ニーハオ。日本のみなさん、初めまして、私は苗清(miao qing)です。姓は苗、名は清。小苗(xiao miao=シャオ・ミアオ)と呼んでくださいね。きょうはみなさんと一緒に、中国のお茶について勉強しましょう。







■お茶の歴史■
 
 
 まずはお茶の歴史から始めることにしましょう。
 中国はお茶の原産地で、3000年以上の歴史があるといわれています。そう、世界のお茶の故郷なのです。絹とともに、お茶は中国の特産品として各国に伝わり、多くの人たちに愛されてきました。日本の緑茶も、英国の紅茶も、ルーツは中国です。
 お茶は薬用でもあったのですよ。日本には仏教と一緒に薬草として伝わりました。日本はその後、独自にお茶を栽培し、嗜好品として広まっていったのです。
 お茶は他の嗜好品には見られないほど、独特の文化を作り上げました。茶道です。最も古い書籍は、三国志にも登場してくる陸羽が記した「茶経」です。でも、茶道を極めたのは日本です。中国の茶道に、日本の習慣や風土を取り入れ、茶道文化を完成させました。これは、私より、みなさんの方が知っていますよね。
 中国では、お茶の葉を一年に四回採取します。春は一回、夏は二回、秋は一回。そこで問題です。いつ取ったお茶が最もおいしいでしょうか?
 品類と産地によって違いますが、大部分は日本のお茶と同じで、春の新茶です。けれども、黒茶のプーアル茶は何年も経った古い葉の方がおいしいのです。信じられますか。
 お茶の種類は200類以上もあります。基本的に、原料はすべて同じ種類の葉で、製造プロセスと発酵の度合いによって分類されています。不発酵の緑茶から白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶の六種類。この順番に従って、発酵の度合いが高くなっています。
 中国人が特に好んで飲むのが緑茶、紅茶、ウーロン茶、花茶です。日本のみなさんは、どんなお茶が好きですか? ほとんどの人は緑茶でしょう。でも、最近はウーロン茶も人気があるようですね。中国にはまだまだたくさんのお茶があります。好みのお茶を探してみてくださいね。


お茶は友好の掛け橋


 お茶は日中の共通の文化です。お互いのお茶を知ることは、両国、両国民の相互理解にもつながります。永い歴史の中で培われた中国のお茶は、とても奥が深いのです。茶葉だけでなく、茶具もたくさんあります。チャンスがあったらぜひ、中国に来て中国茶の文化にふれてください。
 そして、お茶文化を通じて、日中両国の人たちが、もっと仲良くなれることを願っています。



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