クロスカントリーの道具(1)

 

1 スキー板

●クロカン用の板アルペン板などとの比較表はこちら

クロカンの板は普通のスキー(アルペン)に比べると幅が狭く、かなり軽いものです。
「クロスカントリースキーの板」と呼ばれる板は大きく分けて3種類有ります。
@競技(レース)用の板(スケーティング用とクラシカル走法用がある)
Aライトツーリング用の板(いわゆるクロカンの板)
Bテレマーク板(歩行重視型と滑走重視型があります)

歩くスキーに使うのは主にAライトツーリング用(クロカン)板と、B(歩行重視型の)テレマーク板です。
どちらも滑走面の中央付近(足が乗る部分を中心とした部分)にうろこ状のギザギザ(ステップカット)が刻んであり、後ろ方向には滑りにくくなっています。

右の写真は、左からテレマーク、ライトツーリング(クロカン)、レース用(クラシカル)の板です。
テレマーク板は普通のスキーより少し軽い程度。ライトツーリングは半分位、レース用はライトツーリングの更に半分位です。

右は金具部分の拡大
金具についての詳細は
こちらを見てください

ステップカットとキャンバー(反り)

クロカン板(歩行重視型のテレマーク板も)ダブルキャンバー構造(下の図のように「反り」が大きい構造)です。
「反り」の強さは、両足に体重をかけた時には中央部分(下図の矢印部分)が少し雪面から離れ、片足体重の時には雪面に着くようになっています。※
この部分にうろこ状のギザギザ(ステップカット)が刻んであり、後ろには滑りにくくなっています。(多少の上り坂もまっすぐ登れます
※板を選ぶ時には身長より体重が重要な要素になります。
※一般的に長い板ほど硬く(より体重の重い人向き)なります。
但しレース用板を選ぶ時以外は、あまりシビアに考える必要はありません。
レンタルスキーを借りる時、お店の人は身長だけで長さを決めることが多いのですが、身長の割に体重の軽い人(やせている人)は少し短め、逆の場合には少し長めの板にしてもらった方が良いと思います。

前←

前←

片足体重の時(後ろには滑りにくい)

両足体重の時(よく滑る)

●金属エッジの有無

クロカン(ライトツーリング)板とテレマーク板の違い
@金属エッジの有無
A幅
クロカン板は幅が狭く、金属エッジが無いので軽い反面、特に下りでの安定性に欠け、曲がったり止まったりするのに苦労します。
テレマーク板は(クロカン板に比べると)幅が広く、エッジが有るため、安定性に優れ、曲がった止まったりが容易な反面、軽快さではライトツーリング用に劣ります。

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