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2004-11-28(日)
◆映画『告白的女優論』 1971 監督:吉田喜重
BS2 録画

30越えたあたりの浅丘ルリ子とそれぞれ40目前の有馬稲子に岡田茉莉子。
3大女優の共演。
彼女達が演じるのはこれまた女優の役で、三人の有名女優が「告白的女優論」というタイトルの映画にクランクインするまでの話。
女優の気まぐれ、女優のわがまま、女優の狂気、等々なんと言われようが、またなんと勘違いされようが、物陰から覗く女優の顔は誰よりも悲しくて孤独な女性の顔だった。

実生活(←映画上の話)がどうあれ、それでも女優が女優として歩く瞬間。ラストは涙が溢れる。
この映画、いつも人物がなにかの物越しに、また、人の体越しに、さらには鏡越しに映される。
手前と奥という構図を基本にして撮られているからこそ、ラストの突然の並列、しかもこれまで交わらなかった三人の全身ショットが異常な驚きとともに飛び込んでくる。
この閃光に一瞬目が眩んでぽっかり開いた空洞に、この映画を見る人がまず期待するであろうショットを見ているんだという感動と、このシーンに至るまで見てきた三人の女性の悲しみと強さとがまとまって迫ってくるのだから弥が上にも泣いてしまう。

女優合戦とでもいった感じでなかなか見ごたえのある映画。
・・・峰岸徹って前の芸名峰岸隆之介だったんだ。



2004-11-27(土)
◆映画『ゴジラ2000 ミレニアム』 1999 監督:大河原孝夫
BS2 録画

ゴジラが自衛隊だかなんだかと戦闘を始めたあたりで寝ちゃって、気づいたらゴジラと岩の塊が対峙していた。
ああ、そうか、ゴジラVSビオランテでうとうとしたのもこの映画で寝ちゃったのも、もうゴジラに飽きたからなんだな。
ちょっと食傷気味だ。

西田尚美が見所。本当この人はどの映画でも西田尚美だから凄い魅力的だよなぁ。
で、阿部寛も見所。この浮きまくり感はよくやった。
ストーリーのディテイルの意味不明さは置いといて、まあそれなりに面白かった。
破壊されまくる東京を見せられて、お願いだからもう暴れないでくれと願ってしまう。



2004-11-26(金)
◆映画『ゴジラVSビオランテ』 1989 監督:大森一樹
BS2 録画

うとうとしながら最後まで見て、漸く気づいたけど、中学生頃かテレビで見たなぁ、これ。
昔も今も大して印象に残らなかった。

笑いが少なくて。
真面目に見るにはチープすぎるし、チープを楽しむにしてはいくらかストーリーの真面目さが邪魔するし。
『ゴジラVSデストロイア』みたいにゴジラよりも破壊的なんじゃないかと思うほどのチープさがあれば楽しめるのだけど。
面白浮きキャラが峰岸徹くらいしかいない。
高嶋政伸もサラジア国のエージェントもぎりぎりのところで真面目に収まっているしなぁ。

久我美子と永島敏行が出ている。
高橋幸治は何考えてるか分かるけど分からなくて怖い。



2004-11-23(火)
◆映画『ゴジラ対メカゴジラ』 1974 監督:福田純
BS2 録画

作品公開時は生まれてないけど、子供時代に熱狂したメカゴジラ編。
メカゴジラと岸田森と平田昭彦が大活躍する映画。

キングシーサーなる怪獣も登場するが。えらい苦労して呼び出し、やっと出たかと思ったら2足歩行で歩き出してがっくし。
しかもメカゴジラの圧倒的集中砲火の前で無様に踊ることしかできなかったピエロシーサー。


◆映画『ゴジラ』 1984 監督:橋本幸治
BS2 録画

1954の『ゴジラ』から30年。ということで9年ぶりに作られたゴジラにして、僕のゴジラ原点。私事ながら。
原点とはいいつつ映画は見ていなくて、子供向けに作られたこの映画の宣伝本みたいなものを何度も読んでは楽しんでいただけなのだが。

コメディゴジラは封印され、でかく、強く、恐ろしく、何考えてんのかさっぱし読めないゴジラが復活。
ストーリーもいくらか真面目。純粋でいじらしい沢口靖子とケーナに出会ったころの田中健の恋愛もあり。
人類の敵としてのゴジラ、人類の罪の象徴のゴジラ、地球に生きる一つの生物としてのゴジラ、憧れの対象としてのゴジラ、国家間の勢力争いに利用されそうになるゴジラ。
ゴジラに向ける多角的な眼差しや感情をさりげなくもしっかり描いている。

