49. 保存版 ・日本で見られる日食情報

ペルセウス座流星群も雨にたたられ、上高地ではなかなか星空に接する機会に恵まれま
せんが、今回の情報も残念ながら上高地では見ることのできない天文現象のご紹介です。
今度の新月となる8月22日(土)、久しぶりの部分日食が西日本で観測されます。
東南アジア方面で起こる金環日食に関連したもので、大阪付近より東の地方では
まったく見られません。

日食には 「皆既」 「金環」 「部分」 の3種類があって、

100%太陽が月に隠される「皆既日食」のときでも、特定の狭い地域以外では
部分日食にとどまるか、何も起こらないのです。

金環日食」は、新月の距離が地球から遠かったり、太陽が近くて月より大きく見えるときに
リング状に太陽が環になって見られる現象ですが、皆既日食ほど
ドラマティックではないとも言われます。

私も金環はまだ見たことがなく、今回は比較的近いし、観に行きたいなーと
検討はしたものの、まだ上高地は忙しい時期ゆえ断念したような次第です。
(次の 皆既日食 は来年8月11日、ヨーロッパで見られますが、これは既にあきらめています)

時刻 種別 程度 見られる地域
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1998年 8月22日
2002年 6月11日
2004年10月14日
2007年 3月19日
2009年 7月22日
2010年 1月15日
2011年 6月 2日
2012年 5月21日
2016年 3月 9日
2019年 1月 6日
2019年12月26日
2020年 6月21日
2023年 4月20日
2030年 6月 1日
2031年 5月21日
2032年11月 3日
2035年 9月 2日
午前


正午頃
午前
日没時
早朝

午前

夕方


夕方


午前
部分食




日没帯食
部分食



























西日本のみ
全国
中国、四国から北
九州、中国、北海道のみ
全国。奄美大島で皆既日食
中部地方から西
奥羽地方から北
九州〜関東南岸で金環日食
全国
全国
関東より北では日没帯食
全国
九州、四国
北海道で金環日食
南西諸島
全国
北陸〜関東で皆既日食

日食のニュースはちょくちょく見聞きするような気がするかも知れませんが、
それは海外で観測されたものを含めて報道されるからでしょう。日食は地球
全体のどこかでは年に2、3回は起きています。 上に
これから 2035年までに日本で見られる日食 を表にしてみました。
2、3年に一度の割合で起こるものの、小規模な部分食が大半です。
2009年の奄美・皆既日食が今から楽しみですね。
本州で 皆既日食が見られるのは2035年9月2日であることが分かります。
(それまで私は生きていられるかなー・・・)

(あさお)   


上高地ビジターセンター便り 『マガモ新聞』 No.181 (1998年8月17日発行)より

※執筆当時の一覧表は2020年までのものでしたが、今回HP掲載にあたり
データの追加、及び一部 文章を加筆修正しています。

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