ベートーヴェンは凄い
全交響曲演奏会


東京交響楽団他
晋友会合唱団他


2003.12.31
@東京文化会館

 今年は、ベートーヴェンの第九を聞きながら年越しをした。私の年越しは家でこたつに入りながら紅白歌合戦を見て、NHKのゆく年くる年を見てしみじみするというのがおきまりだったので、初めて外で過ごしたことになる。
 午後3時頃に1番から始まって、途中マニアックなトークショーと休憩を挟んで、12時過ぎまで
ぶっ通しだったのだが、意外にというかやっぱり飽きることはなくて、うとうとすることもなく、全曲真剣に聴いた。感想は「ベートーヴェンは凄い!」とタイトル通り。「音楽は、人生を考えるヒントになる」というようなことを三枝さんが言っていたけれど、一年の締めくくりにいろいろと反省するには、ベートーヴェンの交響曲ほど恰好の音楽はないと思う。しかも第九を聴きながら、前向きな気持ちで年を明けるなんて最高。合唱も素晴らしくて、晴れ晴れした。今年はいい年になりますよーに!

 

ピアノ・トリオ
パスカル・ロジェ(p)
小林美恵(vl)
長谷川陽子
(c)

2003.10.12
@紀尾井ホール
 サン=サーンス、フォーレ、ドヴォルザークのピアノ三重奏曲と、選曲だけでかなり期待していった。大好きなフォーレでは、もの悲しく美しい旋律を表現豊かな二つの弦でしっとり。ドヴォルザークは、派手な曲で、三人の息のあったノリノリの演奏で圧倒された。
今回、生でピアノ三重奏を聴くのは初めてだったのだが、バイオリンとチェロの掛け合いは、なんだかセクシーだと思った。小林美恵は、音質がとてもきれいで安定しているのでいい。芸術家ぽいし。好きなバイオリニストリストに入れることにした。
 それにしても紀尾井ホールは心地よすぎ。となりのおじさん、爆睡してたもの。
■サン=サーンス
 ピアノ三重奏曲第2番ホ短調作品92

フォーレ
 ピアノ三重奏曲ニ短調作品120
ドヴォルザーク
 ピアノ三重奏曲第4番ホ短調作品90
 「ドゥムキー」

美輪明宏音楽会〈愛〉
2003年〈東京・渋谷公演〉

2003.10.5
@パルコ劇場
 毎年恒例の美輪さんのコンサート。
 前半は「ヨイトマケの唄」を含むオリジナル曲を数曲。結婚生活の実態を歌った「主婦賛歌」とおじさんの現実を歌った「40なんてやだよ」(たぶんこんな題)は超リアルな歌。美輪さん自身は、そんな生活とはほど遠いだろうに、よくぞどんぴしゃりと歌い上げるものだ。人生相談をしているから、いろんなことが見えてくるのかも。小説を書いたら面白いと思う。
 後半はふわふわのショールを身にまとって、「愛の賛歌」「群衆」など、おなじみのシャンソンをたっぷり聴かせてくれた。アンコールは、舞台を片づけるふりして再登場。そして、お約束の「老女優は去りゆく」は今回もサイコー!! 全開の照明を浴びながら客席を通って退場した。
 相変わらずの毒舌トークと凄みを感じる歌いっぷりに、すがすがしい気持ちになった。やっぱり美輪さん、尊敬してます。