ゴジラにしろ登場人物にしろ、(つっこみは置いといて)コメディ要素がほとんどないのだけど、たった一人だけコメディキャラクターがいる。
それはホームレス役を演じた武田鉄矢で、彼はゴジラ出現により人気の無くなった新宿高層ビル内のレストランでのほほん食料を物色していた。
しかし窓から覗き込んだゴジラと突然目が合って腰抜かした鉄矢が叫ぶ「でっかい顔して歩くんじゃねー!この田舎もんがぁ!」。
というような短いシーン。
彼が演じたキャラクターは明らかにこの映画の中で異色な存在で、別の映画が挿入されたかのような、いてはいけないところに突如紛れ込んでしまったような、存在自体が既にタブーのような、衝撃がある。
北斗の拳でケンシロウがジャキと戦っているときに突如( ゜人゜)ダーレガ( σ。。)σコロシタ ( ゜人゜)クック( σ。。)σロビン、パタリロが出現したらびっくりするようなもの。
存在する世界が違う。
そして出番はこれで終わりかと思いきや、暫くしてストーリー本流を真面目に突っ走る田中健と沢口靖子がピンチを必死に切り抜けようと頑張っているとき、再びこの映画に彷徨い出てくる。
ゴジラが暴れる新宿のビル内に取り残された田中健と沢口靖子は階段が破壊されて階下に下りれず、消防用ホースを階下に垂らして降りようと試みていて、そこに"たまたま"通りかかったのが鉄矢だった。
田中は大声で鉄矢を呼びとめ、ホースの先を持ってくれと頼む。
鉄矢も「おぁぅ、いいともぉ」とこの非常時にふつーの会話のように返事してホースを持つ。
誤って混入されてしまったようなこの異物がホースを媒介にメインストリームと危険に接触する。
鉄矢がここにいるストーリー上での重要性は無い。
主要登場人物の絶体絶命を救うわけでもないし。ホースの先を押さえるという行為がいったい何の役に立っているというのか。
この映画に存在してはいけない者が存在してはいけない場所に現れ、かつ異物が異物の性質を保ったまま本流と双璧をなすかの如く並置されるシチュエーションに意義がある。
能天気な鉄矢とは対照的に沢口靖子はホースを伝って降りる事を怖がり、田中健に無理やりホースに掴まらせられやむなく降りている途中で壊れた外壁から覗くビルの外にゴジラの姿を見つけて恐怖に震える。
轟音とともに歩くゴジラの振動がビルを揺らし、コンクリートがぱらぱら落ちる音が鳴る。
だが鉄矢はゴジラの存在に全く気づいていない!
沢口靖子がこんなに怖がっているというのに、この古代からやってきた素敵なクロマニョン人は何事も起こってないかのようにひたすら両手でホースをつかんだままじっと上を見つめている。
三人が無事にビルの外へと脱出したときにやっと鉄矢はカドミウム弾で眠っていたゴジラが起きていることに気づく。
えーっ!もうずっと前から起きていてゴジラはさんざんスーパーXに砲撃されてたじゃん。何も聞こえてなかったの?
異世界の住人ゆえか、時間まで越えたらしい。
なんという異物の徹底ぶりか。
別世界の住人がこの映画の世界を自由に闊歩する。そしてあくまで異物は異物であり、混ざり合ってこの世界に溶け込むことはない。
溶けこまないスタンスが貫かれるということは鉄矢一人で一つの世界を作り出していて、しかも『ゴジラ』という映画全体に武田鉄矢たった一人が同一のエネルギーで衝突しているという凄まじいことをやってのけている。
東京大空襲の後のような見事なセットの中、すぐ側にいるゴジラから三人で一緒に逃げていたのだが、田中健もこれ以上武田鉄矢と関わると崩壊が訪れると悟ったのか、沢口を連れて鉄矢から逃げるように去っていく。
置き去りにされた鉄矢はそれを気にするふうでもなく、一人でゴジラから逃げる。
バックに雄たけびを上げるゴジラで、ゴジラの方を振り向きながらカメラに向かって走ってくる武田鉄矢の合成映像。
このシーンはゴジラシリーズ屈指の名シーンじゃないだろうか。
単に必死に走って逃げる男を正面から映したシーンに僕が弱いということもあろうが。
鉄矢のバックにゴジラが映ってはいるが追っかけられているのかただゴジラの前を鉄矢が走っているだけなのかは分からない。
鉄矢も本気で逃げているのかこの映画の住人のふりして逃げているのかは分からない。
ゴジラだって雄たけびをあげながらもなんかこのシーンのゴジラは可愛い。
(ゴジラや周りを少し巻き込んで)異物が生み出した解釈の曖昧さは逆に解釈を全てはねつけたむき出しの映像で、スローモーションで映された走る鉄矢とバックに構えるゴジラがなぜか無性に感動的だった。
田中沢口に見捨てられた後にすぐ今度はゴジラと直接絡むバイタリティというか根性というか、とにかく最後まで異物であり続け、悲しいまでに孤独な鉄矢であった。

