■国内SFC版は発売されていないSNESオリジナルソフト。『CYBERNATOR』(海外版ヴァルケン)を発売したUSコナミがその続編として海外で発売したロボットアクションゲーム。見ての通り、SFCの『重装機兵ヴァルケン』や『フロントミッション・ガンハザード』によく似ているが製作を担当したのは大宮ソフトではなくルーカスアーツである。この『メタルウォーリアーズ』、海外ソフトメーカーの製作だからと言って必ずしも内容が大味なわけではない。一度遊んでみればわかるが、ただのパクり作品で片付けれないほど丁寧に作られている。

■面を進めるにつれ乗り換えることが出来るようになる計6種類の機体は皆それぞれクセがあり、移動方法や攻撃方法、特殊武器などが全く違う。1体1体のメカがきちんと作られているおかげで、これらの機体を使った2人同時プレイ可能な対戦モードもこのゲームには用意されいる。対戦フィールドも数種類用意されており、対戦中には追加武器や体力回復アイテムなども出現する。友達と対戦すると熱くなれる。

■ストーリーモードの方も各面の合間に次の面の作戦会議が行われるので展開が把握しやすい。またストーリーに沿ったビジュアルシーンが挿入されていたり、面ごとにクリア条件が異なっていたり、面によって出撃する機体が違ったりと、プレイヤーを楽しませてくれる演出がふんだんに盛り込まれている。

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■この作品ではガンハザード同様、パイロットをメカから乗り降りさせる事が出来る。違う機体のメカに乗り換えるときはもちろん、人間専用の狭い通路を通るときや、閉じているハッチを解除する作業など、パイロットの状態でしかする事が出来ない作業がいくつもある。その為パイロットをメカから乗り降りさせる回数は何気に多い。そこで注意しておきたい事がある。パイロットが降りた無人のメカは敵兵に乗っ取られる事があるということだ。メカを乗り降りする場合は周りに敵兵がいないか注意したい。自分のメカを謝って乗っ取られてしまった場合、他の場所に無人のメカが放置してあれば何とかなるが、乗れる機体がない場合は何も出来ない状態になってしまう事がある。

■各面にはアイテムボックスがあり、それを破壊する事により追加武器や体力回復アイテムを入手する事が出来る。追加武器を入手すると実際のメカのグラフィックにもきちんと装備されるので分かりやすい。序盤では回復アイテムが無限に出現するポイントがあるのでそこを拠点に行動すると楽に進めることが出来る。

■一見パクリ作品のように思えるこの作品。しかしその内容は日本で発売しても勝負できるような丁寧に作られたロボットアクションに仕上がっている。『ヴァルケン』や『ガンハザード』を遊びつくした人やロボットアクションゲームが好きな方には堪らない作品なのではないだろうか。
METALWARRIORS
(メタルウォーリアーズ)

製作 / LucasArts
販売 / KONAMI
プレイ人数 / 1〜2人
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