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78. 太陽系第10惑星


水金地火木土天海冥・・・おなじみ太陽の回りをまわる9つの惑星たち

いちばん最後に見つかった冥王星の発見からすでに75年もたっています。
太陽系の外縁部には彗星や小惑星の巣があって、
太陽や惑星の引力に引き寄せられるように
軌道を巡るようになった星々が今も続々と発見されていますが、
10個目の「惑星」となるとSFアニメに出てくるだけだと思っていました。

ところが今年7月、冥王星(直径2400km)に匹敵する、
あるいは冥王星よりも大きな小惑星がついに発見されたのです。
しかも1個ではなく、3個同時に!

新しい惑星が見つかるなんて天文学者も想定していなかったようで、
惑星と小惑星の境界は曖昧です。今までは
惑星より大きな天体は見つかったことがなかったので
「小惑星」という分類で問題なかったのですが、
今回の発見で大きさの逆転現象が起こり、
国際天文学連合でこれらを「惑星」とするか協議されることになっています。

3つの巨大小惑星は今のところ2003UB3132003EL61
2005FY9 と記号で呼ばれていますが、協議の行方次第では
太陽系の惑星が12個に増え、土天海冥○○○…と
固有名称で呼ばれることになるかも知れません。
今後さらなる惑星候補が見つかる可能性もあります。

いずれにしても冥王星より遠い軌道をまわる、
月(直径3500km)よりも小さな天体ですので
残念ながら私たちが肉眼で眺めるような観測対象にはなり得ませんが、
広大な宇宙のなかで一つのファミリーと言える太陽系の
新メンバー発見は大きなニュースです。

(written by. あさお


浄土平ビジターセンター発行 『浄土平にゅ〜す』 No.75 (2005年9月23日発行)より

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