ホースを伝って田中健と沢口靖子が降りるシーンは結構面白い。
田中がホースを階下に垂らし、するする伸びたホースが命の線をつなぐと田中が階下を見下ろす視線の中に突然鉄矢が出現する。
そして鉄矢からの下から上へ見上げる視線と田中の上から下に見下ろす視線が何度か交錯して縦の線をなぞる。
ただしこの時点では距離感がつかみにくく、どれだけの高さがあるのか想像しにくい。
細いホースを伝って降りるという、落ちる危険を伴なった心もとなさからか沢口が恐怖する。
それに田中沢口にしてみればゴジラがすぐ近くにいてしかも壊れかけたビル内に自分達以外の人間がいること自体もしかしたらゴジラより恐ろしいことだよな。
とにかく階下に対する恐怖がここに現れる。
しかもせっかちな田中は沢口を無理やりロープにしがみつかせた後、少しも間を置かずに自分もホースにつかまって降り始めるではないか。
いっぺんに二人もぶら下がって切れないだろうか?すごい不安感。
降り始めてすぐ、沢口は壊れた外壁から外を見て目を見開いて恐怖する。ここで縦に交わされていた視線がビルの外に向く。
ゴジラの足元が映し出される。
下だけでなく今度は横に恐怖がぁ!
そして次にゴジラ側、つまりビルの外からビルに向けてのショットになる。
本当はただのビルの角を映したショットなのだけど、その角の部分の外壁が大きく壊れているため内部がエロティックにも覗いていて、 空いた空洞の中でホースに不安定にぶら下がっている二人が見える。
ホースの下にいるはずの鉄矢が映っていないため、これが一体ホースはどこまで伸びているんだろうってますます高さを見失う恐怖が起こる。
落ちる恐怖が再びよみがえったと同時に階下でホースを両手で掴む鉄矢が映し出される。
武田鉄矢が恐怖とは無縁の表情でしっかりホースを握っている姿に心がなごむ。
だが、鉄矢は目をしばしばさせて上をずっと見つめていて、降りてくる二人を心配して見守っているようでもあり、ゆったりした白いショートパンツを履いた沢口靖子を覗いているようでもある。
覗きだったらあの表情は笑いであり、新たな恐怖でもあるよなぁ。

役者陣が豪華。
総理大臣に『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』でスーツのズボン脱いで三輪車に乗っていた小林桂樹。
大蔵大臣に『近頃なぜかチャールストン』でなんちゃって首相だった小沢栄太郎。
自治大臣に『幕末太陽傳』の金子信雄。
通産大臣に『果しなき欲望』の加藤武。
(・・・他の内閣構成メンバーは略)
それから田中健、沢口靖子、宅麻伸に、生物学者役で「そしてあなたのボディーガード」こと夏木陽介。髭生やした夏木陽介がかっこいい。
夏木演じる林田の友人として地質学者の南を演じたのは小泉博。
ゴジラに襲われたいと嘆願したのか襲われ役に原発の警備員らしい石坂浩二に新幹線の乗客かまやつひろし。
ゴジラに鷲掴みにされて持ち上げられた新幹線の車内にいたのがかまやつひろしなんだけど、この人シスターを従えた神父みたいな格好していた。
ってだけで笑えるのだけど、恐怖におののく他の乗客に比してかまやつは車内を覗き込むゴジラを見てにやっと笑うのね。
ゴジラに会えて嬉しいのかなんなのか知らないけど、武田鉄矢同様にストーリー本流に乗っからない男かまやつひろし。
ゴジラにゴミを捨てるかのように放られてたぶん即死したと思われる。
東都日報記者の田中健の上司に江本孟紀。背高くてかっこいいな。
さらに編集局長には佐藤慶だ。
と、いうような映画。
エンディングテーマはいただけない。



2004-11-21(日)
◆映画『怪獣総進撃』 1968 監督:本多猪四郎
BS2 録画

怪獣が、皆兵器に。
キラアク星人とかいうなめた宇宙人に操られてしまう哀れなゴジラ/ミニラ/アンギラス/ラドン/モスラ/ゴロザウルス/クモンガ/マンダ/バラン/バラゴン。
やっとキラアク星人のコントロールを免れたと思ったら今度は人間ごときに操られてしまう。
自己の尊厳を踏みにじられた偉大な怪獣達は、そのうっぷんを全てキングギドラに向けて解き放つ。
キラアク星人によってやむなく召喚されたキングギドラは理由も分からないまま地球の怪獣達の手で集団リンチにあってしまう。
かなり悲しい映画。
富士火山脈一帯の地底くらいキラアク星人にくれてやればいいものを。悲しい表情で無残に殺されちゃって。
久保明ののーてんきな顔が憎くもなってくる。

人間のストーリー部分はそんなに面白くなかったな。


◆映画『ゴジラ対ヘドラ』 1971 監督:坂野義光
BS2 録画

ゴジラが出てくるまでウルトラマンを見てるのかと思った。
夕日をバックに「ピヤ〜〜ンピヤ〜〜ンパオ〜リロリロリロリロリロ」というどことなく哀愁を湛えたミュージックでゴジラが出現っていうのは1作目に勝るとも劣らないかっこよさ。
今回戦うのはヘドロから生まれたヘドラ。たぶん史上最強の怪物だと思われる。
空を飛行すれば硫酸を霧状に撒き散らし、あらゆる公害の集合体である体に打撃はほとんど通用せず、突然放出するヘドロ弾を受けたら皮膚は溶け出し、目から発射されるヘドリューム光線は恐ろしい破壊力。
ヘドラのあまりの強さは、硫酸ミストを浴びて倒れた女性のスカートが思いのほかめくれて誰の目を気にしたのか即死か気を失っているはずの女性がパンツまで見えてないかと気にして手で触って確認するという生死を超越した根性まで呼び起こす。
そしてヘドラとラヴ&ピースフラワームーブメントに脳をやられた柴俊夫(この時は本名柴本俊夫)は富士の裾野で大ゴーゴー大会を開催。そしてヘドラに襲われて即死。なーむー。
人間だけでなくゴジラにも異変が起こり、かなり"いかす"格好で空を飛行。
ヘドラ〜、なんて凄いやつなんだ。

