バブルリング遊びの壺(コツ)
(バブルリング遊びで、よりきれいなバブルリングをつくるために)
良いバブルリングとは
良いバブルリングとは、間違いなくゆっくり浮上するバブルリングです。
バブルリングはリングの形を保ったまま広がるほど、浮上速度はゆっくりになります。
ただし、きれいな歪みの無いリングでなければ、形を保ったまま広がることは出来ません。
それに一瞬で消えてしまったら、美しさを感じることが出来ません。
ですから、良いバブルリングとは、ゆっくり浮上するバブルリングなのです。
ゆっくり浮上する泡とは
まずバブルリングではなく、普通の泡ではどんな泡がゆっくり浮上するのでしょう?
それは小さい泡です。浮上速度は小さい泡の方が大きい泡よりゆっくりなのです。
余計なことですが、スキューバダイビングの講習では小さい泡と同じ位の速度で浮上するように教えます。
小さなゆっくり浮上する泡を安全な浮上速度の目安とするのです。

写真は計量スプーンで発生させた泡が浮上していくところをビデオ撮影し、1/15秒毎の画像を合成したものです。
ですから、浮上速度がゆっくりであるほど写真の泡の数は多くなります。
左が5ml、右が7.5mlの計量スプーンで発生させた泡です。
左には7.5個、右には7個の泡が写っています。
わずか約12cm浮上する間での比較でも差がでます。
ゆっくり浮上するバブルリングとは
(水中で泡をロートで受けてバブルリングを発生させる方法で)

写真は左から6角錐ロートで7.5ml泡、6角錐ロートで5.0ml泡、7角錐ロートで7.5ml泡の条件で、
泡からバブルリングを作ったときの様子をビデオ撮影し、1/15秒毎の画像を合成したものです。
(泡は放出の瞬間からリングになっている訳ではありません。バブルリング説明のページ参照)
左側と中央の写真の比較で、バブルリングでも空気の量の少ない方がゆっくり浮上することが分かります。
また、左側と右側の写真の比較で、薄いロートの方がゆっくり浮上することが分かります。
空気の量が少なく、薄いロートで作ったバブルリングがゆっくり浮上するのです。
ただし、ここが難しいところなのですが、7角錐ロートで5.0ml泡の条件では、
ほとんどリングを形成させることはできませんでした。
これは使用した7角錐ロート中央の孔が6角錐ロートよりも若干大きいためなのです。
<ここからの説明はちょっと複雑になりますので、不必要でしたら、読み飛ばして下さい>
ここで使用した6角錐ロートと7角錐ロートは、円形シートを1/2に2回折って8等分し、
6角錐はその内の6/8を、7角錐は7/8を使ってロートにしたものです。
中央の孔は円のシートを1/2に2回折った状態で先端部分を3mm切り取り作ったものです。
ですから、仮に円錐として計算すると以下のような大きさになります。
6角錐:底面・側面間の角度41.4°、放出孔直径4.5mm
7角錐:底面・側面間の角度29.0°、放出穴直径5.25mm
<ここから重要です>
ロートの孔の大きさは特に重要で、孔径に対して空気量が少なすぎるとバブルリングにならず、
また、多すぎるとバブルリング+余分な泡となり、そのバブルリングもすぐに壊れてしまいます。
水中で泡をロートで受けてバブルリングを発生させる方法では、ロートの角度と放出孔の大きさ、
泡の体積の3つの条件のバランスをとることが必要で、それがとれた時、
きれいなバブルリングを安定して発生させることができます。
ただし、水温と水深が変わると3つの条件はずれます・・・。
円形シートの6/8を用いて作った円錐に4.5mmの孔を設けたロートに5〜7.5mlの泡という条件は、
そこそこきれいなバブルリングをかなり安定して発生させることのできる条件なのです。