what's new from MESA

会長挨拶

人と世界と響きあう

pdf

西垣内磨留美

 まるで大学のキャッチコピーのようですね。

「感性を磨く」「情報を得る」「探究」「活用」、そして「絆」、これらもなんと陳腐で使い古された言葉でしょう。しかし、研究や学会という場で、これらの言葉は輝きを取り戻すことができるのです。本学会は、真摯に耳を澄ませ、目を見開くことで、このような言葉の本来の意味が見出せる学会であると自負しています。

 本学会は、個々の民族や民族間の関係を研究することを主軸に、2005年に設立されました。文学、文化学、社会学、文化人類学、史学などの多様な要素が含まれてこそ、民族を語ることができます。このような学問を包括することも本学会の趣旨と言えます。

 万人にとっての宝、あるいは、個人的な掘り出し物を、有為、無為の目や耳で探し当てにきてください。それらをどう広げるか、どう深めるかは研究者の手の中にあります。そして、成果を発表し、より大きな宝を還元することで、学会が生き生きと動いていきます。

 たくさんの研究者の皆さんに、「人と世界と響きあう」が謳い文句でなく、実現する場があることを実感していただき、また実現のための力となっていただくことを、心から願っています。

第31回全国大会プログラム
プログラムpdf

期日:2018年12月15日(土)、16日(日)
会場:福岡女子大学 講義棟C101
(〒813-8529 福岡県福岡市東区香住ヶ丘1-1-1)

★12月15日(土)午後13:30~18:00(受付13:00~)
○開会の辞 (13:30~ )             西垣内 磨留美(会長、長野県看護大学)
○大会実行委員長挨拶 (13:35~ )        長岡 真吾(福岡女子大学)

  研究発表①    
13:40~14:20             司会:西垣内 磨留美(長野県看護大学)

無数のディスコースからなる一つのアメリカ ― 連邦作家計画ガイドブックについての試論
峯 真依子(中央学院大学)

  研究発表②    
14:30~15:10             司会:宮本 敬子(西南学院大学)
Claude McKayと植民地独立運動
-ハーレム・ルネッサンスからネグリチュード運動、エチオピアへ
古東佐知子(岐阜市立女子短期大学)

  研究発表③    
15:20~16:00             司会:梶原 克教(愛知県立大学)
International Relations as Comics: Marjane Satrapi’s Graphic Trilogy
(コミックスとして国際関係:マルジャン・サトラピのグラフィック・トリロジー)
マリー・トーステン(国際基督教大学)

――――――――――― 休憩 ――――――――――――
〇講演 (16:20~17:50)  司会:松本 昇(国士舘大学名誉教授)
<Field > の歩き方―フィールドワーカーの愛と葛藤
                        阿部 珠理(立教大学名誉教授
○懇親会(18:00~20:00)              司会:峯 真依子(中央学院大学)
会場:大学会館食堂ホール
会費:4000円(院生:2000円
★12月16日(日)(10:00~12:20)
  研究発表④    
10:05~10:45             司会:白川 恵子(同志社大学)
Frank YerbyのThe Foxes of Harrowにおける旧南部の白人性構築
永尾 悟(熊本大学)

トークセッション(10:55~12:15) 司会:中垣 恒太郎(専修大学)
大島由起子著『メルヴィル文学に潜む先住民 - 復讐の連鎖か福音か』(彩流社、2017)
をめぐって
講師:大島 由起子(福岡大学)
ディスカッサント:吉田 美津(松山大学)
吉津 京平(福岡大学非常勤講師)