ヘドラは太陽を嫌うため、戦いは夜に繰り広げられる。(全編アングラだから当然か)
富士の近く、余計なミニチュアが無い上にうっすら暗い地形にゴジラとゴジラより巨大で不気味なヘドラが対峙するのはぞくぞくする。
静から動へ、戦いの合間合間に取られる微妙な間が怖い。特に不気味なヘドラが次に何をやってくるかという怖さ。
この最悪のヘドラにゴジラは敢然と立ち向かうのであった。
ゴジラは口を触った後手招きするように右手を突き出すというくせのようなポーズを持っているみたいで、人間臭い。
手刀を繰り出すゴジラをカメラが真正面から捉えるというかなりかっくいい演出も見ていると動きは人間そのものだな。空手家か中国拳法家のような。
人間臭いから人間の味方、なのではなくて、ヘドラとは戦うがゴジラは人間に対して非常に怒っているのであった。
ゴジラは人間のヒーローじゃないし、ちょっと暴れただけで死者35名、負傷者81名も出してしまう。リアルだね。
ヘドラをぶっ倒して人の乗った車を押しつぶしたりもするし。
人間が自分達で勝手にやったことなのに、我被害者也精神で「かーえせ かーえせ みどーりーを 青ー空ーを かーえせ」などと暢気に歌っている阿呆な種族をかばうわけが無い。
ゴジラが闘うのはヘドラを野放しにすると地球上から生物が消えてしまうから。いや、ゴジラがヘドラと戦うのに理由なんて要らない。
食料源とその死神的進化形態がすでに遅かれ早かれ自滅の道を滑り落ちる運命にある悲しき生物ヘドラと、人間の愚かさから生れ落ちながら地球の守り神のようになっている内部的矛盾をその存在に孕んだゴジラと、多種多様の思考形態が渦を巻き未来の希望も絶望も紙一重で激しく回転している人間。
三者が持つ発狂しそうな葛藤のエネルギーは強烈な磁場を形成して必然とぶつかりあう定めにある。
夜の闇から夜明けにかけて、賞賛と悲哀を込めた三者の生命力が閃光のように世界に放たれて幻のように消えていく。

この映画、面白い面白くないは置いといて、結構ゴジラシリーズの中で異色だな。



2004-11-20(土)
◆映画『キングコング対ゴジラ』 1962 監督:本多猪四郎
BS2 録画

北極の氷が溶け、眠っていたゴジラが復活!
北極基地のトンネルからミニチュアの戦車が勇ましくぞろぞろ出てきて、海の中からのろのろ近づいてくるゴジラに向けて一斉射撃。
圧倒的強さのゴジラは戦車の砲弾が当たってもびくともしない。赤い砲弾はまるでボールみたいにゴジラに当たっても跳ね返るだけ。
なんという頑丈かつ弾力のある皮膚でしょう。
瞬間移動並みに突然基地のある島に上陸を果たしたゴジラを見たらこりゃかなわんってことで戦車はぞろぞろトンネルの中に引き返す。なんと簡潔な表現。

一方、スポンサーであるパシフィック製薬の宣伝部長多胡(有島一郎)から特命を受けたTTVテレビカメラマン桜井(高島忠夫)と演出部員の古江(藤木 悠)は南海のファロ島へ巨大なる魔神(キングコング)を探しに旅立っていた。
ゴジラがどうこうとかじゃなくてただ単に視聴率アップのために。
〜略〜
そんなこんなでキングコングとゴジラが対決する。

締めのセリフ。
「今の僕に言えることは・・・人間は改めて動植物の自然に適応する能力に学ぶべきだ・・・それだけしか言えないね。」
ど、どこからこんな結論が?
「今の僕に言えることは・・・人間は改めて傲慢で自分勝手で地球上に人間しか生物がいないと勘違いしていることを自覚するべきだ・・・それだけしか言えないね。」
「今の僕に言えることは・・・人間は改めてキングコングに対して与えた自分勝手で残酷な仕打ちを鑑みて罪悪感に苛まれるべきだ・・・それだけしか言えないね。」
キングコングのあまりの悲惨さに涙。

