クロスカントリースキーのスタイル分類

 

●クロスカントリースキーに似た言葉

バックカントリースキー、テレマークスキー、歩くスキー、ネイチャースキー、ノルディックスキー、距離スキー、ヒールフリースキー、山スキー、クロスカントリースキー、・・・
最近、雑誌、書籍などでクロスカントリースキーに似た意味の言葉をたくさん見かけます。
何が何やら分からない人も多いと思います。Kitaさんなり整理してみました。
なお、
板とフィールドの関係はこちらの表が分かりやすいと思います。 

(1)競技スキーとしての分類

競技スキーでの分類としては、アルペン種目(滑降、大回転等)との対比で「ノルディック種目」があり、ノルディックスキーの中に「ジャンプ」と「クロスカントリー(距離競技)」、「ノルディック複合」があります。
クロスカントリースキーと言うと、この競技としてのクロスカントリーのイメージが強いと思います。

(2)フィールドでの分類

普通のスキーが、スキー場の「ゲレンデ」で行われることが多いのに対して、それ以外のフィールドで行う「スキー」を「バックカントリースキー」と呼ぶことがあります。バックカントリースキーでは普通の(アルペン)スキーの他、テレマーク板、クロスカントリー板も使います。
また、比較的急峻な地域で滑るスキーは「
山スキー」と呼び、「山スキー」に適したスキー(踵の固定、解放が可能)を「山スキー板」と呼びます。 

(3)金具(ビンディング)による分類

普通のスキー(靴の踵が板に固定されている)と違って、踵が上がる(動く)スキーを「ヒールフリースキー」と呼びます。「テレマークスキー」や「クロスカントリースキー」の他、ジャンプのスキー板もこの仲間です。
山スキー板」はパートタイムヒールフリー(?) 

(4)技術的な分類

踵が上がるスキーでは、回転するときに普通のスキーに比べて不安定になります。これをカバーするために足を前後に開く姿勢(テレマーク姿勢:ジャンプ競技の着地の姿勢)をとります。この姿勢でのターンを「テレマークターン」と呼びます。そして、この技術を使ってターンしやすく作られたスキーが「テレマーク板」です。
一般的には普通のスキー板より少し幅が狭く、金属エッジが付いています。歩き重視型、滑走・回転重視型などがあります。
また、このテレマーク板を使ったスキー(滑走)のことを
テレマークスキーと呼ぶ場合もあります。

(5)動作そのもの、内容そのもの

斜面を滑り降りるスキーに対して、比較的平坦な場所を歩くスキーは、そのものズバリ「歩くスキー」です。野原を歩くので「クロスカントリースキー」です。
いわゆる「
クロスカントリー板」(金属エッジ無し)を使っていても、「テレマーク板」を使っていても「歩くスキー」「クロスカントリースキー」と呼んで良いはずです。(一般には前者を呼ぶことが多い) 

(6)スキーはスノーフィールドを楽しむための道具である

スキーで歩く、走る、滑る、回転することは、それ自体も奥が深く、おもしろいものです。
でも、スキーを移動の道具として使って「自然と遊ぶ」「スノーフィールドを楽しむ」ことを目的としている人もいます。
このような考えからとらえた呼び方が「
ネイチャースキー」です。道具として使われるスキー板は、主に「テレマーク板」や「クロスカントリー板」が中心です。

以上の分類はKitaさんの個人的見解です。

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