花の島 礼文
6月29日・30日・7月1日の2泊3日で礼文の旅に行きました。
礼文島には札幌丘珠空港から稚内空港へ1時間、稚内からフェリーで1時間50分で到着です。(今回はANKの「道内どこでもひととび7000円」キャンペーンを利用しました。)
1日目
到着した29日は曇りの予報でしたが、昼から太陽が出て暖かくなり、空も青く晴れわたりました。すぐにレンタカーを借りて、南のフェリーターミナルから北の端にあるスコトン岬までゆっくり1時間のドライブです。島を1周する車道がないので、スコトン岬からは来た道を折り返します。
最北端に来たんだなあ・・・と感慨に浸る暇もなく、大型観光バスが到着すると、わいわいガヤガヤ大勢の人が突然現れます。ほとんどが中高年の人で、そのパワーには圧倒されっぱなし。疾風怒濤のバスツアーです。ああ、のんびり気ままな個人旅行でよかった。
この日の宿は南端の知床(礼文の町の名前)です。島にホテルと呼べるのは2軒。たいていは民宿泊まりになります。わたしたちの宿は民宿「知床」。島と花が大好きというかんじの若旦那がYH(ユースホステル)のような感じで親切に接してくれました。お食事は揚げ物が一切なくてヘルシーな中高年向けでした。
2日目
朝8時に宿を出発。この日は一日歩く予定。朝から霧がかかって遠くまでの見通しがきかない。しかし、ラッキーな事に10時のコーヒーブレイクのあとお昼にはなんとか晴れて気がつくと足元にはお花畑がひろがっている。

知床 元地灯台下のお花畑
![]() |
![]() |
![]() |
桃岩歩道
元地灯台を過ぎると左右に海を見ながら花の中を歩きます。よく見ると、西側には花の斜面が海に向かって広がっているのに、東側は熊笹の原になっています。ガイドブックによると、笹は根っこが寒さに弱いので、風の吹きつける西側には生えないのだそうです。寒さに耐える高山植物が美しく生き残っているのですね。

レブンウスユキソウ
礼文林道
桃岩歩道を過ぎると、礼文林道に入ります。しばらく歩くとレブンウスユキソウの群生地に出ます。レブンウスユキソウはかの有名なエーデルワイスの仲間です。黄色いところが花で、花びらのように見える白いところは”ほう葉”というはっぱです。星のような可愛い花がたくさん咲いているのは圧巻です。
![]() |
![]() |
ハクサンチドリ ヨツバシオガマ

礼文滝への道
礼文林道の途中から、西の方向に入ると礼文滝に向かう道に出ます。この道の途中にも花が美しく咲く丘があります。丘でおにぎりを食べて休んでいると、初老のトレッキンググループが通りかかり、「滝を見て来ましたか?」とたずねられました。わたしたちはここまでです・・・と答えると、「なーんだ、だらしないね。わっはっは。」 老人の元気なこと。完全に負けています。
![]() |
![]() |
ネムロシロガマ センダイハギ
林道を歩いていると、ずっとウグイスやその他の名も知らぬ鳥がさえずり、あたりにわたしたち以外誰の姿も見えなくても、寂しくありません。
礼文の花の道は今ではあまりにも有名で、最近のトレッキングブームも手伝い、山を歩く人がとても増えているそうです。礼文は霧がかかりやすく、雨も降りやすい気候です。ぬかるんだ道をたくさんの人が歩く事で、道が荒れ、花をふみつぶすことも起きるそうです。私たちも、もう一度行きたいとは思いますが、リピーターがどんどん増えるとどうなってしまうのかしら・・と考えます。
3日目

礼文を離れるフェリーの上で
礼文島にあるユースホステルでは、盛大な見送りをしてくれるのが有名です。宿泊中に夜のミーティングで教わった歌とおどりで見送りです。あまりに恥ずかしいので、恥ずかしがりの人にはユース泊まりはお勧めできませんね。
稚内と宗谷

稚内で飛行機の時間までレンタカーでドライブ。ノシャップ岬からは、ずっと雲に隠れていた利尻島の利尻岳がきれいに見えました。利尻岳は1600mの高さで、島の海抜0mからの登山になるので、とても厳しいのだそうです。それでも、たくさんの中高年ハイカーが歩きます。

宗谷岬の展望台から海の向こうにうっすらとサハリンが見えます。写真でうっすらと陸地が見えるのがわかりますか? フェリーで5時間でサハリンに到着します。近い外国ですね。
稚内は国内の遠い地です。
| この旅のデータ 交通機関 札幌(丘珠空港)⇔稚内空港 ANK(特別割引で片道7000円) 稚内⇔礼文 フェリー 片道2100円 宿 礼文 民宿知床 1泊2食 8000円 旅館一番館 ″ 8500円 レンタカー 礼文島内 2ドア軽6時間 7000円 うに丼 礼文島で 3000円 宗谷岬で 2700円 |