2011.7.21

初めての・・・

窓ガラス越しに撮影したタリンクシリアライン 船内のショッピングフロアーで
踊りのショーが行われ 6月19日から7月3日まで、夏至の時期の北欧旅行
に行ってきました。 夏至に行ったのも初めてですが、いろいろ初めてのことが
ありました。





<初めてシリーズ1>

まずはタリンクシリアラインのフェリーでストックホルムからヘルシンキへ航海する!

前はシンプルにシリアラインでしたよね。 夕方5時出発で翌朝10時到着ということ
で、ホテルのお高いストックホルムを考えると 一泊お得です。 乗り心地は、天気が
良かったので揺れは全く気になりませんでした。 船室は下から2番目のBクラスで
窓が無い部屋でしたが、寝るだけなので まったくオッケー。

夕食はビュッフェにしてみました。時間は17時からと20時からの2回に分れ、 選ぶ
ことができます。わたしは20時からでした。料理はバラエティーに 富んでなかなか
楽しかったです。巻き寿司がありましたが、硬い米をがっちり 巻いてあり、これを寿
司とは言わないぞ・・というしろものでした。

  今回の旅行中東洋人の団体はほとんどが韓国人か中国人のおじさん おばさんで
した。ビュッフェでも一緒になりましたが、割り込むしうるさいし・・・ 20年前は日本人
の団体がこんな風だったのかも知れないと思いました。


<タリンクシリアライン>
ストックホルム(va:rtahamn)→ヘルシンキ(olympia terminal) Silja Serenade号
Bクラス2名用客室 料金 231ユーロ(ビュッフェ料金1人33ユーロを含む)

ヘルシンキ(西ターミナル)→タリン(Dターミナル) Superstar号 普通席(座席指定無し) 
1人38ユーロ 朝7:30発→9:30着

タリン(Dターミナル)→ストックホルム(var:tahamn) VictoriaT号
Bクラス2名客室 料金 165ユーロ(夕食なし) 18時発→朝10時着  



2011.7.23

初めての・・・No.2

「初めてのO:stergo:tlands Ullspinneri(オステルヨートランド羊毛紡績)」



羊の毛布を織っている機械。右隅に織りあがった毛布が重なっています。
この織機がジャガード織機ジェニーです!!
(ジェニーは紡績機でした。失礼しました)





今回は原毛屋さん主催の手仕事ツアーで、オステルヨートランド羊毛紡績が
お世話する手仕事ペンションに宿泊し色々な羊毛の仕事などをしてきました。

オステルヨートランド羊毛紡績のデザイナーで経営者でもあるウッラ・カーリンさん
とは札幌で東京でレクサンドでとお会いした事がありますが、工場を訪ねるのは
初めてです。あの毛布や毛糸がどんな風に作り出されているのか、
見たかったのです。


スウェーデン種羊の刈り取られたままの毛を洗い、カードし、紡ぎ、染めに出す。
毛糸はこれで出来ますね。
毛布はそれから織りにかけられます。

カードする機械やジャガード織機はご主人のBorge(ボリエ)さんと職人のKatarina
(カタリーナ)さんの二人で動かしています。たった二人!

とても小さな小さな工場なのです。ちょっと驚きます。日本に輸出しているのにね。


カタリーナは30代(たぶん)の女性で恥ずかしがりやさん。彼女に話を聞きました。
「わたしは結婚してこの土地に来たのね。知り合いが居ないし仕事がしたくて
突然ここに来て”仕事はありませんか?”と聞いたのよ。それで働くことになったの」

なぜ紡績工場に?
「ウールが好きで興味があったのね。それだけ。 主人は牧場主で家の仕事もあるけれど、
紡績工場の仕事をずっと続けているの。好きだから。」

カタリーナは必要な時には怖がらずに織機の上にあがり調節をしたりしています。
わたしたちの講習の間も、編み物を教えてくれたり、見学の時の運転手になったり。
彼女が居ないと困っちゃうとウッラ・カーリンもボリエさんも言っています。
 

