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77. 台風のアジア名

台風といえば、昨年は日本列島へ10個(平年2.6個、それまでの最多は
6個)も上陸し、各地に甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところです。
これから台風シーズンに入りますが、今年の発生状況は
いまのところ平年並みのようです。


ところで「星空と台風は関係ない」と思うかも知れませんが、
台風に星座の名前が付くこともあるってご存知でした? 
台風には従来、米国が英語名(人の名前)を付けていましたが、
2000(平成12)年からは北西太平洋領域(北緯0〜60度、東経100〜180度)で
発生する台風には、この地域の言葉で固有の名前(アジア名)が付けられています。

例えば、今年の台風10号はアジア名「サンヴー」。
マカオの言葉で珊瑚を意味します。

台風のアジア名は「台風委員会」に加盟する日本ほか14ヶ国の言葉で
動植物や自然現象に関する名前140個が用意されていて、2000年の台風1号に
カンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、
発生順に名付けて現在133個目。今年中には140個の名前を一巡して
ふたたび「ダムレイ」に戻りそうです。

日本語の名前は、「てんびん」「うさぎ」「かんむり」「コップ」「とかげ」「やぎ」
「かじき」「くじら」「コンパス」「わし」
の10個で、それぞれ星座の名前です。

なぜ星座の名前に? けっこうマイナーな星座を選んでいるのはナゼ? と
台風委員会に質問してみたい気もしますが、「うさぎ台風」なんて
イメージ的には可愛いですね。最近では7月末に発生した台風8号が「ワシ」でした。

  しかし台風は台風。
アジア名の可愛いイメージに惑わされず、対策は万全に致しましょう。

(written by. あさお


浄土平ビジターセンター発行 『浄土平にゅ〜す』 No.74 (2005年8月22日発行)より

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