Arts&Crafts


スピンドル手紡ぎ織り
ローゼンゴン 2009.9
ブンデンローゼンゴン 2009.7
フィンランドのルイユ織 2006.12.11
白樺の皮細工 2004.5.19
オステルヨートランド工芸展 2004.5.
飛騨さしこ 2002.10
名古屋 有松絞り 2002.6
Lotta Jansdotter2002.5


2010年2月4日

スピンドルで手紡ぎ そして織る。





たぶん今日はこの冬一番寒い日ではないでしょうか。
これ以上寒くならなくていいです。

青森でも真冬日が三日目になり、道路の雪が凍りつきました。
北海道のようです。

それで、家にこもってすることは羊毛の手仕事です。
スピンドル(木のコマのようなもの)で手紡ぎした
ポロワスとゴットランドの糸でマフラーを織りました。

卓上の二枚綜絖織機なので模様は手で拾い。
グースアイを織ったのですがきちんと模様が出ませんでした。
たて糸とよこ糸が同じ太さではない事と、だいたいスピンドルで
くるくる回しながら紡ぐので太さが一定になりません。

その不統一な味わいが好きなので、まずまずの出来上がりと
おもいます。

ポロワスという羊の毛は柔らかくて肌ざわりがよいです。
ちくちくしないマフラーを・・・というのも目的ですから。まあいいかな。



  別の織り  ローゼンゴン



2009.9月

相変わらずスウェーデンの話題はありません。

青森はまもなくねぶた祭りです;夕方になると笛と太鼓の
練習の音がどこからか風に乗って聞こえてきます。



前回見ていただいたブンデンローゼンゴンと同じたて糸で
足の結びを変えて織ったローゼンゴンの織物です。
(壁掛けか、敷物か、これに座る気持ちにはなれません。)

ローゼンゴン(rosengaang)は英語ではローズパス
「バラの小道」と訳すことができるでしょうか。

色と柄の組み合わせでさまざまな雰囲気に仕上がります。
スウェーデンの織物らしいといわれ好まれているようです。

多色使いということは、たくさんの色の糸を持っていないと
織れないのです。わたしはグリーン・ブルー系の色を持って
いたので、この色調しか織れなかった訳です。

織り人の悩みはそのあたりが深いのです。
気に入った糸をたくさんの色で揃えるなんて難しい・・・

前回のブンデンローゼンゴンもこのローゼンゴンも
たて糸はスウェーデンの麻糸、よこ糸はスウェーデンの
フォーローガーンという一本撚りのウール糸です。

2009年7月14日


たまに織り











最近はなにもスウェーデン関連の話題はありません!

ときどき札幌に行く機会があると、織りの先生のアトリエに縦糸を
かけたままの織りの続きをさせてもらいます。

恥ずかしながら、最近の作品の写真を載せてみました。
先日ようやく機からほどいたブンデンローゼンゴンの写真がこちらです。
4枚そうこうで4回横糸を通すとようやく一段が織れるという織りで、
単純に考えて通常の二倍時間がかかります。
糸の色も頻繁に変えるので、ますます時間がかかります。

初めてのブンデンローゼンゴンを織り、そうか、こういうものなのね。
とようやく分ったと言うわけです。
出来栄えは、縦横の糸のバランスがいまひとつで、みっちりと横糸が
入っていません。そこが反省点です。

これはもったいないのでそのまま飾ることにしますが、計画的に
柄を織り、切り離して小さな額にいれると可愛いかしら。と思います。

青森に居る時はもっぱらこぎん刺しに専念しています!


2006.12.11 

< DECEMBER >


この写真はフィンランドのルイユ織、ハートの柄です。
下に紹介したスカンジナビアスタイルに紹介されている
ヘルシンキの手工芸友の会で昨年購入して来ました。
12月にあわせて慌てて仕上げることになりました。


2004.5.19
白樺の皮細工

これはお茶の葉を入れたりするそう

スウェーデン手工芸展イベント
木工ワークショップ
in 札幌芸術の森 木工房
2004.5.19

オステルヨートランドの木工家の指導で、白樺の皮を使った小物を作りました。
na:ver(ネーベル)というのが白樺の皮を工芸用に切り出したものです。

スウェーデンでは昔からこれを利用して小物入れ、かごなど様々なものを作っています。

茶色い皮が、写真だと動物の皮のようにも見えますが、白樺の表皮を剥がした
”内側”の部分です。だから茶色の裏側は普段見る白っぽい白樺の皮です。

作り方は簡単です。
@ 長方形に切り出された皮に、ヘラで線を引き外側の大きさを決めます。
次に丸めて組み合わせる時の”はめ込み部”の線をヘラでつけます。
このはめ込み部の作り方を間違えないように気をつけます。(簡単そうで
ややこしいので、紙の型をもらい一度練習してから本番に臨みました。)

へらでつけた線のとおりにナイフで切ります。そしてうまく丸めてはめ込みます。
これで外側の部分が出来上がりです。

A 次に、白樺の皮を外側と同じ大きさの長方形に切ります。これは、茶色い側が
内側になるように丸めて、”外側”の中にはめ込みます。
内側に入れた2枚目の皮は外側に開こうと反発するように丸めたので、内側
から外側の筒を押してくれるのです。これによって筒の形が安定します。