今年はオステルヨートランド羊毛紡績会社が設立されて30周年。
質の良い毛糸を作り、スウェーデン種の羊を守り、素敵なデザインの毛布を作り
編み物セミナーや若い人への手仕事の啓蒙など貴重な仕事を続けています。


ウッラ・カーリンとボリエの人柄に触れ、休みを返上して働く姿を見て、
そしてオステルヨートランド・エーデスヘーグという土地の美しさを体験し、
ますますオステルヨートランドの毛糸と毛布のファンになりました。


個人で編み物セミナーに参加する可能性もあるそうです。
オステルヨートランド羊毛紡績のサイトにセミナーの案内が
英語で記載されていますのでごらんください。
(すみませんが自分で探して下いね。英語かスウェーデン語が
できないと行かれないし・・・)



初めての・・・シリーズ3  夏至祭!



マイストングがよくわからない写真ですね;




この地域は麦や麻を栽培しているので、麦刈り踊りでしょうかねえ


スウェーデンで夏至祭を見るのは初めてでした。 ツアーリーダーからは、
ダーラナの夏至祭とは比べ物にならないから 期待しないようにと言われ
ていました。 確かに、マイストング(メイポール)がささやかだし、民族衣
装を着て いる人がいない! 民族ダンス同好会の人たちが民族衣装で
登場しました! 民族音楽の楽団もバイオリンが一人しかいないし・・・
寂しいな。 結局、北海道の当別町(ダーラナ・レクサンド市と姉妹都市)
の夏至祭 のほうが3倍くらい本物らしくて立派(!)ということがわかりま
した。 村のほのぼのした夏至祭でした。



そしてただ1人完璧な民族衣装で座っていたおばあさんが一人。 当然接近
して「写真を取っていいですか?」許可を頂き写真撮影を しましたら、「紙と
ペンを出して!」      なにかとおもったら 出来上がった写真をわたしに
送ること!!と言い付かりました。 もちろん、後日お送りいたしました。 Svea
おばあちゃんはしっかり者でした。


2011年8月16日

初めての・・・シリーズ4  初めてのバルトの国






ぜひ一度尋ねたいと思っていたバルト三国のひとつ、エストニアの
タリンにフェリーで一日だけ立ち寄りました。

2007年にヘルシンキのYHでドイツの女の子に会ったときに、
「今日は日帰りでタリンに行ってきたのよ」といってたくさんの
写真を見せてもらいました。その時の街の風景がとてもノス
タルジックというか、ストックホルムやヘルシンキとはちょっと
違うソ連か東欧の雰囲気がしていました。
(見たことないですが)

タリンはヘルシンキから高速フェリーで2時間ほどで行けるというの
で、いつかは行ってみよう!と思いました。

そして最近はバルトの国々の手仕事がしばしば紹介されて、これが
また少し古い伝統が残っていて工芸自体が盛んということ。
ぜひ見てこなくては!





中世ハンザ都市として栄えたタリンの旧市街は城壁に囲まれ、見張り
台であった高い塔がいくつも建っています。 どこかで見たような・・・
そうです、同じハンザ都市であったスウェーデンゴットランド島のヴィス
ビーも城壁に囲まれた街でした。





街の店の入り口にセーターを着たおねえさんがいました

このような工芸品の店がたくさんあるようでしたが、実は時間が全く
足りなくて駆け足で旧市街を通り抜けました。三軒しかお店を見るこ
とができず。けれど、見たお店は丁寧な手仕事の編み物や木工品
などが多くあり、たしかに手仕事をする人が多く居るのだろうと想像
できました。

編みこみ模様のウール製品が多いのが印象的でした。だって「セータ
ーの壁」という名前のセーター屋さんが並んだ通りがあるくらいです
から!
ただし、お土産用のセーターはデザインなどが伝統的な柄だけでなく
お土産用によく売れそうな新しい柄などが多かったようです。伝統的
な工芸が見たいなら、エストニアの手工芸協会のようなお店を見ない
とね。







