2010.SEP.12
第18回大会まで あと
日本山岳耐久レース(長谷川恒男カップ)の紹介HPです










長谷川カップのコース
 長谷川恒男カップ(日本山岳耐久レース)は、五日市を起点に奥多摩全山71.5km,標高差1,357mを制限時間24時間以内で踏破するものです。第1回大会は五日市から反時計回りのコースでしたが、第2回目以降からは現在の時計回りに定着しています。コースは途中に有る3つの関門で4つの区間に分けられています。勿論、3つの関門は制限時間内に通過しないと競技の続行はできません。 制限時間は関門によって難易度に差がありますが、休憩をとらなければ(ここがミソ)、走ることなく完走ができる設定となっています。
コースの攻略
 百聞は一見にしかず、初めて参加する方は是非とも下見することをお勧めします。しかしながら、一部の突出したレベルの参加者以外は1日で全コースを回るのは至難の技と言うより、ほぼ不可能です。 また遠方の方、エントリーを決意して大会まで日が浅い方も大勢いることも事実です。 ここではそういった方にご参考になるよう、制限時間を目いっぱい使って完走を狙う前提でコース概要と攻略法をご紹介します
第1区間(五日市中学〜第1関門:浅間峠 22.66km 制限時間(スタート後)10時間)

【コース概況】今熊山の登り口から先は登山道となり、ゴボウ抜きできるポイントはほとんど無くなります。 登り口までに自分とペースが合う集団を見つけられるとその後の展開が楽になります。 入山峠から市道山までのアップダウンは膝に負担がかかります。 ペースオーバーに気を付けながら、極力休憩を取らないように、距離を稼いで行きます。 雨が降った後などは、連行峰から先はぬかるむので時間がかかる場合があります。
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<2009年時点の情報>
近年、広徳寺を左折した後の山道と刈寄山分岐から入山峠くらいまで渋滞する場合があります。
広徳寺左折後の山道で最後尾になった場合、入山峠まで渋滞の合計時間は約20分くらいになるで
しょうか?
完走を目的とする方は、入山峠までは極力体力を温存することも賢い戦略となります。 もちろん、
手持ち時間が20分ほど減りますが・・・。 渋滞に完全につかまらない為には、経験上、今熊山を
35分くらいで通過する必要があるのでは?と予測します。
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【ペース戦略】この区間の制限時間は10時間とたっぷりありますが、逆にその先の第2区間の制限時間が厳しくなっているのでこの第1区間で貯金を作っておく必要があります。

ご参考までに第7回から第10回大会で第1関門を最も遅く通過した完走者の通過時間は7:56,7:51,7:23,7:42です。手堅く完走を狙う為にはできれば6時間代で第1関門を通過したいところです。

距離 標高 地点 目標タイム 備考
累計 区間内 地点間 累計 区間内 地点間
0.00 0.00 170 スタート - -
4.24 4.24 4.24 506 今熊山 1:05 1:05 1:05
11.70 11.70 7.46 775 市道山 2:45 2:45 1:40
15.29 15.29 3.59 867 醍醐丸 4:15 4:15 1:30
19.34 19.34 4.05 990 生藤山 5:45 5:45 1:30
22.66 22.66 3.32 860 浅間峠 6:45 6:45 1:00 制限時間
スタートから累計10:00

第2区間(浅間峠〜第2関門:月夜見山第二駐車場 19.43km 制限時間(スタート後)15時間)

【コース概況】第2区間になるとめっきり人が減ります。木々の木立がうっそうとして来るのでかなり暗い印象を受けます。土俵岳付近は夜に霧がかかりやすい場所で、夜霧がヘッドランプで照らされ、目の前がボーッと明るくなって夢見心地の世界になります。西原峠迄はあまり強烈な登り下りはありません。三頭山の登りは長いのでマイペースでじっくりと。頂上手前に立派な避難小屋があります。ここで一息ついて体勢を立て直すに程よい場所ですが、ちょっとした休憩が爆睡に陥らないようにご注意を。 小屋から20分ほどで山頂になります。 三頭山の下りは岩や泥で足元が不安定で、神経を使います。鞘口峠から先もあなどれないヘビーな登りがあったりするので結構時間がかかります。
【ペース戦略】この区間の制限時間は5時間で、これはかなり厳しいタイムです。 20時間以上のタイムで完走した参加者のうち、区間制限時間以内で第2区間をクリアできた割合は1%未満(24時間晴れの第7回大会)です。 つまりギリギリの線で完走を狙う場合は、第1区間で、できるだけ貯金を作っておく必要があるのです。 さらに足元がぬかるんでいる場合、土俵岳の登りや三頭山の登り下りなどでかなり時間を取られますので、1時間以上余裕を持ったプランが必要になります。