さて、キングコングとゴジラのどっちが強いか。
機敏さと体技ではキングコングが圧倒的に有利だろう。
だがゴジラの放射能火炎は反則的な破壊力がある。
ゴジラが放射能火炎でキングコングを倒す図は想像できても、ただの怪力ゴリラであるキングコングがゴジラを抹殺できる図など少しも想像できない。
想像通り1回戦は放射能火炎にびびったキングコングが頭をぽりぽり掻いて逃げてしまった。
ゴジラがトラウマとなった可愛そうなキングコングだが、麻酔銃で眠らされ、全く愛の無い縛り方で吊るされながらゴジラのもとへ空輸される。
麻酔から覚めた時には眼下にゴジラを発見。びっくりしてあばれるキングコングが本当にかわいそう。
しかし直後に大爆笑シーンが待っているのだけど。これは久しぶりに映画見て大笑いした。

なかなか笑いに溢れた娯楽作品。
ゴジラが落とし穴に落ちたり、石を投げようとしたキングコングが勢いあまって山の斜面を転げ落ちて岩で頭を打ったり。
基本は着ぐるみなんだけど、巨大蛸は本物の蛸の映像と合成している。結構気持ち悪い。
ところどころストップモーションも使われる。蛸が人間捕まえたり、ゴジラが尻尾で体を支えながら両足でけんかキックしたりするシーンで。
そうだ、ゴジラのこのストップモーションは可笑しかったな。
ゴジラはこの映画では結構機敏でかつキングコングに負けず怪力だった。キングコングが勝てる要素が見つからない。

ゴジラのみならずキングコングにまで襲われる"とろい"浜美枝を恋人に持つ佐原健二は可愛そうだ。
高島忠夫まで付いてくるし。


◆映画『三大怪獣 地球最大の決戦』 1964 監督:本多猪四郎
BS2 録画

高田稔がぁ!自治大臣。
若林映子がぁ!金星人。

セルジナ王国はどこにあるのだろう。日本語圏のヨーロッパ、かつ中世なんだろうな。
セルジナ王国の王女が暗殺計画から逃れるためにはるばる中世からセスナ機で日本にやってくる。
しかし暗殺の手は既に回っており、セスナ機は爆破。
しかし王女は危機を回避し金星人になった。
セルジナ王国の役を任された俳優達は衣装を見た瞬間断らなかったのが凄い。

インファント島がどこにあるのか知らないが、モスラが日本にたどり着く前にキングギドラによって日本は壊滅しているだろう。
キングギドラを造型した人は凄いな。神獣の如く。
最強の宇宙怪獣キングギドラから地球を守るためにモスラがゴジラとラドンを説得する。
怪獣語があるという設定で来たか。子美人ザ・ピーナッツが訳してくれる。
「争いをやめ、皆で力を合わせて地球をキングギドラの暴力から守ろうと言っています」
「ゴジラもラドンも、俺達の知ったことか勝手にしやがれ、と言っています」
そっぽ向いてふてぶてしい顔したゴジラとラドン。
怪獣に人間のような人格まで与えてしまうとは。しかも小学生並の人格で笑える。
徹底的に娯楽作品を貫いて突き進んでいく姿勢、ってどこまで行っちゃうんだろう?今の時点でもうかなり首絞めてるぞ。
ゴジラやラドンの主張を聞いた夏木陽介は「ちきしょぅ!分からず屋っていうのは人間だけじゃないんだな」
出た!人間様のご都合主義が。ゴジラとラドンをどうやって倒すか討論していたのにキングギドラが強大だと知ったら今度はゴジラとラドンを利用してキングギドラを倒させようとするなんて。
でも夏木陽介は、王女の性格を取り戻した金星人若林映子に「そなたは・・・誰じゃ?」と聞かれて、 「私は日本の警察官。そしてあなたのボディーガード!」とクールに決めてくれたからOK。
「ボディーガード」と言いつつ振り向いてかっこよく暗殺者に銃弾を撃ち込もうとするが暗殺者の銃弾であっけなく拳銃をがけ下に落とされてしまう夏木陽介の「あっ」という間抜けな表情もGOOD。



2004-11-19(金)
◆映画『ゴジラVSデストロイア』 1995 監督:大河原孝夫
BS2

石野陽子と辰巳琢郎が突然船上でランデブー。
初対面からいがみあっていたような二人がなぜに突然船上に?(どっちが誘ったんだ?)という疑問もさることながら、風が強いらしく面白いくらい二人の髪がなびいている。
この映画セリフが全て可笑しくて、この船上のシーンでの会話もむずがゆい可笑しさがあるのだけど、その上なびく髪の面白さが加わったらもうこらえきれない。

役者がエキストラまで含めて皆最高によくて、わざとなのか真面目なのか本当に可笑しい。
Gフォース司令官中尾彬なんかぴったりつぼにはまる。
彬:「なにぃ!スーパーX3を出撃させるぅ?」
〜スーパーX3の説明をたらたら〜
篠田:「で、誰が出撃を?」
彬:「特殊戦略作戦室の・・・」(彰、上を向いて不敵に力強く)「あいつしかいないでしょう!」
だから誰だっつーの。
その誰が高嶋政宏。
真面目な顔してる。
おお、スーパーX3が出撃すると勇ましい音楽がぁ!ふふ。
「テャーゲェィット ロクオン」
ゴジラ凍らせ作戦を実行する機内の三人。
見事凍らせると林泰文君が「冷凍弾で冷却し、カドミウムで制御する・・・完璧な攻撃計画だ!!」と超絶賛のコメント。
高嶋含むかっこいい三人は、笑顔でこれまたかっこよく親指を立てて合図しあうのであった。