道路上に張られた架線から取った電気を動力として走るトロリーバ
ス。バス自体がとても古くて、時代を20年遡ったような気持ちになり
ます。そして乗客の中心はおじいさんおばあさん。その服装も20年
前のよう。




昔懐かしい雰囲気のキオスク。ここでバスのチケットを購入してから
乗車。


タリンで大失敗ふたつ

一つは道をたずねたお兄さんが「なにか?」と振り向いたその手には
缶ビール昼間っからビールを飲んで街にいるって・・・しまったなあ。
「同じ方向だから一緒に行くよ」と頼んでないのに付いてきて、分れ
る時には「2−3ユーロくれないかなあ・・・」 だって。あー、やられた。


二つ目は、バス停の名前がガイドブックと違っていたこと。エストニア
野外博物館へバスで行きましたが、「地球の・・」に書いてあったのは
「Vabaohumuuseum」ですが「Rocca al Mare」で降りるのでした。
暑い日だったのに4つのバス停を歩いて戻るハメになり、時間もロス。
だいたいエストニア語が読めないし、英語の表記はほとんどないし。

エストニアはフィンランドよりずっと難しいと思いましたよ。

2011年9月21日

初めてのシリーズ5  naalbindning(ノールビンドニング)







親指を編む道具として使い、こんな風に編んでいきます。
(写真はnaalbindningの本から)


いつ旅行に行ったっけ?というくらい時間が経ってしまいましたが
旅行レポートの続きです。
今回の旅行は原毛屋さんアナンダの手仕事ツアーで、織り・編み物
・染め・ボタン作りなどなど何種類もの仕事ができるように計画されて
いました。

自分でやりたいことを選ぶことができましたので、わたしは道具を
持っていてもいまだにやったことがなかった「ノールビンドニング」
と「ボスニアンクロシェ」を楽しみにしていました。

教えてくれたのはシャーロッタという女性で仕事は救急看護士!
看護だけでなく救急車を運転する事もあるんですって。カッコイイ。

ノールビンドニングは一本針でする編み物で、青銅器時代には
存在し、石器時代の針らしきものも発見されているそうです。

編んでみて編地の特徴は、厚みがあることと縦によく伸びること。
それで暖かく擦り切れにくいのが長所だそうです。ぐるりぐるりと
輪に編んでいくので、帽子や手袋、リストバンドなどにするのが
良いですね。セーターも可能ですよね。

しかし、時間がかかります。そして、糸を継ぎ足し継ぎ足し(新しい
糸を撚り合わせてつなぎます)するのも手間がかかります。

針一本で何か形を作れるので、どこでも編めるのはいいですね!
一度やったら面白いですよ!(すぐ忘れそうですけど・・・)



もうひとつは・・・

初めてのsmygmaskvirkning(スミーグマスクビルクニング)
日本ではボスニアンクロシェと呼ばれている





ボスニアンクロシェは日本でもひそかに流行りつつあるように
思います。
クローバーでキットを販売していたのではないでしょうか。

こちらも輪に編むぐるぐるタイプの編み物ですね。
そして縦に伸びるけれど横には伸びにくい・・それは二色の糸で
裏に回った糸があるから伸びないのでした。そのかわり多色だと
厚みが出るので暖かくなりますね。

もう少し編み方による特徴を訊ねてくればよかったですが。
とにかく編み方を聞くのが精一杯で・・・スウェーデン語で
教えてもらうだけでもいっぱいいっぱいでしたよね;


このチャンスにたくさん教えてもらいたかったので、すべての
作品がコツを掴んだあたりでお持ち帰りにするしかなかったのね。
我ながらとっても欲張りでした。でも参加者みんながそうでした(笑)

写真の状態までにしたのは帰国後のことでした。
ときどき復習をしないと忘れてしまいそうです。



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