距離 標高 地点 目標タイム 備考
累計 区間内 地点間 累計 区間内 地点間
22.66 - - 860 浅間峠 6:45 - -
32.19 9.53 9.53 1158 西原峠 9:15 2:30 2:30
36.32 13.66 4.13 1527 三頭山 11:00 4:15 1:45
38.02 15.36 1.70 1140 鞘口峠 12:30 5:45 1:30
42.09 19.43 4.07 1100 月夜見山第2駐車場 14:15 7:30 1:45 制限時間
スタートから累計 15:00
第3区間(月夜見山第2駐車場〜第3関門:御岳山長尾平 15.91km 制限時間(スタート後)21時間)

【コース概況】雨が降ると必ず語られるヌルヌルの粘土層の下り坂で第3区間は始まります。道端に倒れて眠っている参加者を尻目に御前山の長い登りをこなして行きます。惣岳山を越えて御前山に到着すると、いよいよ木の根とヌルヌルにエグれた下りが始まり、足元が不安定な事から、集団ができやすくなります。個人的にこの下りは一番苦手です。 大ダワに出た後は大岳山の取り付き地点までは比較的フラットなのでマイペースで走れ(歩け)ます。岩が出てきて慎重に攀じ登れば大岳山の山頂です。その後、岩と泥に翻弄されながら暫く下って大岳神社・大岳山荘前に出ます。ここからは道が広くなってフラットになるのでペースアップが可能です。
【ペース戦略】区間制限時間は6時間です。 元気であれば全く問題のない時間なのですが、 夜通し歩いて疲れた体には決して楽な時間ではありません。ここまで来ると膝と腰の痛みはもとより、私は例年アゴも疲れてきてろれつが回らなくなるほどです(何万歩という衝撃に抗して口を閉ざしている為)。しかしながら、夜が明けると体のバイオリズムが正常化して徐々に元気が出る場合も有ります。 完走の為には、痛み、眠気、虚脱感を払いのけて、第3関門を目指してただひたすら前進するしかありません。

距離 標高 地点 目標タイム 備考
累計 区間内 地点間 累計 区間内 地点間
42.09 - - 1100 月夜見山第2駐車場 14:15 - -
46.57 4.48 4.48 1405 御前山 16:15 2:00 2:00
49.77 7.68 3.20 1142 大ダワ 17:45 3:30 1:30
53.71 11.62 3.94 1266 大岳山 19:00 4:45 1:15
58.00 15.91 4.29 929 御岳山長尾平 20:00 5:45 1:00 制限時間
スタートから累計21:00


第4区間(御岳山長尾平〜ゴール:五日市総合庁舎 13.50km 制限時間(スタート後)24時間)

【コース概況】御岳神社の山門前から民宿街を通りぬけ、右折してすぐに鋭角的に左折して、金毘羅尾根の下りが始まります。 途中、日ノ出山に1回登りますが、15分もかからずに登りきれるはずです。頂上からの眺めは抜群で、東京の街はおろか、運良ければ千葉、太平洋も見る事ができます。 ここから先は只只ひたすら下るのみ、注意点は2つのみです。まず一つ目は、下りでつまらない捻挫をしないこと。 もう一つは分岐ではどちらに進むかをよく確認することです。ポイントとなる箇所には表示板が出ているはずなので、迷う可能性は少ないのですが、レースでは何があるかわかりません。 最後の最後にミスコースで登り返すのは精神的な打撃甚大です。
【ペース戦略】区間制限時間3時間は、足に怪我でもしていない限り、楽勝でゴールできるタイムです。 長い長い道のりを歩いてきた参加者に用意された主催者からのボーナスです。 ゴールでは暖かな拍手と温かい軽食(ソバ、うどんなど)が待っています。 そうそうゴールでは写真撮影もされますので、ポーズ等も考えながら下ると良いかもしれません。 20時間以上のタイムで完走した参加者のうち、およそ半分が区間制限時間以内で第3区間をクリアしました(第3関門をクリアした後は事実上完走となることが多く、タイムを気にせず、ゆっくりと下山した参加者も多いと予測され、あまり参考になりませんが・・)。

距離 標高 地点 目標タイム 備考
累計 区間内 地点間 累計 区間内 地点間
58.00 - - 929 御岳山長尾平 20:00 - -
71.50 13.50 13.50 170 ゴール さあ、どれくらいでしょう? 制限時間
スタートから累計24:00