とシーンを抜き出して書いてみて思うに、これ絶対わざと可笑しくなるように撮っているよなぁ。

東京にデストロイア&Jrが出現して人々が逃げ惑う。どっちに逃げたらいいかわからずとち狂ってJrの方に走っていく人々までいる。
逃げ惑う群集の中、親父に連れられたガキが青い帽子を落としてしまう。しかし拾っている暇はない。逃げなくては(なぜかJrの方へ)。
無情に落ちた青い帽子を見つめていると、なんとその帽子を子供連れのおばさんがちゃっかり拾ってる!!

石野陽子がデストロイアに犯されるように襲われているところが一番面白い。



2004-11-14(日)
◆映画『ホテル ビーナス』 2004 監督:タカハタ秀太
at ギンレイホール

「LOVE PSYCHEDELICO」は嫌いじゃないけど、あまりに流れすぎるので大人気なくぶちきれそうになった。
なにかしら傷を負っている人たちが集まるホテルヴィーナス。
0号室にはホテルのウエイターもする"チョナン"(草なぎ剛)
1号室にはいつも喧嘩している酒びたりの"ドクター"(香川照之)とその"ワイフ"(中谷美紀)
3号室には笑顔がかわいい"ソーダ"(チョ・ウンジ)
4号室には最近拳銃を仕入れて殺し屋になるんだといきがる松田優作の息子みたいな顔した"ボウイ"(イ・ジュンギ)
ホテルのオーナーは"ヴィーナス"(市村正親)、なぜか女装。
お互いの過去は詮索しないってことであだ名で呼び合う。
ところで「謎の多い彼らは一体どういう過去を持っているのでしょう?」って期待に胸をふくらます人が一体どれほどいるだろう?

監督は靴フェチなのかと思った。
物語はそれなりに展開していくのだけど、演出が肌に合わずいまいち乗れない。
なぜに中途半端にモノクロ&セピア?「モノクロ=希望を持てない人たちの心情」なんて意味で安易に使っているわけじゃないよな?
なぜに香川照之の登場シーンがスローモーション?
なぜにタップのリズムに合わせたカット割を挿入する必要が?面白いと思ったのか?
なぜに125分!
普通に撮ってくれさえすれば、ちょっとチープなドラマとして見れたかもしれないのに。

でもチョ・ウンジさんはかわいかったなぁ。
家帰って知ったことだが、カフェに客として来た男がつんくに似てると思ったらつんくだった。
そして花屋の悪どい顔した店主が松尾貴史に似てると笑ったが、本当に松尾貴史だった。
草なぎ君は結構好きな役者です。


◆映画『純愛中毒』 2002 監督:パク・ヨンフン
at ギンレイホール

あご系のイ・ビョンホンの顔が強烈に印象深い。
イ・ビョンホンって初めて見た。ちょこっと太ってる。と思ったら役に没頭しすぎて(?)撮影中6kg太ったとか公式サイトに書いてある。

兄弟が別の場所でそれぞれ交通事故にあい、意識不明の重体になる。
目を覚ましたのは弟の方だが、彼には兄の魂が宿っていた。
兄には最愛の妻がいる。今自分の体は弟。妻に自分だと言ったところで信じてもらう事などできない。
っていうような純愛が描かれる、ってわけではない。
もっとこう、画面の色合いといい、イ・ビョンホンのやらしい顔といい、爽やかというよりどろどろごちゃっとした感じ。
うん、なんとなく灰をまいているシーンなどで爽やかにはまとまってはいるけれども。でもごちゃっだな。

魂が乗り移るというファンタジックな展開なのに、少しホラー映画みたいな怖い演出。ネタばれ厳禁。
全部見るとそれなりに意味はあったのであろうと思うベッドシーンだが、ベッドシーンでうつらうつらしてしまったのは初めてだな。



2004-11-08(月)
◇フォーマット
夜11時頃に帰宅してHDD付きDVDレコーダーのバックアップ作業開始。
そんでHDDフォーマット→復活。
ふう。


2004-11-07(日)
◆映画『ドル』 1938 監督:グスタフ・モランデル
BS2 録画

イングリッド・バーグマンのスウェーデン時代の作品。
上流階級の部類に属するであろう3組の仲良し夫婦が出てくる。
この3組がややこしいことに相手の妻や夫を愛してるかなんかで複雑に関係が交錯する。
6人中5人は比較的(表面上)あっけらかんとしているけれど、一番若そうな女性がとにかくもう発狂しそうなくらい耐えられない苦しみを感じている。
そんな関係の中、仕事相手としてアメリカから一人の女性がやってくる。
どろどろ(?)な愛憎関係を築いているスウェーデン社交界よりも、このアメリカ女の方がなぜか品が無く見えたりする。

