動脈塞栓術とは、血管造影検査の手技を用いて、経皮的に動脈内に挿入したカテーテル(細い管)を通じて、病変に関与する動脈を人工的に閉塞させる放射線医学的な治療法です。 国際的には「Interventional Radiology」、日本では「IVR」と言われる治療法のひとつに含まれます。 平たく言うならば、「カテーテルを使用した血管内治療」です。 動脈塞栓術は、全身の様々な疾患に対して既に25年以上前から行われており、手技的には新しい治療法ではありません。むしろ現代医学では確立された古典的治療法と言えます。 動脈塞栓術の治療効果は、次の2点に集約されます。
動脈塞栓術の対象疾患は以下のとおりです。
このうち日常診療で最も行われている疾患は、肝臓癌です。 子宮筋腫に対しては、およそ20年以上前より海外で応用されています。