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2003/03/28(金)
ラ・バヤデール
NHKホール



バヤデール初日 / あすわ

 みなさまもうご存知のようにニコラが怪我で
J.G.バールが代役にたちました。 開幕前に
監督のルフェーブル女史が観客たちに説明しましたが
一昨年に続くキャンセルはかなりショック。 
今後の彼のキャリア(少なくても日本における)にも大きな陰を落とすかもしれません。 
 
 さて急な配役変更にもかかわらずオペラ座ダンサーは素晴らしい舞台を見せてくれました。

 JGバールは清潔で端正、優等生ふうなところもあって
優柔不断のソロルにぴったり。 迫力ある二人の女性に
はさまれて悩む姿もお美しい。(^^) 彼はうなじのラインが
とてもいいですわ〜。 もちろん踊りも安定していて
見ていても安心。
 
 アニエスは急なパートナーの交代にもかかわらず
たおやかにそして強靭なテクニックで全幕を踊りきって
くれました。 あらためてアニエスの力に感嘆しました。
 
 マリ・アニエス・ジロー やはりここでも大輪の花。
マイムや演技も大きくてダイナミック、迫力がありました。
映画「エトワール」での素顔は素朴なのに彼女はすごく
お化粧映えがするのね。 美しく驕慢、欲しいものはどうしても欲しい、こどものような無垢な強さも感じさせる
ガムザでした。 

 しかし今夜の白眉はなんと言ってもコールドバレエ。 
ほんとうにすばらしかった! 終演後、年配のご夫婦の男性の
ほうが
「あんだけきれいなもの見せてもらったら、あの寺院が
こわれるってあれ、あれなんかいらないな・・あんなきれいな
もの見せてくれたらここで終わっても・・」と話しておられました。 寺院云々はともかく観客すべてに共通する感想は
それでしょう。

 ロンベール、ユレル、アバニャートというジュエルズでも
活躍した3人の影もとても良かったです。

 あとテイボー、マロリーというお気に入りのダンサーが
貴族の青年(ソロルのおともだち?)として出ておりました
よ。 やはりここでも彼らは右と左に分かれてコールドの
中心でした。 踊りはちょっぴりしかないけどその後も
ずっと舞台のうしろにいるので時々オペラグラスで
のぞいたりしてました。

 そうそう配役表にはなかったけどドロテちゃんが
パ・ダクシオン?をミリアムと4人で踊ってました。
相変わらず笑顔をたやさずチャーミング。 大きな役もらって
よかったね>ドロテ

 セットや衣装の美しさなど色々感じたこともあるのですが
今夜はここまで。 明日はルグリの登場です。

 

No.374 - 2003/03/29(Sat) 00:05


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