俊樹の部屋(?)

俊樹の部屋(第22回)


(99.7.25アップデイト)

1996年5月30日、歴史は始まりました。ついに布川俊樹のホームページがスタートしたのです。このページを立ち上げた4、5月はギターを弾くよりとにかくこのホームページ製作に追われる日々、日夜Macに向かっておりました。この「俊樹の部屋」は毎回僕がたわいもないことをエッセイ的に書き連ねたり、「徹子の部屋」みたいにゲストを呼んで対談をする、みたいなコーナーであります。

さて、前回は番外編でしたが、今回は前々回の続きということで「布川、古川、岩瀬三者対談(後編)」を再びお送りいたします。対談は布川俊樹グループのツアー前半最終日浜松でのライブを終えて車で東京に帰る途中に行われました。車で移動という旅芸人どさ回りツアーをして可能であった対談と言えましょう。ちなみに布川は対談をテープおこししているのですぞ(まったくてえへんだ)!

布川:
いやあ、マナガツオ、否、まなむすめのために馳せ参じて帰る、いいですねえ‥(浜松ライブの翌日は古川氏の愛娘このみちゃんの小学校入学式なのだ。そのために我々3人は打ち上げへの欲望も抑え、東名高速道路を真夜中にひた走っているのである。その話のほこさきは唯一浜松の夜を盛り上がる納氏に向けられる)。
古川:
大事ですよ。
岩瀬:
しかし、このツアーは納さん壊れてますよね。
古川:
切れてるよね。
布川:
納ちゃんからあれだけ猥談を聞くとは‥(笑)。
古川:
ウッフッフ。
布川:
初めてだよね。
岩瀬:
猥談の塊。
古川:
やっぱ波長の合うバンドだったんでしょう。何だ、もっと早く言ってくれればいいのにって感じ(笑)。
岩瀬:
ベースも相当壊れてましたね。「僕は東京のベースだ」って最初言ってたのにね(笑)。


この後しばらくはいない人間をさかなにするという会話の基本が展開されるがオフレコにしておこう。


布川:
初つぁん、レコーディング話でもしましょうかね。
古川:
ロス.レコーディング?
布川:
そうそう。
古川:
あれは‥‥、彼らも品のある方々でしたよね。あの人達はこんな話しないんだろうね(笑)。
布川:
いや、するかもよ。
岩瀬:
してますよ。
布川:
ピーターの家でバイアグラ話で盛り上がったじゃない(笑)。
古川:
あー、そうだよね(笑)。
布川:
ボブ.バーグがまた話が行けてたよね。何かスノッブっぽくて(ほめ言葉として使っています)かっこいい人なのよ。
岩瀬:
あー、なるほど。
布川:
とにかく趣味人でさあ、色々蘊蓄って言うかうるさい人なのよ。まずメシとかうるさい、ホテルにうるさい、ロスに来たときもホテルはここがいいとか言って自分で変えちゃう。
古川:
ホテルにはうるさかったね(笑)。
布川:
日本のホテルなんて僕らより全然詳しいしさあ。東京だったらここがいいとか、大阪だったらこことかね。僕らが全然知らない日本のことを知ってるわけよ。レストランはここがいいとか‥‥(笑)。
岩瀬:
はあーん。
布川:
それで釣りが好きでさあ、ロングアイランドに住んでるらしいんだけど、それでさ、マグロ釣りをしてね‥。かっこよかったなあ。
古川:
釣って自分でさばいて食べる。
布川:
船の上で食べるとまだ温かいって‥。言ってたけどね。とにかくいい感じの人だったなあ‥。よくしゃべるし‥。
古川:
最初は恐い人って噂があったけどね。でも全然大丈夫だったね。
布川:
こわいってのはさあ、あの音楽に対するプライドを恐いって見られちゃうんじゃないかな。
古川:
あー、そうね。
布川:
「今回のレコーディングの曲、簡単で楽しかった」って言われちゃったもんねえ。
古川:
どこが簡単や(珍しく大阪弁)。今度「ヘムロック」吹いてみい。すぐ吹けるだろうね(珍しく関西出身らしい一人突っ込み&ぼけをかます古川氏)。
布川:
まあ、あのプレイを聴けば‥‥。ごもっともって‥。とにかくインパクトありましたね。
古川:
インパクトと言えば、マーク.ジョンソンもインパクトありましたね。
布川:
マーク.ジョンソンってのは何を考えてベース.ライン作ってるんでしょうね。
古川:
考えてないんでしょう(笑)。
布川:
考えてないんすかね。
古川:
いやあ、わかんないけど‥。
布川:
どう思いますかね。ああいう人いないよね。
古川:
メロディックなんだよね。
布川:
メロディックって言うかさあ‥。
岩瀬:
メロディックと言うのかなあ(笑)。
布川:
何なんだろう。だって「ダブル.スパイ」とかだって全然コード追ってないじゃない。あんな曲コード追うしかないじゃない。
古川:
とにかくコードって感じじゃないもんね。あと「アイ.ラブ.ユー」‥。
布川:
「アイ.ラブ.ユー」はもうめちゃくちゃだね。
古川:
どこ行ってるのかわかんないもんね。
布川:
僕、演ってるときは、わかっててさあ、終わったときも「ああ、終わった」みたいな感じだったんだけど、プレイバック聴いたら全然どこやってるかわかんない。マーク.ジョンソン聴いたらさあ‥。合ってたのかなあ、みたいな。まあいいかって。
古川:
あれ、かっこいいすよ。
布川:
でも何度もチェックしたら合ってた(ホッ)。