いや、もうイングリッド・バーグマンの高貴な美しさに参るだけ・・・などと言ってしまえば元も子もないのだが。


◆映画『大冒険』 1965 監督:古澤憲吾
録画

大冒険というタイトルに少しも恥じない傑作。
これは楽しい。スケールも半端なくでかい。
最後20分くらい録画ファイルが壊れていて見れなかったことが悔やまれる。
またやんないかなぁ。
クレージー・キャッツ結成10周年記念映画。


2004-11-06(土)
◆映画『ファントマ』 1913 監督:ルイ・フイヤード
BS2 録画

パリを震え上がらせた(?)大怪盗ファントマが主人公。
だけど速攻捕まり監獄に入れられ死刑宣告。あちゃぁ。

ホテルのエレベーターを撮影するとき、1階から上がっていくエレベーターを各階ごとに外から固定で映しているのが面白い。
エレベーターが上に上がったら今度は下から出てきて上に消えていったらまた下から出てくるっていう。・・・


◆映画『エブリバディ・フェイマス!』 2000 監督:ドミニク・デリュデレ 
BS2 録画

ベルギー製のコメディ。
「ラッキー ラッキー ルラッキーマヌエィ〜ロ〜」
娘を歌手にする事に情熱を燃やす工場勤めのおやじが奮闘する。
はちきれんばかりのおでぶちゃんの娘は歌は好きみたいだがコンテストみたいなのに出場しても全然上手くなくて審査員の評価も低い。
ここにテレビ局のプロデューサーやら人気歌手のデビーやらが絡んできて綱渡りしているような不安感を伴なって進行していく。
普通に面白い。

なにより人気歌手役のデビー(テクラ・リューテン)は脱がないものだと思っていたのに突然すっぽんぽんだったりする。


◇川崎
HDD付きDVDレコーダーをフォーマットするまで録画が一切できないため、早いところ保存してある映像を見るなり焼くなりしなければいけない。
録ってある映画はひたすら見て、気に入ったのだけDVDに焼こうとおもっていたけど計画変更して、DVD−R10枚くらい買ってきて全部焼いてしまおうと思う。
そんで川崎のヨドバシに行く。
DVD−R20枚とDVD−RW1枚購入。
ついでにHDD付きDVDレコーダーも見てみる。容量や機能は増えてるけど値段はやっぱり今でも高いんだな。
現在試用版で使っているTMPGEnc DVD Authorのパッケージ版も買ってしまおうと思うが見つからずに諦める。

ヨドバシを出て100円ショップを探す。
インスタントのカレーやミートソースを5個くらい仕入れておきたい。今日の夕飯で食う物もないし。
でもなかなか見つからず。
やっと見つけた100円ショップでノック式ボールペンやらライターを手にとったりして店内をうろついていると、この店には食材が全く置いていない事に気づく。
しょうがないからボールペンとライターだけむなしく買う。

ちょっとむかつきながら歩いているとそういえばもう夕方6時くらいだし食って帰ればいいじゃない、と思って近くにあったリンガーハットに入って食って帰る。

家でいそいそと重要そうな映画からDVDーRに焼いていく。
4枚目を作成中にエラーが発生して1枚無駄にする。
HDDがおかしくなっているのとは関係なさそうだが、エラーが出るともったいないのでDVD−RWに焼いてパソコンに取り込んでそれからDVD−Rに焼く事にする。
これが結構時間と手間がかかる。
物理的な作業時間もさることながら、せっかく手間かけてパソコンにまで取り込んだのだからちゃんとしたタイトルメニューも作りたくなってくるし。

そしてなんとなくTMPGEnc DVD Authorのダウンロード版を購入。



2004-11-05(金)
◆映画『地下鉄のザジ』 1960 監督:ルイ・マル
BS2 録画

エッフェル塔ってあんなに怖いところなの?
年に10人くらいは転落死してんじゃないの。

ギャグアニメの実写版のようなスラップスティックコメディ、のような混沌とした映画。
狂騒的人物が多い中、妻が若くてもの凄い美人で気立てもいいって造型がバカボンのママみたいだね。エキセントリックに美しくてかっこいいカルラ・マルリエだった。



2004-11-04(木)
◇休憩
前から決まっていた事だし、会社の人と飲みに行く。
思いのほか帰りが遅く、午前0時に家に着き、風呂入ってから速攻映画『ファントマ』を見る。
でも気づいたら30分くらい寝てしまってこりゃ今日はダメだと思って寝る。


2004-11-03(水)
◆映画『トスカーナの休日』 2003 監督:オードリー・ウェルズ
at ギンレイホール

ギンレイホールえらい混んでるし。
座布団貰って通路に座って見た。
とにかく疲れたなぁ。

花瓶のひまわりの中からズームアウトして映画が始まるのだけど、さあ、こんな始め方してどう収拾つけるんだろうかと期待するものの全部見終わってから残ったものは貴重な休日の113分をぼんやり過ごしてしまったむなしさだけ。

