立ち上がり画面
「波及さん」のトップメニューには、次の3個のボタンが表示されます。
産業連関表を読み込む
部門統合表を作成する
経済波及効果の算出
上の方にあるボタンから順に作業を進めていきます。
エラーが生じた場合の対処方法はこちらをご覧ください。
産業連関表を読み込む
1 産業連関表の入手
作業を始める前に、公表されている産業連関表を入手しておいてください。インターネットで「都道府県の名前」(空白)「産業連関表」と入力して検索すればすぐ入手できます。全国規模では、総務省、内閣府、農林水産省、経済産業省、国土交通省などがそれぞれの目的に対応した表を作っています。市町村でも公表しているところがあります。
2 産業連関表を読み込む
波及さんのトップメニューの「産業連関表を読み込む」をクリックすると読み込む産業連関表はExcelの表かどうかをたずねる質問がでてきます。
2-1 Excelで表側に行コード、表頭に列コードが表示された表のときは「はい」と答えます。
「はい」と答えるとマクロが中断しますので、画面の案内表示に従い、公表されている産業連関表を波及さんのワークシートにコピーして貼り付けます。貼り付けたら、次の「部門統合表を作成する」に進みます。Excelのファイルであっても、総務省の基本表のように行部門も列部門もすべて列方向にならんでいるときには「いいえ」と答えてください。
2-2 コードや生産者価格が反復・羅列されているときは「いいえ」と答えます。
「いいえ」と答えると、産業連関表のファイルが保存されている場所を聞くダイアログボックスが出てきて産業連関表を読み込みます。その後、一連の質問に答えていくと、Excelで操作できるようになります。読み込むのに数分かかることがあります。
部門統合表を作成する
1 部門統合表、投入係数表、逆行列表の作成
産業連関表を読み込んだ後、トップメニューの「部門統合表を作成する」をクリックすると、部門を統合し、投入係数表と逆行列係数表を作成する画面に展開していきます。
なお、部門を統合するには、その前提として各部門の定義を知る必要があります。正確な定義がわからなくても、産業連関表の公表と同時にほとんどの場合、部門分類表が
公表されていますので、これをみると、およその見当がつきます。我が国のほとんどの産業連関表は、総務省で5年ごとに公表している表を基準としていますから、部門の正確な定義を知るには、総務省の基本表公表時に発行された「平成17年(2005年)産業連関表 総合解説編
」などをみてください。
2 新部門名の入力
最初の画面では、新部門名を入力するようにメッセージが出てマクロを一度終了しますので、新部門のサンプルを参考にして統合したい新部門名を入力します。初めて使うときはサンプルを修正しないで使う方が簡単です。新部門名の中に「内生部門計」などの集計部門があると検算の際エラーになるので入れないようにしてください。ただし、集計部門であってもCT(列和、行和)は必ず入れておいてください。新部門名を入力後、もう一度「部門統合表を作成する」をクリックすると次の作業に展開していきます。
3 産業連関表を統合せずに使うには
3-1 最初に「はい」と答えてExcelから読み込んだとき
最初に「はい」と答えてExcelから読み込んだ産業連関表を統合せずに使うには、はじめに読み込んだ産業連関表から、「内生部門計」などの集計部門を削除しておいてください。ただし、集計部門であってもCT(列和、行和)は必ず残しておいてください。つぎに、トップメニューの「部門統合表を作成する」をクリックし、「元の産業連関表のままの部門で分析しますか。」という質問がでてきたら、「はい」をクリックします。
3-2 最初に「いいえ」と答えて読み込んだとき
最初に「いいえ」と答えて読み込んだ産業連関表を統合せずに使うには、新部門名を入力するとき、その産業連関表の部門名をワークシートのA欄に、部門コードをB欄に入力し、C欄はB欄と同一にします。集計部門を除くために、A欄の最後の行に「統合しない」、B欄の最後の行に「NULL」、C欄の最後の行に集計部門のコードを入力します。統合しない部門の指定の方法は、新部門のサンプルを参考にしてください。
4 統合と検算
新部門名を入力後、もう一度部門統合表作成をクリックすると、部門の位置などを問う一連の質問が出てきます。縦横のバランスがとれているかどうかと全需要による生産誘発額がCT(生産額)に一致しているかどうかについて検算が行われ、エラーがなければ、部門統合表、投入係数表、逆行列表がワークシートに作成されます。部門数がExcelの列の数を上回るときは、2段書き以上にして全部門を表示します。
エラーがあるときはその部分が赤色で表示されます。エラーは部門の指定ミスに起因するものがほとんどです。「部門統合表を作成する」を再度クリックして修正してください。
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経済波及効果の算出
1 最終需要の入力
トップメニューの「経済波及効果の算出」をクリックすると、分析対象となる消費額や投資額を入力する画面が出てきます。
2 経済波及効果の算出
入力後もう一度「経済波及効果の算出」をクリックすると、生産誘発額、雇用者所得誘発額、粗付加価値誘発額とそれぞれの第2次誘発額が算出できます。ただし、経済産業省や大阪府が公表している地域間表のように本社・支社の関係から粗付加価値が地域別に記載されている場合には、今のところ第二次波及効果に過少値が表示され、正しい第二次波及効果を算出することができません。
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エラーへの対処方法
1 Excelの画面が出ている場合
エラーが生じたとき、Excelの画面が出ている場合には、エラーの回復方法のヒントを表示したダイアログボックスが出ています。エラーが生じるほとんどの原因は部門の指定誤りです。
Excelの表で誤りの生じた部門が赤色で示された場合にはその部門を検討してみてください。縦横の全部門で赤色表示された場合には、新部門の中に集計部門が混じっていないか、内生部門の終了位置に誤りがないか、生産額(列和、行和)の位置指定に誤りがないかなどを確認してください。赤色に表示された数字と一致する数値を持つ部門を探すとエラーの原因がみつかることもあります。
エラーの原因を見つけたときには、もう一度トップメニューに戻り、入力し直してください。
2 マクロが記載された画面が出ている場合
マクロの実行中に何らかの事情でマクロが記載されたエディター画面が出て、途中で中断してしまうことがあります。ダイアログボックスが出ているときは「終了」をクリックするとマクロが終了します。「デバッグ」を選択した場合にはメニューバーの「■」をクリックするとリセットされて、マクロが終了します。
マクロの終了後、マクロが記載されたエディター画面からExcel画面に戻るには、画面の最下段にある”Microsoft Excel”の文字をクリックします。マクロを終了しないままExcel画面に戻るとExcelが動きません。そのときは、”Microsoft Visual Basic” の文字をクリックしてエディター画面に戻り、「■」をクリックするとExcelが動くようになります。マクロを終了しないまま無理をして電源を切ってしまうとデータが失われるなどの恐れがありますので必ず終了してください。
エラーの原因はいろいろあり得ますが、ほかのExcelが開いている場合は閉じ、もう一度、トップメニューから入力しなおすと動く場合がほとんどです。プログラムのバグもあり得ますので、連絡していただけるとよりよいソフトに改善できます。ご協力をお願いします。連絡先はyasuda@suou.waseda.jp(@は半角に訂正してください。)です。
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