布川:
ところでたっぴ君もロサンゼルス行ってたんですよね。ピーター.アースキンに師事していたという話を聞きましたけど‥。
岩瀬:
えー、でもと言うかたまに会って‥。
古川:
え、どれくらいたまに?
岩瀬:
3ヶ月に1ぺんとか。滅茶苦茶忙しい人だから‥、自宅にいないんですよ。自宅のあの初つぁんがピアノを練習したという離れのスタジオに行って‥。
布川:
自宅スタジオいいですよね。
古川:
全部録音できるようになってるもんね。ピアノも、ドラムも‥。
布川:
たっぴ君はロス何年くらいいたの?
岩瀬:
20歳くらいから23歳くらいまで‥。
布川:
いつ頃からプロ活動ですか?
岩瀬:
プロ活動はじわじわと‥。
布川:
あー、そうか、帰って来てからコナミにいたんだよね。
古川:
え、ゲームの?コナミに勤めたの?
岩瀬:
ゲーム.ミュージックを打ち込みで作ってたんですよ。
布川:
あー、そうだ、ギターの人と対談したことあるわ。古川‥。
岩瀬:
古川もとあきさん。
布川:
そうだ、矩形波倶楽部だもんね。
岩瀬:
そうそう。3枚くらいアルバムを出した。
布川:
古川ってギタリストは3人いますね。
古川:
います。全員関西でしょ。
布川:
古川まさよしさん。そして初つぁんの弟さん、羅麗若(られーにゃ)、望君!
古川:
うーん、古川御三家、みんなお金持ちだ(笑)。
布川:
望君はもう完全にスタジオのトップ.ギタリストですからね。まさよしさんはNHKの朝のドラマの音楽とかやってますよね。それに比べてジャズ.ギタリストは‥、あー、大変すよ、暮らすのが‥(笑)。
古川:
何をおっしゃいますか、布川さんは大丈夫でしょう。印税がっぽで(笑)。
布川:
ミリオンセラー目指して‥。そんなわけないでしょう。宇多田ヒカルの100分の1とか売れたらもう寝てくらすね(笑)。
古川:
ははは、夢の印税生活が待っているじゃないですか(笑)。
布川:
1000分の1売れたってジャズ界じゃヒットだ。「ウルトラマンジャズ」売れてるのはいいけど、僕、曲書いてないですからね(笑)。まいったね。あれも半分くらいオリジナルにすりゃあ良かったね。「ウルトラマンはショパンが好き」とか。
古川:
何でショパンなんだよ。
布川:
じゃあ「ウルトラマンブギ」。
岩瀬:
そんなことすると売れませんよ(笑)。
布川:
たっぴ君、ところで古川初穂さんのピアノはどうですか(笑)?
岩瀬:
品がありますよ。
古川:
そうでしょ、alwaysですよ。
布川:
たっぴ君も叩いているとき楽しそうだもんね。
岩瀬:
いやあ、楽しいですよ。
布川:
俺、プロデュースして初つぁんのピアノトリオ録ろうかな。
岩瀬:
いいですねえ‥。
布川:
プロデュース印税86%ぐらい(笑)。
古川:
ばかやろう。
布川:
アーティスト印税は1.6%。
古川:
極悪プロデューサーだな。
布川:
でも今回ピアノ.ソロやってるときって結構僕眺めてるじゃない。ピアノ.トリオ状態になってる。金沢とか良かったよなあ‥。これはピアノ.トリオとかレコーディングしたいなあ、って思いましたよ。
岩瀬:
金沢(芸術村)はピアノ良かったですしね。
古川:
このメンツでトリオは凄く楽しいよ。自由になれる感じがする。
布川:
まずいいピアノがあるスタジオ。
岩瀬:
それで決まっちゃいますからね。金沢みたいにちゃんとフルコンがあって‥。あそこでライブ.レコーディングもいいかも。
布川:
夜は刺身に旨い酒。
岩瀬:
それににょかいるい(笑‥たっぴ君の得意フレーズです。漢字はあててみてください)。
布川:
よし、レコーディングをしよう。
古川:
是非実現しよう!


さて古川、布川、岩瀬三者対談後編いかがだったでしょうか。今回のテーマは結局「品と気合い」ってことでしょうか。とにかく3人それぞれのほめ殺し、否、リスペクトは美しいものがありますねえ。ちょっと残念だったのは、たっぴ君があんまりしゃべってないこと(まあ彼はそんなにしゃべる方ではないんだけど)。どうも寄年を前に遠慮してたかも‥、ホストとしては反省しております。ちなみに「俊樹の部屋」のバックナンバーを用意しています。見てない方はチェックしてね。








皆さん、このページに関するご感想を是非、下記 E-mail アドレスまでお送りください。それからQ&Aのページへの質問が相変わらず少ない。このままだとページ閉店売りつくしセール(ずっとやってたりして)をやらねばなりません。是非送ってちょ。



n-valis@da2.so-net.ne.jp




ホームページに戻る



リンクへ行く