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西大山
(xi dai shan=260m)
(2005年4月16日=晴れ)
▽ガイド 黄海を望む森林動物園の最高峰
▽交通 バス5路、702路の終点「大連森林動物園」で下車
▽ルート 濱海路からリフトタワーが目立つ頂上までのルートは多い
■お手軽ハイクで絶景満喫
大連の山登り愛好者で結成する「大連山の会」の今シーズン“幕開けハイキング”が4月16日、メンバー20人が参加して行われた。目指すは大連森林動物園内で最高峰の西大山(標高260メートル)。半年ぶりの活動とあって、足慣らしのお手軽ハイキングコースだ。
本来は1週間前の9日に予定していたが、雨降りだったため順延となっていたもので、きょうは春らしい陽気で絶好のコンディション。ところが、集合場所の青泥窪橋5番バス停前に、午前8時半の集合時間を過ぎても3人来ない。30分待っても現れないので17人で見切り出発することにし、大連森林動物園行きの5番バスに乗車した。
約20分後、終点の手前の「海天白雲大酒店」で下車。ここから海岸沿いの道を西へと向かう。右手前方に目指す西大山、左手には黄海。やや春霞がかかっているが、大連らしい気持ちの良い景色が広がる。1週間待った甲斐があるというものだ。
みんなで記念写真を撮ったりしながら20分ほど歩き、動物園のサファリパーク側入り口から西へ約200メートルのところから山側への舗装道路へ。間もなく右手の山道へと入り、ハイキングらしい樹間コースとなった。両側には桃のような花のつぼみが、はちきれそうな膨らみを見せている。後ろから来た中年夫婦に聞くと、「アンズの花」と教えてくれた。
中腹で休憩。後方にはバスを降りた場所から、歩いて来た海岸沿いコース、そして海に浮かぶ小島も見渡すことができる。シジュウカラ、キジ、さらにはカワラヒワに似た野鳥の鳴き声が聞こえ、上空には小型のタカが1羽。山登りに彩りを添える脇役もそろってきた。
再び歩き出し、今度は松林の中へ。午前10時15分、頂上へ続く舗装道路に出て、ここから10分で頂上手前の広場に到着した。あっけないほどの行程だが、広がるパノラマは素晴らしい。西大山の頂上をまたいで動物園の南北を結ぶリフトも手に取るように見える。
頂上へ向かう階段を上っていたら、集合場所に姿を見せなかったメンバーKさんが上から下りてきた。集合場所を間違えたので、3人で直接、山の麓まで来て、S、Nさんはリフトに乗り、Kさんだけが歩いて登って来たという。リフトは頂上で下車できないので、S、Nさんは頂上を通過して北側へ行ってしまったらしい。
頂上のリフトタワー周辺をひと回りした後、広場で昼食。手作りのおにぎり、サンドウィッチ、パン、オレンジなどなど、いつものように交換しながら食べる。山登りには欠かせない楽しい“儀式”だ。
全員で記念撮影した後、下山。舗装道路から山道へと入ったが、来た道と違うようだ。そのまま下ると、入場料を徴収するゲートに出てきた。管理所の職員は私たちに何も言わない。サービスしてくれたのか、と思っていたら、どうやら私たちはいままで動物園内にいて、外に出てきた、ということになるらしい。次回はこの手を使って……そんな悪知恵が浮かぶ。
午後1時半過ぎ、海岸沿いの濱海路に出てきたところで、S、Nさんと合流。最後の最後で20人全員がそろったことになる。そして、ここで解散。終わりよければ全てよしで、メデタシメデタシのシーズン幕開け山行だった。
写真は上から
中腹から広がる絶景
頂上近くの広場で記念撮影
下山途中、きれいに咲いたアンズの花をバックに