◆映画『ロスト・イン・トランスレーション』 2003 監督:ソフィア・コッポラ
at ギンレイホール

夫のカメラマンが東京で仕事があるために一緒についてきたシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)と、ハリウッド俳優でサントリーのCM撮影のために東京に来たボブ(ビル・マーレイ)。
いつも見慣れた東京の街並みが異様に冷たい。
日本に外国人がいることなんて今じゃさして珍しい事でもないのに、シャーロットとボブが東京の街並みにいると不思議なくらい異邦人を感じる。
役者が、とういうのではなくて東京や日本人の撮りかたがそうなのだろう。
風土に馴染めない。いてはいけない土地にいるような東京の圧迫感は彼らに強い孤独を与える。
ボブが一刻も早くアメリカに戻りたがるのも納得いく。
シャーロットやボブが国際電話をかけると、向こうの家や街並みを思い浮かべて違和感が取り除かれて安心する。(ストーリー上では彼らは電話しても少しも安心感を得られないのだが)
そんな孤独な二人がお互いの距離を縮めていくのも自然な流れで、となると無口で渋いおっさんを演じていたマーレイが次第に本来の性格を現していき、おちゃめなおっさんぶりが痛くなってもくる。
東京から拒絶され、自らも拒絶していた二人が積極的に街に繰り出すようになる。
お互いの孤独を薄めていく二人だが、結局最後まで東京の風土に溶け込む事はない。
日本人の友人と渋谷で遊ぼうが寿司屋に行こうが、シャーロットやボブ二人だけがこの世に存在している感じで、東京は拒絶されたまま。
異国の異邦人ぶりはそれだけ東京や日本人を痛々しくも浮き上がらせてきて面白い。

「だからぼくーはかーぜーをーあつーめてー」ってな。


そうか、今回のギンレイのプログラムはフェリーニの『甘い生活』つながりか。


◇演歌DVD
夜、ひとまず2枚目の演歌歌謡曲DVDを作成完了。
美空ひばりの番組はまだ未編集だが後回し。
あとはHDDレコーダーに入っている映画をひたすら見まくろう。


2004-11-02(火)
◇メモリ増設
『NHK歌謡コンサート』を見てから、今日会社の先輩にメモリ512Mをもらったので取り付けてみる。
って今は1分1秒も惜しんでHDD付きDVDレコーダーのバックアップ作業をしなきゃならないんだけど・・・
一応僕のパソコンで使えるかどうかを報告しなきゃならないし。

デスクトップパソコンのメモリ増設ってやったことなくて、えらい時間かかった。
ネジを気づかずにずっと逆に回していてカバー開けるのすら手間取ったし。はは。

始めのうちはおそるおそる作業していたけど、段々どうでもよくなってきてかなりぞんざいに作業。
増設完了して起動。
マウスとパソコンが一切効かない。
愕然とする。
が、よく見たらキーボードとマウスの差込口をお互い逆に挿していた。
とりあえず正しく挿しなおしたが効かず。
再起動したいけどどうしようもない。
そういえばUSBのマウスがあったと思い出して、USBマウスから再起動。
今度はキーボード、マウス、正常に動作。

むむ、書いたはいいがオチがない。


◆映画『忍術水滸伝 稲妻小天狗』 1958 監督:松村昌治
BS2 録画

むむ、カルト映画だったか。
忍術、妖術、幻術、ってどう違うんでしょう?
まあいいや、忍者はなんでもありで。
いや!忍者じゃないじゃん!妖術使っている武家じゃん!

人に悪夢を見させる。人の夢に入り込む。瞬間移動はお手の物。透明になることもできる。 人を宙に浮かすほどのサイコキネシスを持ち、気合を発すれば指から雷を放出する。 鳥に変化もするし、大蛇や巨大な天狗を召喚することもできる。
この妖術使いどもに刀で斬りかかるなんてナンセンスだな。
一国の軍ですら存在自体を否定されるように無力化してしまう。あなおそろし。
人類最強列伝に加えたい。

特撮の使い方もかなり見所。
特に稲妻道人(三条雅也)が人の体などとても隠せない細い木の幹から突然姿を現すところなんかかっこいい。
「おい」という声の後、般若のような面(何ていう面だろう?)をつけた謎めいた稲妻道人が突然線のような木の幹から上半身だけにゅっと出現するのね。
オーソドックスな特撮のくせにしびれるかっこよさ。
あと、姿の消し方のバリエーションも面白い。
煙に包まれて消えたり、ジャンプして消えたり、後ずさりしながら幻のように消えたり、白熱光とともに消えたり。
ジャンプして消えるのが一番かっこいい。田舎侍右馬之介(東千代之介)は見事なジャンプを見せてくれるし。
おえん(浦里はるみ)が鳥から姿を戻すときにとるわけの分からない動作も楽しいし。

ちなみに夢路いとしと喜味こいしと千秋実が笑い担当のため、対比して東千代之介や他の妖術使いが真面目な人物として浮き上がるはずだが。 見る人によってはなにもかも笑いの対象になってしまうのかも。





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