジャーな方々と‥。
梶川:
はい。
布川:
全然メジャーじゃ(笑)
菅野:
ないよ(笑)。
布川:
CDも出してなかったし‥。
納:
もっとメジャーになれるんかな、と思ったら‥(笑)。
全員:
ハッハッハッハッハ(爆笑)。
布川:
ワタシもそう思って始めたんですけどね(笑)。
納:
何かやっぱし厳しいものが‥。
布川:
もう少し、いや、ちょっと売れませんでしたね(笑)。
納:
フュージョンブームの到来、じゃなくて終焉と共に始まったバンドなんで‥(皆爆笑)
木村:
あー(嘆)。
布川:
そうだねえ、日本はやっぱりカシスクですからねえ。
納:
あと10年早けりゃー、このバンドも浪速エキスプレスくらい‥、
古川:
キャッハッハ(笑)。
納:
人気が出てたかもしれません(皆笑)。時代をはずしたバンドですね。
梶川:
逆にもうちょっと続けてたらもうひと山あったかもしれませんね。
布川:
ないないないない(皆爆笑)。
納:
あと20年くらいやってりゃー
菅野:
一巡りしたかも‥。

梶川:
でも皆さん、それぞれにメジャーになられて素晴らしいですよね。
布川:
すごいですよ、皆さん。
梶川:
それがまた解散の一因?
菅野:
長くやってるだけですよ。
梶川:
やっぱスケジュールの調整が‥。
布川:
それは合わせるの大変‥。ラストライブ決めるのだって大変だったもんね。
納:
これからはスケジュール合わすの、楽になるかもしれませんよ(皆爆笑)。40歳も過ぎたし‥(笑)。
菅野:
段々なくなって…(笑)。
納:
段々みんなヒマになる(笑)。
菅野:
楽になる一方みたいな‥‥(笑)。辛いなあ、それ。

梶川:
今回のアルバムの選曲やコンセプトは、やっぱり布川さんが?
菅野:
うん、すべて。
布川:
というか、選曲ったってあれしか残ってない(笑)。まあそれにスタジオ録音を足して‥。
梶川:
でもちょっとは相談するんでしょ?
布川:
ちょっとはね。
菅野:
でも、みんなでどうのこうのっていうよりも、個々のミュージシャン(たぶんリーダーの意)が自分のコンセプトをしっかり立てて、それにバンドメンバーみんなが協力して行くって方が面白いよ。決して、メンバーみんなの意見を民主的に採り入れることがいいとは僕は思わない。それは布川のパワーがあるからできるんで‥。
梶川:
それが、VALIS=布川ってことですか?
布川:
と言うか、基本的にこの5年くらいね、僕はVALISのメンバーに「何かして欲しい」ってあんまり言ってないのね。
菅野:
そうそう、何にも言わない。
布川:
取りあえず曲だけ持って来てる、ってだけで。
菅野:
それをみんなで。
布川:
その曲を持って来てる時点で、結構‥、何て言うか、縛りも出てるし、雰囲気も出てるし。まあ初つぁんなんかも、難しい(布川独特のという意)コードネームを最初は聞いてきたけど、いまは‥。
古川:
まあ、譜面が読みやすくなったってのはあるけどね(皆笑)。
小池:
ハッハッハ。
布川:
初つぁんは昔の古文書みたいな譜面をいまだに使ってるからね(笑)。
菅野:
黄色くなってるやつ。

布川:
しかしもう、この方(小池氏)の巧さはちょっと破格ですね。
梶川:
いかがでしょう。
小池:
どうなんでしょう(苦笑)。
梶川:
ライブアルバムっていうのははどうでしたか?
小池:
いい経験をさせてもらいました。
布川:
でも面白かったよね。
小池:
面白かったすよね。
梶川:
是非アルバムのPRも頂きたいなあ‥、と。
布川:
そんなにPRないんですけど(笑)。もうとにかく、僕の最後の想いを聴いてください、という‥、それだけ!皆さん個々に自分のPRをしてもらうといいんじゃないでしょうか。
木村:
個々はいいんじゃないすか。大丈夫すよ。あの、それ、最後のアルバムの名前、何て言ったっけ?
布川:
「ザ・ラスト・ギフト」。
木村:
いいアルバムですよ。スタジオ録音がアタマとケツに入っていて、泣かせますよ
菅野:
泣かせますね。
木村:
楽曲的にも。
布川:
あれ、アイディアよくなかったすか?
木村:
ばらすいし!素晴らしい。
菅野:
曲がいい。
布川:
あのこう、ラスト曲「Forest Moon」がライブのMCにかぶった感じがなかなか‥。
木村:
泣かせますね。
布川:
うまくやったと思うんですけど‥。
木村:
いやあ‥、お見事!
布川:
いえいえ。まあ、皆さんが‥。いやあ、楽しかったな、小池君とデュオやれて‥。
小池:
ハハハ。
布川:
酔っ払いのしゃべりになってません(皆笑)?まだ大丈夫だと思うんですけど。
木村:
まだ大丈夫なんじゃない。
小池:
飲んでくださいよ(笑)。
布川:
いやあ、飲む気でいますよ(皆笑)。

梶川:
最後に何かないですか。布川さんに対してでもいいし、VALISを締めくくるでもよいし‥。
菅野:
いやあ、俺は締めくくれませんよ(笑)。
布川:
そう言えば○○さんのアフターアワーズってのは面白いですよ(皆爆笑)。
●●:
それはネット上では好評できない。
○○:
絶対やめてください(笑)。
◎◎:
それはちょっとダメです。色々とね‥。
全員:
はい。
梶川:
ちょっと録音まわしときますからしゃべってください(笑)。
△△:
証拠物件残っちゃうとまずいよね。
布川:
まあ、じゃあここまでにしましょう。
梶川:
はい、わかりました。

最後にテープ(MD)起こしマンの布川の感想:メンバーの皆さん、長い間ありがとうございました。愛を感じましたです。ちなみにこちらが当日の絵模様であります。





ちなみに「俊樹の部屋」のバックナンバーを用意しています。見てない方はチェックしてね。





皆さん、このページに関するご感想を是非、下記 E-mail アドレスまでお送りください。それからQ&Aのページへの質問が相変わらず少ない。このままだとページ閉店売りつくしセール(ずっとやってたりして)をやらねばなりません。是非送ってちょ。



n-valis@da2.so-net.ne.jp




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