B 底の部分は、蓋より少しだけ薄い別の木で作ります。筒にはめ込み、木っ端で
作った小さな木のくぎをキリで穴をあけてから打ち込みます。接着剤は使用しません。

蓋もちょうどはまるように作り、取っ手を皮で作ります。蓋に穴をあけて皮をねじ込み、
木っ端で挟んで止めただけです。

結局、接着剤も鉄の釘も使わず、まったく自然の方法で出来上がりました。
素材の性質を利用して、「簡単だよ」といった言葉の通り出来上がったのには
感動しました! このシンプルさと自然さは昔からの人間の技そのものです。

指導してくれたラモンさんによると、札幌の白樺でもできるそうです。ただ、
皮を切り出すのには経験が必要で、白樺の葉が出始めた時期に皮を剥ぐ
というタイミングの見極めが大事だということ。

以前からスウェーデンで売っている白樺細工の物が大好きで、欲しくてたまらない
のですが、けっこういいお値段なんですね。だったら自分で作れないかな・・・
と思っていたんです。これでネーベルの細工はちょっと出きるようになったから、
材料が手に入ればどんどん作るのに。

でも今回は芸森の木工房の道具が揃っているので簡単にできたのでした。
木工は、やはり道具が命・・・です。
      

伝統柄の織りがあります

羊の毛のついた皮の服




こんな裂き織りをしたい


オステルヨートランドの手工芸協会によるスウェーデン手工芸展が始まりました。



飛騨さしこ

高山の宮川に沿った道には古い日本家屋の商店が残り、
ぶらぶら歩きが楽しみです。
そのなかに「飛騨さしこ」というお店がありました。

お店の建物自体が立派な柱の日本家屋で、入り口には藍染めののれんが
かかっています。店の中にはたくさんのさしこの製品があります。
小物から大きな高級品まで見きれないほど。

そのなかで私の見つけたお気に入りは、にわとりの鍋つかみ。可愛らしくて、
使いやすい。うさぎのバージョンもあります。

にわとり鍋つかみ

お店の人がいろいろ説明もしてくれて、自分でちょっとさしこの真似事をして
みようかなと思いたちました。ナフキンセットを購入。布に線が引いてあります。
運針のつもりで、針目が揃うのがきれいな仕上がりのコツだそう。
さしこ用の糸、布も売っています。もめんの藍染め、麻の柿渋染めなど、魅力的な素材です。

さしこキット ナフキン

さあやってみましょうか。肩がこりそうですが。

おすすめの「飛騨さしこ」の店舗は何箇所かあるようですが、私は
さんまち通りのすぐちかくにある”さんまち店”にいきました。



トップにもどる


名古屋 有松絞り

名古屋に遊びに行ったときに、ちょうど有松絞り祭りがありました。
有松は東海道の町並みが残り、絞り・染めの店がたくさんある伝統の町です。

絞り祭りでは、普段はお高い製品がお買い得になりますので、たくさんの人が
わんさわんさと集まります。 絞り・染めの伝統を伝えるために、体験をしたり
実演を見られるような場所が設けられています。

絞りは細かい細かい手仕事で、総絞りの生地になると気の遠くなるような仕事が
されています。写真で確かめていただけるでしょうか。

木綿の生地に、取れやすい染料で模様がつけてあり、それをたよりに道具で布を
引っ張り、糸で縛るのです。模様によって使う道具はそれぞれ工夫されています。
手仕事では、道具がとても大切なのがわかります。

しかし、最も必要なことは忍耐・根気だとおもいます。写真でおわかりいただけるでしょう。
少数の若者もいるのですが、ほとんどがおばあちゃんです。伝統工芸を伝えていくのは
現代では難しいことです。若い世代はがまんをする訓練ができていませんからね。
畳に座っていることさえ困難です。

生活の中で間近に見ながら育つことも必要ですね。家の中の普通の手仕事も、今では
見ることがないかもしれません。お母さんの編物や縫い物の後姿を見たことがありますか?



実演をするおばあさんの手元 引っ掛ける道具が見えています



ずらっと並んでそれぞれに違う絞りを担当します。見学する人も感心しっぱなし。



総絞りの仕事がされたところ。これを染め上げると蝶々柄かお花の柄になるのです。
後ろには染め上がった製品が掛かっています。


TOPにもどる
Lotta Jansdotter

微妙な色使いのカード 写真にくっきり写らないのです・・・


札幌の雑貨やさん(tabasa札幌駅アピア1f)で見つけました。
(ごめんなさいこれは間違いでした!↑パセオ東側1fです。)
ロッタ ヤンスドッテルさんはグラフィックデザイナーで、日本のマーケットで
布のプリント、ガラス、衣類などのデザインに関わっているようです。

雑貨カタログという雑誌に「ロッタちゃんのサンフランシスコ便り」という連載をしています!
ストックホルムからサンフランシスコに移り住んでいるそうです。popミュージックに続き、
デザインの世界でも日本でブレークして凱旋するパターンが生まれているのでしょうか。

雑貨カタログから”ロッタ・ヤンスドッテルの世界を詰め込んだムック”が9月に発売予定だそう。

Lotta JansdotterのE−Cardのサイト
http://www.e-cards.com/catalog/cat-selection.pl?artist=Lotta%20Jansdotter


TOPへ